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2019年 07月 16日 ( 1 )

あとのまつり

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滋賀県甲賀市土山には黒滝、黒川、山女原の3つの地区に
「花笠太鼓踊り」と呼ばれる雨乞いの行事が伝承されています(滋賀県指定無形民俗文化財)。
室町時代に流行した風流踊りをベースにしたもののようですが
この地区ではじめられたのは時代がくだって、太鼓の銘から18世紀後半あたりといわれます。
もっと昔からおこなわれ、太鼓は造り替えられただけかもしれませんが詳細は不明です。

黒滝 惣王神社で7月の第二日曜におこなわれる「花笠太鼓踊り」を見に行きました。
いや、行くつもりだった、というのが正確です。 下調べをせずに出かけたものですから
昨年から、人手不足のために踊りはなくなり、神事のみがおこなわれていることを知らずにいたのです。

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「それまで踊られていた雨乞い踊りを明治四十年から五年間、休止したところ
 明治四十五年、村が大旱魃に見舞われた。 そこで付近の天王山山頂で篝火を燃やし
 雨乞い踊りを復活したところ、三日間の慈雨に恵まれたという。(『滋賀の百祭』大塚虹水)


踊りがなくなったことを教えてくださった地元の男性の口吻に、無念さが滲んでいるように思えました・・・

by dendoroubik | 2019-07-16 05:00 | ◆近江の祭 甲賀 | Trackback | Comments(0)