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大立山まつり 「白拍子の舞」

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源義経の愛妾、静御前は歌舞伎なんかで人気のキャラクターですが
そういえばいったい彼女はどこから現れて、どこで最期を遂げたのでしょう・・・? 




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京で白拍子として活躍していたのを義経に見初められるわけですが
同じパターンの白拍子、妓王・妓女は近江、仏御前(平家物語)は加賀の出です。

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小野小町や和泉式部なんかと同じように
出生地や終焉の地を称するところは全国各地にあり、大和高田もそのひとつ。 
伝説によると、静御前の母、磯禅師は現在の大和高田市礒野生まれ。
鎌倉から許されて京へ戻った静御前は、その後母のいる礒野村に戻って余生を送り
この世を去ったとされています。 墓といわれる塚跡などがあります。

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病気平癒を祈ったとされる笠神の森の明神さんが、現在、竜王宮の境内に移され
ここで2007年から、毎年12月に奉納されているのがこの「白拍子の舞」です。

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この伝承を受けて、市や商工会議所などが白拍子舞を始める取り組みをおこない
現在、白拍子錦さん、清さんが村山流家元、村山左近師匠の指導の下
竜王宮の奉納舞や各種イベントでの白拍子舞を披露されているそうです。

Commented by u-Brigand at 2020-01-30 10:41
こんにちは!
静御前は今で言う「乃木坂」のおねぇちゃんのような可愛い
べっぴんさんだったのでしょうね、おそらくですが平泉まで
ついてこなかったのでは、私が知らないだけかもしれません。
Commented by dendoroubik at 2020-01-30 15:59
☆いちやどさん

義経や清盛のような いまを時めく人たちが イチコロだったわけですから
白拍子というのは 相当に艶めかしい存在だったんでしょうね
乃木坂とか・・・どこかの国の喜び組みたいな(^▽^;

時代背景がちがうとはいえ 伝統芸能が引き継がれたり復活する際
そういう闇が まったく切り離されてしまうのが ちょっと残念です
歌舞伎がいまでも人気が高いのは 
艶っぽさも引き継がれてるからかな とも思います
by dendoroubik | 2020-01-31 05:00 | ◆大和の祭 | Trackback | Comments(2)