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小松お旅まつり 2019 その2 お練り ~大文字町~

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3日間にわたる「小松お旅まつり」の初日の朝、当番町の踊り子(子ども役者)らによるお練りがありました。




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今年の当番町のひとつ、大文字町の芸題は『碁太平記白石噺 新吉原揚屋の場』

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主役の傾城宮城野。 小学校6年の女の子です。

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鳥好きの人はピンとくるかもしれません。
吉原の太夫に扮したこの可愛い女の子の珍しいファーストネームは小鳥の名。
彼女には4つ年上のお姉さんがいて・・・

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「ひたき」さんという、やはり小鳥の名をもつそのお姉さんは、4年まえの当番の年に
『曽我十二時 揚巻助六の場』という珍しい狂言で、やはり吉原の太夫、揚巻を演じていました。
姉妹で吉原の太夫を演じるというのも珍しいことですが、それだけでなく
『白石噺』は『曽我物語』をベースにしていますので見事につながっていますね。

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さらに驚いたことに、当日の葛西聖司氏の解説によると
やはり小鳥の名を持つ(失念)4つ上のお姉さんがいて、8年まえに主役を演じていたそうです。
おそらく芸題は『どんどろ大師』で、とすれば吉原の太夫とは打って変わって阿波の侍の妻の役。

観たかったなあ・・・

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「小松お旅まつり」で子ども歌舞伎を演じる曳山は8つ。
うち「橋北」と呼ばれる地区の3つの町は「菟橋(うはし)神社(お諏訪さん)」の祭礼でこれをおこない
一方「橋南」の5つ町の歌舞伎は「本折日吉神社(山王さん)」に奉納されるものです。

つまり、ふたつはちがう神社の別な祭りということになります。

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橋南を東西に横断する北国街道の北側には八日市町と龍助町
南側には大文字町と寺町が細長くひろがっていて、その西側に西町。
大文字町の通りは、虫籠や袖壁のついた町家や古格な料亭
人間国宝三代徳田八十吉氏の生家でもある「小松市立錦窯展示館」などがあり、とても趣きがあります。

お練りは「寿ロード」と呼ばれるこの通りの隣町の切までおこなわれます。

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妹 信夫(小学校5年) この子もすごく巧かったなあ。 涙絞られました。

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新造 宮里(小学校4年)
新造 宮柴(小学校4年) 「オバケ~~」というこのポーズは劇中にも登場します。

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頂いた大文字町のパンフレットを繰ってみると、過去の芸題がとても多彩で意欲的なのに驚かされます。
前回の『曽我十二時』のような愛知県の地歌舞伎の演目や『辰巳用水後日誉』のような新作狂言・・・

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『鳴神』のようなちょっと怪しげな演目もあり、これは北陸自動車道のSAのお旅まつりの紹介看板になっています。

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大黒屋主 惣六(小学校5年) 涼し気な目元が侠気ある江戸っ子という役柄にピッタリ!

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仄聞するところによると「重要伝統的建造物群保存地区」の選定に向けて調査がすすめられているそうです。
たしかに、このあたりでおこなわれる獅子舞も背景が絵になり、何度か写真を撮ったこともあります。

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隣町との境界では、こんな感じで折り返します。

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西側を練ったあと、すこし休憩。

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祭りの3日間は快晴だったのはなによりでしたけれど、ともかく暑かった! 踊り子たちもたいへんだったことでしょう。

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携帯ファンが手放せません(笑)

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このあと本折日吉神社へ参拝し、市役所へ市長を表敬訪問。 午後からはじめての歌舞伎上演となります。

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・・・が、ここで京町のお練りを見るために移動します。

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by dendoroubik | 2019-05-17 05:00 | ◇小松お旅まつり | Trackback | Comments(0)