人気ブログランキング |

長等神社の綱打祭

長等神社の綱打祭_c0196076_00012428.jpg


琵琶湖疎水が取水口から長等山へ吸い込まれる第一洞門、そのすぐ南の山際に鎮座する長等神社。

こちらで毎年1月におこなわれているのが「綱打(つなうち)祭」です。
楼門から拝殿へ藁が敷かれているように見えますが、これがこの祭の主役「龍蛇(りゅうじゃ)」です。
胴は三つ編みの要領で編みこまれ、ウロコを表すためにその上に藁が掛けられているのでそんな風に見えるわけです。 
これを踏んで参拝すると、その年の厄落としができる、とされています。 僕も踏んできました(^-^




長等神社の綱打祭_c0196076_00021135.jpg


長等神社の綱打祭_c0196076_00021780.jpg

以前は、藁で「龍蛇(りゅうじゃ)」を編みあげる「綱打祭」は1月14日におこなわれていました。
最近は、14日以前の日曜日におこなわれるようになったらしく、13日の朝に訪れたときには
拝殿から楼門を出たところまで、およさ30メートルの龍蛇は、かなり踏みつけれたあとでした。 

長等神社の綱打祭_c0196076_00025346.jpg

16日には龍蛇を燃やす「焚き上げ祭」がおこなわれていましたが、いまもそれは同じなのかな?

長等神社の綱打祭_c0196076_00022931.jpg

このとき、正月飾りや注連縄なども燃やされ、おこなわれる時期からもどんど焼きの一種かな、と思います。

ただ、この神事は主祭神、スサノオノミコトが、ヤマタノオロチを退治した故事にちなむ行事で
1000年以上まえ(一説には1600年まえ!)からはじまった、ともいわれますので
あとから左義長行事と結びついたのかもしれません。 同種の行事は近隣にもいくつか残っており
「オロチ退治」といういわれの方が、あとから付会されたものかもしれませんけれど・・・

長等神社の綱打祭_c0196076_00025993.jpg

拝殿を潜って・・・

長等神社の綱打祭_c0196076_00023433.jpg

本殿へ向けてニラミをきかす龍蛇の顔。 

日本神話では「ほおずきのよう」と表現される目玉は橙(ダイダイ)がつかわれています。
オロチというより、ビワコオオナマズかアンコウのようなユーモラスな表情がいいですね(^-^

長等神社の綱打祭_c0196076_00024028.jpg

現在は龍蛇は一尾だけですが、むかしは氏子の各町がそれぞれつくっていたのだそうです。 ヤマタノオロチですから、八尾かな?

長等神社の綱打祭_c0196076_00031654.jpg

また、各町が夜通しで競ってつくった龍蛇は
500メートル先の菱屋町商店街や、京阪電車の路線あたりまでつづいていたそうです。

そんなもん、どうやって炊き上げていたのでしょう? (^-^;
トラックバックURL : https://gejideji.exblog.jp/tb/30671185
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by cfc999 at 2020-01-16 23:05
dendoroubikさん、こんばんは。
  500mも続いていたって凄い事です。
  その藁の量もトンデモナイ量ですね~。
  一度に燃やせば大火となり大変な事になりそうですが・・・(*_*;
  
  いつもイイネをありがとうございます。^^
Commented by dendoroubik at 2020-01-16 23:27
☆cfc999さん

50年ほど前に開局した滋賀県の放送局が 数年まえに 
開局当時に製作した滋賀県のドキュメンタリー番組を再放送していて
そこで 500メートル云々の話を知りました
その当時も 過去の話として伝えてましたので 
おそらく 100年くらい前のことだろうと思います
いま そんなものを燃やしたら 
無責任なCO2の排出だとグレタさんに叱られそうです(^-^;
Commented by nekonoheyah at 2020-01-18 14:40
上記の辺コメに大笑い・・・・・

素晴らしい祭りをご紹介くださり、ありがとうございます。
Commented by dendoroubik at 2020-01-18 19:23
☆(=^・^=)ねこ さん

コメント ありがとうございます(^-^

冗談で済んでるうちはいいんですけれど
「いままで人類はなんとかやってきたじゃないか」という楽観を
「核」と「温暖化」は許さないのが始末悪いですね(^^;
Commented by nekonoheyah at 2020-01-19 14:19
まったく同感です。
次世代にツケをのこしてきた「資本主義の末路」

最近、ツィッターで日本共産党さんをフォローして
お話をきいているのですが、志和さんは 本当に
賢い方だと感心しております。
Commented by dendoroubik at 2020-01-19 14:56
☆(=^・^=)ねこ さん

日本の祭りを見ていると それが
死と再生の循環の物語だということがよくわかりますね
自然災害の多い日本だから こんなにたくさんの祭りがあるのだと思います
ところが 原子力は自然の外部から取り出したものですから
それによって引き起こされる災害は 自然災害と決定的にちがいます
「アンダーコントロール」
と胸を張っていた人の演説に耳を疑いました(ノ△;。)
by dendoroubik | 2020-01-16 22:26 | ◆近江の祭 大津 | Trackback | Comments(6)