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左馬之助湖水渡り 前篇

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来年のNHK大河ドラマ『麒麟が来る』の主人公、明智光秀。

ゆかりの京都、兵庫、福井3府県の自治体は数年前から誘致活動をおこなっていたそうで
光秀が築いた坂本城のあった大津市坂本には、発表があってから幟が立ち並んでいます。
光秀には儒教思想による「逆賊」というイメージが拭いがたくつき纏っていますが
(これに疑問を呈するドラマになる、というようなことを仄聞しました)
家臣で娘婿の明智左馬之助は歌舞伎なんかで「武士の鑑」みたいな描かれ方をしています。 
思うに、これは光秀を「悪人」に仕立て上げなければならなかった一方で
その作為の反動として、彼の美質を左馬之助に投影させたものではないでしょうか。

もっとも知られるエピソードが湖水渡りです。
お城みたいな建物の向こうから琵琶湖に飛び込んだ、とされています。




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光秀の死の知らせを安土城で受けた左馬之助は、救援のため坂本城へ急行。
大津まで辿り着いたとき、秀吉軍の先鋒武将、堀秀政の軍と鉢合わせしてしまいます。
味方の兵が次々と討たれ、もはやこれまでと思われたそのとき
なんと左馬之助は打出浜から、馬に騎乗したまま琵琶湖に乗り入れたといわれています。

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この話は伝説の類いだとは思いますが、左馬之助がびわ湖に馬を乗り入れたのは
旧琵琶湖博物館のすぐ東側の、このあたりだと伝えられています。

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「今に沈むか」

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馬上で呵呵と大笑して眺めていた堀秀政。

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ところが、左馬之助は西岸の柳が崎(唐崎とも)に上陸し
あわててミシガンで・・・いや、馬を駆って陸路迂回して追いかけます。

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馬の泳ぐスピードなんてたかが知れているでしょうに
数キロ先の対岸に辿り着くまで手をこまねいていたなんて、いかにもつくり噺めいていますね(笑)

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左馬之助が上陸したという柳ヶ崎は左端のビルの下あたり、坂本城はアーチの右あたりになります。

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by dendoroubik | 2019-11-09 05:00 | 滋賀 大津 | Trackback | Comments(0)