米原曳山まつり 2018 二人三番叟

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米原曳山まつりの今年の当番山「松翁山」で、子供歌舞伎としては珍しい「二人三番叟」がありました。
ずいぶん以前にもあったそうですけれど、僕は見るのがはじめてで、これがとてつもなく可愛らしかったです。




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よーろこびありやー

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どうして「二人三番叟」になったのか・・・?
本楽の最終公演のとき、振付の市川団四郎師匠から、こんなお話しがありました。

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三番叟役の男の子が幼稚園の年長さんで、師匠も「だいじょうぶかな」と思っておられたそうですが
稽古をつけはじめると案の定、泣きじゃくってまったく練習になりません。予定していた3日間とも。

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窮して「お花ちゃん」役で出演する小学2年生の先輩といっしょに稽古をつけることにすると
掌をかえしたようにご機嫌で稽古に励むようになったということです。

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もうそろそろだいじょうぶかな、とひとりでおさらいをさせようとすると、また泣き出して言うことをききません。

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師匠がお花ちゃん役の男の子に「じゃあ、お花と二役で三番叟も演るか」と訊くと
男の子はうれしそうにニッコリ笑って頷いたそうです。
これで「二人三番叟」が決まり。 急いで衣装も新調したということです。

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ケガの功名みたいな話ですけれど二人の息はピッタリで
とくに競い合うようにグルグル回るところでは、グズっていた子とは思えない張り切りぶり。 
二人でこれが演りたくてわざと泣いてたんじゃないかと思えるほどでした(笑)

太夫と三味線の少年は長浜の「三役修行塾」の塾生。 こちらも舌を巻く巧さでした。

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Commented by tad64 at 2018-10-14 18:33
何だかほのぼのとする良いお話聞かせていただきました!
しっかりと決めていますね♪ 息のいいところ素晴らしいです。
Commented by dendoroubik at 2018-10-14 20:48
☆タッドさん

ほのぼのとした話ですよね~~
それで二人三番叟にしてしまうのもスゴイですし
二役演るっていう男の子もスゴイ!
この男の子 今回は端役でしたけれど
今後も出てくれるでしょうし 楽しみです♡
by dendoroubik | 2018-10-14 05:00 | ◇米原曳山まつり | Trackback | Comments(2)