2018年 10月 25日
村国座 奉納舞踊 後篇
2年まえにはじめて「村国座」で芝居を観たとき、西組では小学4~6年生が「歌舞伎」
1~3年生が「舞踊」をつとめていましたが、今回芝居番の中組では「舞踊」はすべて小学4年生でした。
前回にくらべると、いくぶん大人っぽい演舞にも思えますが、とはいえまだ4年生。
遠目に眺めていると、小学生らしいあどけなさが残り「可愛らしい」という印象しか残りませんが
望遠で撮っていると、大人びた表情や仕草にドキッとすることもしばしばでした。
「義経残照」
「関東春雨傘」
これもはじめて聞く曲でしたが、ググッてみると美空ひばりが歌っていた曲みたいですね。
そういえばメイクの仕方とか顔だち、表情なんかもどこか似たところがあるようにも思えます。
踊りの良し悪しを評価する審美眼は僕にはありませんが、とても雰囲気のある女の子でした。
二度目の狂言がおわったところで、外の空気を吸うために一旦中座。
ちょうど還ってきた御輿を村国神社へお迎えするところでした。
東組、西組どちらかはわかりませんが「屋形番」と呼ばれる町のご奉仕です。
御輿の還御(?)を見ているうちに、つぎの奉納舞踊「舞妓はん」を見逃してしまいました。
「ここ一番男花」
「お夏清十郎」
寛文2年 (1662年) に播州姫路で実際に起きたお夏と清十郎の駆落ち事件は
井原西鶴、近松門左衛門、 島崎藤村、坪内逍遥らの想像力を刺激し数多くの作品に結実しています。
舞踏や演劇、東海林太郎の歌唱などでお馴染みの定番中の定番の物語ですね。ただ「忠臣蔵」でさえ12月14日にTV放映されなくなって久しいくらいですから
最近ではこの物語も、きっと馴染みの薄いものになっているのにちがいありません。
この物語を知らない人の目には、たんに叶わぬ恋に悩む可憐な女の子と映るかもしれません。
(設定上では、このとき彼女はすでに発狂していることになっているわけですけれども)
しかし、それはそれで良いことなのでしょう。
たしかに、子供たちが演じている姿はそれだけでとても可愛らしいものですから・・・
つづいて「子供歌舞伎」です。
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hitatinotono at 2018-10-25 05:42
1枚目・・・ナイス構図(♡♡
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tad64 at 2018-10-25 08:40
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dendoroubik at 2018-10-25 15:48
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dendoroubik at 2018-10-25 15:50
by dendoroubik
| 2018-10-25 05:00
| ◇村国座奉納子供歌舞伎
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Comments(4)