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BEHIND THE MASK

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顔や身体にペインティングする祭りを少し集めてみました。


つづきはこちらから
by dendoroubik | 2020-03-19 10:09 | ◆祭り | Trackback | Comments(2)

こんなときに

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今週末に開催予定の「日本橋ストリートフェスタ 2020」は早々に中止が決定されていました。

これから春、夏におこなわれる祭りの多くは、目に見えない疫病を鎮めるためにおこなわれてきたものです。
(ストフェスはちがいますけれど・・・(^▽^)) 
それが、新型コロナウィルスの拡散防止名目で中止されていくのを見ると、ウイルスたちの悪だくみかと勘繰りたくもなります。
もちろん、肺炎にペニシリンが効く、というように、祭りが疫病を退散させると考える現代人はいませんが
祭りがつづけられているのは、ただ楽しいからだけでしょうか? 祭りは「不要不急」のものなんでしょうか?

3.11の直後、日本じゅうが打ちひしがれて、多くの春祭りが中止となりました。
こんなときに、自分たちだけが楽しもうという気には、誰もがとうていなれませんでした。
そん中、あえて祭りをおこなった主催者がこう語っていたのが印象に残っています。
「こんなときに、ではなく、こんなときだからやる」 祭りをやる意味は、これに尽きると思います。

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ただ、今回の災厄がそれとちがうのは
祭りをおこなうこと自体で、感染リスクを増大させてしまうという可能性が排除できないというところです。 
学校が休業される一方で、満員電車で通勤する人もいるというような状況で「不要不急」の尺度は曖昧です。
評論家みたいに、おためごかしの教訓を垂れるのはかんたんですが(僕もそんなひとりかもしれません)
主催者は、中止するにせよ実施するにせよ、いずれも苦渋の選択を迫られることになります。

同じく、今週末におこなわれる「近江八幡左義長まつり」のHPにこうあります。

「近江八幡左義長まつりは、氏子たちが火除け厄除けの願いを込めて
 日牟禮八幡宮の大神さまに左義長を奉納させていただく祭礼神事でございます。
 今般の新型コロナウイルスの猖獗においても、疫病退散・鎮静本復の願いを込め
 謹んで奉納させていただく予定をしております。
 状況の変化がみられる場合には随時お知らせさせていただきます。
 何卒、ご理解を賜れば幸いに存じます。」

※3月10日に、当該町内以外の観光客の観覧自粛要請が出ていました。

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先月末に電話で確認したときにはおこなうとのことだった佐備神社の「神楽祭」も中止。

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「湖国三大祭り」のひとつに数えられる「日吉山王祭」(4/12〜15)は現在のところ予定通りにおこなうとのこと。

そして、同じく三大祭りのひとつ「長浜曳山まつり」(4/13〜16)は
戦前までのように秋におこなわれることが決定しました。 本日(ほんび)は10月15日。 
たしかこの祭りは、戦後復興する際に、観光シーズンに合わせるために春に移行したと記憶します。
執り行われる方々にはご苦労はおありでしょうけれど、本来の季節に見ることができるというのも幸せです。

それぞれの祭り、いずれもすばらしい決断だと思います。 支持します。

by dendoroubik | 2020-03-09 21:15 | ◆祭り | Trackback | Comments(2)



スマホで撮った細切れ動画の第3弾。 見苦しさは改善されていません(^-^;
まず一番目は、昨年の長浜曳山まつり、孔雀山の『勧進帳』の千秋楽。 弁慶と富樫、感動の山伏問答の一部です。
お祭りで山伏問答を見聞きする機会がありますけれど、こんな流暢な問答って、あんまりありませんよ(笑)


つづきはこちらから
by dendoroubik | 2020-01-02 22:10 | ◆祭り | Trackback | Comments(14)

子供の日

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「子供の日」なので先日、垂井(岐阜県)で見た子ども歌舞伎の写真をUPします。
「子供の日」じゃなくても、子供歌舞伎ばかりのような気もしますけれど(笑)

一番山・中町『碁盤太平記 山科閑居 大石妻子別れ』

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二番山・東町『仮名手本忠臣蔵七段目 祇園一力茶屋の場』

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三番山・西町『雪州合邦辻 合邦庵室の場』


by dendoroubik | 2019-05-05 07:00 | ◆祭り | Trackback | Comments(2)

巫女舞入門

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タイトルを「巫女舞入門」としましたが、これを読めば巫女舞についての大凡の知識が身につく
ということではなく、僕自身が近年その魅力に開眼した(入門した)というくらいの意味合いです(笑)

つい数年まえまで、祭りを見に行って巫女舞があってもたいてい退屈でスルーしていました。

神楽は、天岩屋戸の前で舞ったの天鈿女命の故事にその起源が求められ
もともと神がかりの儀式のための舞だった、といわれます。
しかし、明治に入ると江戸後期の国学の影響なのか、西欧式の合理主義の潮流なのか
憑依により託宣を得る行為は淫祠邪教として教部省によって全面的に禁止されてしまいます。
現在、神社で見られる巫女舞は、古態を残しているところは例外的で
優雅な神楽歌にあわせて優美に舞う、様式化された「八乙女系」がほとんどだと思います。

祭りの不合理さに魅力を感じていた者としては、様式化された巫女舞が
どこかとりすました退屈なものに感じられた、ということだったのでしょう。
ところが、数年まえからその巫女舞に徐々に魅力を感じるようになり
巫女舞だけがおこなわれる祭りを見に行く、という以前は思いもしなかったこともしばしばです。


つづきはこちらから
by dendoroubik | 2019-04-02 23:37 | ◆祭り | Trackback | Comments(0)

子ども歌舞伎の季節

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4月になると長浜曳山まつりもはじまり、5月にかけて曳山子ども歌舞伎の季節。 
今年も4ケ所ほど訪ねる予定です。

主役を張るような子どもはたいてい芝居っ気もあり、集中的な訓練も受けて演技が巧く
これを見て「大人顔負け」という紋切り型の表現が浮かんでくるのもわからないではありません。
しかし、子ども歌舞伎の魅力はたんに芝居が「巧い」ということに留まらず
大人も及ばない何事かを実現してしまうところにあるのではないかと思います。
「何かが乗り移ったよう」・・・といえば近いかもしれません。

たとえば、夫澤市が崖から身投げしたことを知ったお里が嘆き悲しむこのシーンでは
浄瑠璃の名調子にまるで共鳴するかのように、女の子の貌が太夫の竹本越孝さんとそっくりに・・・


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憑依の度合が、回を重ねる毎に増していくのはよく指摘されることです。
この芝居は、物語自体が役者に鬼気迫る演技を要請するものですが
悠揚迫らざる演技をするこの可愛い女の子が、祭り後半になってくると
次第に狂気を帯びた貌になってくるのには、思わずゾクッとしていまいました。
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「揖斐祭り」で見た『芦屋道満大内鑑 狐葛の葉後日譚』の葛の葉役の女の子とか
「米原曳山まつり」『義経千本桜 吉野山の段』の佐藤忠信役の男の子なんかは
どちらもキツネの化身ですけれど、まるで獣のような光彩を放つ瞳をしていたのが印象的でした。


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以前ラジオで、子どもの頃、長浜で女形を演じた男性がこんなことを語っておられました。
長い練習を経て、本番で大喝采を浴びると、祭りがおわってもなかなか役柄から抜け出せず
なかにはケロッとして歌舞伎のことなんか忘れてしまう少年もいるみたいですけれど
その男性は成人するくらいまで女形ロスを引き摺っていたそうです(笑)

一昨年に「フィガロの結婚」を翻案した狂言でスザンナ役
昨年は山之内一豊の妻、千代を演じたこの美少女・・・いや美少年がどうなのかわかりませんが
むしろ観客の方が「もう見られないのか・・・」とあとを引き摺ってしまうような名優でした。

職業俳優にはできない何事かを実現できるのは、少年少女の一時期だけのことなのでしょうか。
寂しいようでもあり・・・それが子ども歌舞伎のよいところなのかもしれません。


by dendoroubik | 2019-03-31 08:00 | ◆祭り | Trackback | Comments(2)

『ニッポン 離島の祭り』_c0196076_09220513.jpg



昨年、1月、びわ湖に浮かぶ有人島、沖島へ「サンチョウ」という祭りを見に行きました。『ニッポン 離島の祭り』_c0196076_11364726.jpg

そこで取材に来られていた箭内博行氏にお会いしました。
氏は日本各地の離島を巡り、その風物や祭りなどを長年追っておられるフォトグラファーです。

なぜ離島に惹かれるようになったかは、最初の著書『約束の島、約束の祭』を読めば納得。
今年、離島の風景をまとめた『ニッポン とっておきの島風景』(バイインターナショナル)
という写真集を出版されたばかりですが
9月10日、いよいよ離島の祭りをまとめた紀行型写真集
『ニッポン離島の祭り』(グラフィック社)を上梓されます。
お伺いすると、沖島の祭りも登場するということで、とても楽しみです。 待ち遠しい!









by dendoroubik | 2018-08-26 12:06 | ◆祭り | Trackback | Comments(2)

天神さんのお賽銭

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天神さんへのお賽銭はお札ではなく硬貨が良いのだそうです。なぜなら・・・


つづきはこちらから
by dendoroubik | 2018-01-25 18:31 | ◆祭り | Trackback | Comments(0)




スマホで撮ったコマ切れのデタラメ動画集パート2です。 雰囲気だけお楽しみください(^-^;


つづきはこちらから
by dendoroubik | 2017-12-13 17:48 | ◆祭り | Trackback | Comments(2)

車中2泊

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5月2日、仕事が終わってから車で富山県南砺市へ。
「福野夜高祭」の名物「引き合い」に間に合いました。

7つの町が2日間にわたって大行燈を曳きまわし
最終日の深夜「上り」と「下り」にわかれてすれ違う際
2基がお互いに破壊し合うというもの。今年の開始は午後11時45分からでした。
世に「ケンカ祭り」と呼ばれる祭りは数あれど
これほどあからさまな「ケンカ」は珍しいのではないでしょうか。

「ふだんは仲のいいもん同士もやり合うんですよ」

隣りで見ていた男性に教えてもらいました。
あまりの面白さに眠気も吹き飛び日が改まって午前2時40分からおこなわれた
「シャンシャンの儀」という手打ち式まで見てしまいました。

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翌日の午前10時、引き合いがおこなわれていたのと同じ通りに4輛の曳軕が曳き揃えられました。

夜高行燈は福野神明社の春季例祭の宵宮にあたり曳軕行事のおこなわれる3日が本祭になります。
いわばこちらが本番になるわけですが、意外にあっさりしたもので
20分ほどかけて神社まえまで曳行されて揃えられた後に神事がありお昼まえには早くも曳きわかれとなります。

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次に向かったのはお隣の砺波市。

「出町子供歌舞伎曳山まつり」は前月末に終わっていますが
砺波市文化会館で狂言の特別公演がありこれを見るためです。
おりしも「チューリップフェア」の開催中で周辺道路は渋滞。
公園内にある会館からいちばん遠い駐車場にしか停められず
入場料を払いながらゆっくりとチューリップを鑑賞することもなく
急ぎ足で駆け抜けてなんとか開演の午後2時に間に合いました。

チューリップは見られませんでしたけれど、前説に登場した
「プリンセスチューリップ」さんは拝むことができました(笑)

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次に向かったのは越中八尾の曳山まつり。
10年ほどまえに昼間の曳行は見ましたが、提灯山ははじめてです。

夜は観客は少なくなるのだろうと思い込んでいると
八幡社で折り返して鳥居前まで一気に曳きあげる角回しや
聞名寺で曳きわかれて今町のカーブを左折する角回しなど
見どころでは身動きもできないような混雑もありました。
やはり幻想的で美しいシーンはよく知られているものなのですね・・・

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翌日は岐阜県「垂井曳山まつり」

本楽は前日で4日は後宴となりますが
三輛の曳軕が正午まえより夜まで5、6度ずつ狂言をおこないます。

  西町・
攀鱗閣『源平布引滝 実盛物語』

合間に曳山のうえで、観光客向けに子供役者の撮影会なんかもあり
本楽とはまたちがった大らかで楽しい雰囲気に溢れていました。

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  中町・紫雲閣『傾城阿波の鳴門 どんどろ大師』

市川団四郎師匠の振付で小松長浜で見ていますが
今回は実姉の岩井小紫師匠の監修。(振付は弟子の岩井小紫八さん)
この4年でのべ7度ほど見たことになり、ブログにも書いていますので
浄瑠璃の3割くらいは太夫さんに先んじて暗誦することができました(笑)

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  東町・鳳凰山『一条大蔵譚 奥殿』

来週には「小松お旅まつり」がはじまります・・・

by dendoroubik | 2017-05-05 20:30 | ◆祭り | Trackback | Comments(8)