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子供の日

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「子供の日」なので先日、垂井(岐阜県)で見た子ども歌舞伎の写真をUPします。
「子供の日」じゃなくても、子供歌舞伎ばかりのような気もしますけれど(笑)

一番山・中町『碁盤太平記 山科閑居 大石妻子別れ』

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二番山・東町『仮名手本忠臣蔵七段目 祇園一力茶屋の場』

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三番山・西町『雪州合邦辻 合邦庵室の場』


by dendoroubik | 2019-05-05 07:00 | ◆祭り | Trackback | Comments(2)

巫女舞入門

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タイトルを「巫女舞入門」としましたが、これを読めば巫女舞についての大凡の知識が身につく
ということではなく、僕自身が近年その魅力に開眼した(入門した)というくらいの意味合いです(笑)

つい数年まえまで、祭りを見に行って巫女舞があってもたいてい退屈でスルーしていました。

神楽は、天岩屋戸の前で舞ったの天鈿女命の故事にその起源が求められ
もともと神がかりの儀式のための舞だった、といわれます。
しかし、明治に入ると江戸後期の国学の影響なのか、西欧式の合理主義の潮流なのか
憑依により託宣を得る行為は淫祠邪教として教部省によって全面的に禁止されてしまいます。
現在、神社で見られる巫女舞は、古態を残しているところは例外的で
優雅な神楽歌にあわせて優美に舞う、様式化された「八乙女系」がほとんどだと思います。

祭りの不合理さに魅力を感じていた者としては、様式化された巫女舞が
どこかとりすました退屈なものに感じられた、ということだったのでしょう。
ところが、数年まえからその巫女舞に徐々に魅力を感じるようになり
巫女舞だけがおこなわれる祭りを見に行く、という以前は思いもしなかったこともしばしばです。


つづきはこちらから
by dendoroubik | 2019-04-02 23:37 | ◆祭り | Trackback | Comments(0)

子ども歌舞伎の季節

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4月になると長浜曳山まつりもはじまり、5月にかけて曳山子ども歌舞伎の季節。 
今年も4ケ所ほど訪ねる予定です。

主役を張るような子どもはたいてい芝居っ気もあり、集中的な訓練も受けて演技が巧く
これを見て「大人顔負け」という紋切り型の表現が浮かんでくるのもわからないではありません。
しかし、子ども歌舞伎の魅力はたんに芝居が「巧い」ということに留まらず
大人も及ばない何事かを実現してしまうところにあるのではないかと思います。
「何かが乗り移ったよう」・・・といえば近いかもしれません。

たとえば、夫澤市が崖から身投げしたことを知ったお里が嘆き悲しむこのシーンでは
浄瑠璃の名調子にまるで共鳴するかのように、女の子の貌が太夫の竹本越孝さんとそっくりに・・・


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憑依の度合が、回を重ねる毎に増していくのはよく指摘されることです。
この芝居は、物語自体が役者に鬼気迫る演技を要請するものですが
悠揚迫らざる演技をするこの可愛い女の子が、祭り後半になってくると
次第に狂気を帯びた貌になってくるのには、思わずゾクッとしていまいました。
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「揖斐祭り」で見た『芦屋道満大内鑑 狐葛の葉後日譚』の葛の葉役の女の子とか
「米原曳山まつり」『義経千本桜 吉野山の段』の佐藤忠信役の男の子なんかは
どちらもキツネの化身ですけれど、まるで獣のような光彩を放つ瞳をしていたのが印象的でした。


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以前ラジオで、子どもの頃、長浜で女形を演じた男性がこんなことを語っておられました。
長い練習を経て、本番で大喝采を浴びると、祭りがおわってもなかなか役柄から抜け出せず
なかにはケロッとして歌舞伎のことなんか忘れてしまう少年もいるみたいですけれど
その男性は成人するくらいまで女形ロスを引き摺っていたそうです(笑)

一昨年に「フィガロの結婚」を翻案した狂言でスザンナ役
昨年は山之内一豊の妻、千代を演じたこの美少女・・・いや美少年がどうなのかわかりませんが
むしろ観客の方が「もう見られないのか・・・」とあとを引き摺ってしまうような名優でした。

職業俳優にはできない何事かを実現できるのは、少年少女の一時期だけのことなのでしょうか。
寂しいようでもあり・・・それが子ども歌舞伎のよいところなのかもしれません。


by dendoroubik | 2019-03-31 08:00 | ◆祭り | Trackback | Comments(2)

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昨年、1月、びわ湖に浮かぶ有人島、沖島へ「サンチョウ」という祭りを見に行きました。c0196076_11364726.jpg

そこで取材に来られていた箭内博行氏にお会いしました。
氏は日本各地の離島を巡り、その風物や祭りなどを長年追っておられるフォトグラファーです。

なぜ離島に惹かれるようになったかは、最初の著書『約束の島、約束の祭』を読めば納得。
今年、離島の風景をまとめた『ニッポン とっておきの島風景』(バイインターナショナル)
という写真集を出版されたばかりですが
9月10日、いよいよ離島の祭りをまとめた紀行型写真集
『ニッポン離島の祭り』(グラフィック社)を上梓されます。
お伺いすると、沖島の祭りも登場するということで、とても楽しみです。 待ち遠しい!









by dendoroubik | 2018-08-26 12:06 | ◆祭り | Trackback | Comments(2)

天神さんのお賽銭

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天神さんへのお賽銭はお札ではなく硬貨が良いのだそうです。なぜなら・・・


つづきはこちらから
by dendoroubik | 2018-01-25 18:31 | ◆祭り | Trackback | Comments(0)




スマホで撮ったコマ切れのデタラメ動画集パート2です。 雰囲気だけお楽しみください(^-^;


つづきはこちらから
by dendoroubik | 2017-12-13 17:48 | ◆祭り | Trackback | Comments(2)

車中2泊

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5月2日、仕事が終わってから車で富山県南砺市へ。
「福野夜高祭」の名物「引き合い」に間に合いました。

7つの町が2日間にわたって大行燈を曳きまわし
最終日の深夜「上り」と「下り」にわかれてすれ違う際
2基がお互いに破壊し合うというもの。今年の開始は午後11時45分からでした。
世に「ケンカ祭り」と呼ばれる祭りは数あれど
これほどあからさまな「ケンカ」は珍しいのではないでしょうか。

「ふだんは仲のいいもん同士もやり合うんですよ」

隣りで見ていた男性に教えてもらいました。
あまりの面白さに眠気も吹き飛び日が改まって午前2時40分からおこなわれた
「シャンシャンの儀」という手打ち式まで見てしまいました。

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翌日の午前10時、引き合いがおこなわれていたのと同じ通りに4輛の曳軕が曳き揃えられました。

夜高行燈は福野神明社の春季例祭の宵宮にあたり曳軕行事のおこなわれる3日が本祭になります。
いわばこちらが本番になるわけですが、意外にあっさりしたもので
20分ほどかけて神社まえまで曳行されて揃えられた後に神事がありお昼まえには早くも曳きわかれとなります。

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次に向かったのはお隣の砺波市。

「出町子供歌舞伎曳山まつり」は前月末に終わっていますが
砺波市文化会館で狂言の特別公演がありこれを見るためです。
おりしも「チューリップフェア」の開催中で周辺道路は渋滞。
公園内にある会館からいちばん遠い駐車場にしか停められず
入場料を払いながらゆっくりとチューリップを鑑賞することもなく
急ぎ足で駆け抜けてなんとか開演の午後2時に間に合いました。

チューリップは見られませんでしたけれど、前説に登場した
「プリンセスチューリップ」さんは拝むことができました(笑)

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次に向かったのは越中八尾の曳山まつり。
10年ほどまえに昼間の曳行は見ましたが、提灯山ははじめてです。

夜は観客は少なくなるのだろうと思い込んでいると
八幡社で折り返して鳥居前まで一気に曳きあげる角回しや
聞名寺で曳きわかれて今町のカーブを左折する角回しなど
見どころでは身動きもできないような混雑もありました。
やはり幻想的で美しいシーンはよく知られているものなのですね・・・

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翌日は岐阜県「垂井曳山まつり」

本楽は前日で4日は後宴となりますが
三輛の曳軕が正午まえより夜まで5、6度ずつ狂言をおこないます。

  西町・
攀鱗閣『源平布引滝 実盛物語』

合間に曳山のうえで、観光客向けに子供役者の撮影会なんかもあり
本楽とはまたちがった大らかで楽しい雰囲気に溢れていました。

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  中町・紫雲閣『傾城阿波の鳴門 どんどろ大師』

市川団四郎師匠の振付で小松長浜で見ていますが
今回は実姉の岩井小紫師匠の監修。(振付は弟子の岩井小紫八さん)
この4年でのべ7度ほど見たことになり、ブログにも書いていますので
浄瑠璃の3割くらいは太夫さんに先んじて暗誦することができました(笑)

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  東町・鳳凰山『一条大蔵譚 奥殿』

来週には「小松お旅まつり」がはじまります・・・

by dendoroubik | 2017-05-05 20:30 | ◆祭り | Trackback | Comments(8)

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「勝山左義長まつり」では各地区にそれぞれ
古道具などでその年の干支を表した「つくりもん」がつくられ
祭りの期間中、展示されています。コンクールなんかもあります。
傍らには時事風俗を風刺したり世相を詠みこんだり
洒落を利かせた狂歌(書き流し)か添えられています。

でも、なぜ左義長まつりに「つくりもの」が飾られるのでしょうか?

『祭りのしつらい −町家とまち並み−』(岩間香・西岡陽子編著)
という本を先日たまたま読んでいると、現在残っている「つくりもの」は
左義長や地蔵盆など御霊鎮送の風流祭りに集中しているとありました・・・


つづきはこちらから
by dendoroubik | 2017-03-06 08:34 | ◆祭り | Trackback | Comments(0)

子供歌舞伎三昧

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天気予報は雨でしたので、屋根のある「村国座」(岐阜県各務原市)で
かねてから見たかった子ども歌舞伎を見物しようと名神を走っていると
青空が見えてきたので、米原で途中下車・・・曳山子供歌舞伎を2時間。

旭山の外題はお馴染み「義経千本桜 吉野山の段」

この忠信、バツグンにうまかったなあ・・・


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壽山の外題は「鬼一法眼三略 一条大蔵譚」

奇しくも二題とも源氏の物語・・・

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米原から北陸道、名神、東海北陸道を走って1時間強。
はじめての「村国座」(国指定有形民俗文化財)です。

カメラマンの殺伐とした場所取り合戦もなく
多くのところで禁止されている「おひねり」(お菓子)が乱れ飛ぶ
しみじみいい芝居小屋でした。

こちらの外題は珍しい会津の地歌舞伎「白虎隊秘聞 飯森山時雨」

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これもご存じ「菅原伝授手習鑑 車引の場」

小便チビりそうになるほどカッコよかったです。

いいのかな・・・

労せずして、こんないい席で、しかもタダで
こんないいもの見せてもらって、いいのかな・・・?


今回も先達toraさんの指南のおかげで楽しませていただきました。
ありがとうございました。


by dendoroubik | 2016-10-09 00:06 | ◆祭り | Trackback | Comments(6)

飯田燈籠山が飛火野に!

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奈良、春日大社の式年造替の奉祝行事
石川県珠洲市飯田町の「飯田燈籠山」(春日神社)が登場。

11月11日(金)〜13日(日)(午後8時30分まで)
飛火野に燈篭山(とろやま)が展示されるのだそうです。

2年に1度造り替えられる燈篭山の今年のお題は建御雷。
まさに春日大社の祭神
・・・というか奉祝行事に合わせて選ばれたのですね。

by dendoroubik | 2016-09-24 22:01 | ◆祭り | Trackback | Comments(0)