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タグ:近江の町並みと街道 ( 62 ) タグの人気記事

木之本

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長浜市に合併はされましたが、
木之本へ来ると「あー、やっぱり木之本」
・・・って、感じです。

京都・大阪、名古屋からも遠く、
観光地、彦根・長浜からも微妙に離れていて、
自然の宝庫、高島からもちょっと距離がある・・・

賤ヶ岳の戦いの布陣を見てみても、
江州なのか越前なのか・・・。
ちょっと地理感覚のつかみにくいところではあります・・・。

しかし、かつて木之本は、
北国、東国と西国をつなぐ交通の要衝。
とくに北国の大名や要人たちは、
一再ならずこの宿場町へ逗留したといいます。

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by dendoroubik | 2013-03-12 20:00 | 滋賀 湖北 | Trackback | Comments(6)

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東海道の五十三番目の宿場町、びわ湖水運の最大集散港として栄えた大津の町。
17世紀末には、町数100カ町、人口1万8千人を越え
「大津百町」と呼ばれた大津の市街地には、現在も1600ほどの町家が残っているそうです。
ただ、それらの町家は多くは点在していて
残念ながら観光資源になるような統一的な町並みを形成しているわけではありません。

大学で地理を専攻し、47都道府県を踏破したと豪語する、大津市在住の友人は、

  「日本でもっとも廃れた県庁所在地は大津・・・」

と呟いていました。 そうかもしれません・・・
「大津百町」の面影を偲ぶことができるのは、ただ大津祭の宵宮の一夜だけでしょうか・・・

もちろん、往時の「大津百町」がどんなものだったかということ自体が、想像の域を出ないわけですが
西の外れに近い、旧船頭町から、桶屋町、柴屋町(上馬場町、下馬場町)あたりを歩いていると
あるいは、こんな感じだったのではないかな・・・という妄想が膨らんできます。
下町の雰囲気が、とてもよく残っているところです。

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by dendoroubik | 2013-01-24 01:00 | ◇大津百町 | Trackback | Comments(0)

雪の菅浦集落

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「日本三大秘境」なんて呼ばれる滋賀県ですが(苦笑) 
その滋賀県内の三大秘境といえば 在原、君ケ畑、そしてこの菅浦集落でしょうか。

びわ湖のいちばん北に突き出た葛籠尾崎という名の半島の内懐にひっそりとたたずむ90軒ほどの集落は
その交通の便の悪さから「陸の孤島」と呼ばれていたといいます。 
昭和46年に奥琵琶湖パークウェイが開通し、周辺道路が整備されるまで
交通手段を舟に頼っていたそうですけれど、その道路もこの集落で行き止まり。 
桜の名所として名高い湖岸の海津大崎を通り抜けた車も、道に迷いでもしない限りここへはやって来ないでしょう・・・

比較的近年まで、外部の人間と交流の少ない排他的な集落だったといわれるのは
こういった地理的な環境だけによるものではありません・・・

つづきはこちらから
by dendoroubik | 2012-01-28 14:02 | 滋賀 湖北 | Trackback | Comments(8)

鍾馗さん

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今朝、何気なく連続ドラマ『カーネーション』を見ていたら、
主人公の店の小屋根の看板の横に
鍾馗さんが映っていて、びっくりしました。 

セット撮影ですので、わざわざ小道具さんが
セッティングされたものなんでしょう。 
最近のドラマは・・・というか、NHKは凝ってますね。

凝りすぎて

  「画面が汚い」(平清盛)

なんて言われてしまうのでしょうか。

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瓦製の鍾馗さんを魔除けのために
小屋根に載せる習慣は京都からはじまったそうですが、
常々、不思議に思っていることがあります。 

大津から東海道、中山道沿いの古い民家には
鍾馗さんの姿をよく見かけるのですが、
びわ湖の西側は坂本から先には あまり見かけなくなります。 

東海道、中山道をさらにすすんで、
中部地方までよく伝わっているそうですが、
坂本から北国街道をたどって北陸まで行くと、
これがバッタリ見られなくなります。 

富山や金沢の古い町並みを歩くとき、
注意深く小屋根のうえを観察するのですが、
いまだ一度も発見にはいたりません。 

なぜなんでしょうか・・・?

あるいは、鍾馗を旗印にしていた
前田利家公への遠慮から・・・とも考えてみましたが、
福井や湖西からすでにないことを考えると、
そうでもなさそうです。

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古い町家だけでなく、
最近は新築の一軒家やマンションなんかにも
鍾馗を飾っていたりしますね。 けっこうオシャレです。 

見かけるとついついパチリ・・・なので、
鍾馗さん写真は、飛び出し坊やと同じくらいのストックがあります(笑)

(上の2枚は近江八幡、下は大津)
by dendoroubik | 2012-01-10 22:12 | 滋賀 大津 | Trackback | Comments(4)

堅田4 町並み

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戦国時代、堅田を訪れたルイス・フロイスは 
この町を甚だ裕福なる町」と評しています。

中世以後 堅田は殿原衆」(地侍)と
「全人衆」(商工業者・周辺農民)による自治が行われており 
「堺の並び称される自治都市」
・・・といわれるほど活況を呈していたようです。 

どこの支配にも属さず
「湖上水運」による特権をほぼ独占してきた
・・・という経済的背景があったんですね。 

堅田の歴史は、この特権をめぐる比叡山や
信長たちとの争い・・・といっても過言でないと思います。

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統一された建築様式による町並み
・・・というものはありませんが、
それでも現在の堅田の町を歩いていると、
漁村らしい町並みのなかに、
かつての繁栄をしのばせる佇まいが、
あちらこちらに散見されて興味が尽きません。

(1枚目の写真は「殿原衆」の筆頭党首、居初家住宅。 
茶室「天然図画亭」とともに一般公開されています。 
2枚目は堅田浦郷士、辻家住宅。

つづきはこちらから
by dendoroubik | 2011-12-21 18:00 | 滋賀 大津 | Trackback | Comments(0)

甲賀 山上庚申道の道標

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杣街道と、水口-信楽を結ぶ信楽街道が
交わるところにある「天理スタミナラーメン」 
そのまえに高さ5メートルの、この石造道標が建っています。

頂に「見ざる・聞かざる・言わざる」の
三匹の猿の彫刻が施されていますが、
すぐまえが自動車の行きかう道路のため、
この像をじっくり見る場所というのがありません。

(青信号のとき、横断歩道からこの写真を撮りました^-^;)

この道標が指し示すのは、
庚申山の広徳寺・・・そこに祀られる庚申。

 「嘉永四辛亥年八月建之」
 「発起人 世話人 江戸 京都 金物屋中」

とあります。

江戸、京、大坂の金物屋さんが、
なぜこんなところに道標を・・・?

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むかしむかし(文禄二年)・・・

庚申山の麓に住む、藤左衛門という農民が、
貧しい生活から抜け出したいと、
十七日間、庚申堂に参詣し、断食修行をおこないます。

いよいよ満願の夜・・・

一心不乱に祈るうち、
ついうつらうつらとしてしまった藤左衛門の夢枕に、
突如、童子が現われ、
銅に亜鉛を混ぜる合金の法を伝授します。

感涙にむせびながら下山した藤左衛門が、、
この法を試してみたところ、
黄金のように輝く合金ができあがります。

これが日本の真鍮錬製のはじまりともいわれます。

のちに彼は、京に出て真鍮を鋳造。、
銅よりも硬く、黄金のように輝く真鍮は大ヒットし、
巨万の富を得た藤左衛門は、
広徳寺の本堂を再建。
それ以来、庚申堂の本尊は「日本真鍮元祖」として、
とくに京阪神の金物商や
金細工師により信仰されるようになったといいます。

日本のパラケルススともいうべき
藤左衛門の墓は、京都三条寺町天性寺にあります。

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道標の近くにあるエノキの巨木・・・
by dendoroubik | 2011-05-30 22:43 | 滋賀 甲賀 | Trackback | Comments(0)

東海道4 土山宿②

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「名物にうまいものなし」

・・・なんていいますが、
こういったものは伝説や謂われ、
薀蓄とともにいただくもので、
あんまり無粋なことをいっちゃあいけません(笑)

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土山宿名物「かにが坂飴」にはこんな謂われがあります・・・

昔むかし・・・

鈴鹿山に大きな蟹が住みつき 
東海道の旅人に悪さをして、
往来の邪魔をしていました。

その噂を聞いたある高僧が、
大蟹相手に説法を説きますと、
大蟹の甲羅が八つに割れて溶けてしまったそうです
(飴が八つ包装されているのはそのため)。

高僧は大蟹を手厚く供養したあと、
溶けた甲羅を竹の皮に包み、
厄除けのお守りとして村人に授けます。

その砕けた蟹の甲羅を模してつくた
といわれるのが「かにが坂飴」。

以前は「八割飴協同組合」が製造販売していたそうですが、
現在は一軒のみ、昔ながらの製法で手づくりされています。

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by dendoroubik | 2011-03-10 21:28 | 滋賀 甲賀 | Trackback | Comments(0)

東海道4 土山宿①

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坂は照るてる 鈴鹿は曇る あいの土山 雨が降る          鈴鹿馬子唄
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滋賀県内の東海道の宿場町は、京都側から「大津」「草津」「石部」「水口」そしてこの「土山宿」の5つ。この先は鈴鹿峠を越えて伊勢の国へ入ります・・・

国道1号線沿いの道の駅「あいの土山」から、本陣跡まで歩いてみました。

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by dendoroubik | 2011-03-08 22:00 | 滋賀 湖南 | Trackback | Comments(0)

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日野祭を見物するために通りに面した板塀を四角に切り抜いた窓「桟敷窓」。

通りから逆にこの桟敷窓を通して、ひな飾りを見物するのがこのイベントの見どころのひとつなのですが
あいにく訪れたときは吹雪で、祝日にもかかわらず「こんな日に見物にくるモノ好きもいないだろう・・・」
ということなのか、ほとんどの窓が閉じられていました・・・

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by dendoroubik | 2011-02-15 23:15 | ◆近江の祭 湖東 | Trackback | Comments(2)