おわら風の盆 2018 折り鶴の髪飾り

c0196076_09021204.jpg


越中八尾を舞台にした人気コミック『月影ベイベ』のなかに
風の盆を目前に控えた八尾高校の女の子たちが、市街へ髪飾りを買いに行くエピソードがありました。
同じ装束で踊り、網笠で顔を隠すとあれば、髪飾りは唯一のおしゃれということになるのでしょうか。
東新町の女の子たちも思い思いの髪飾りをつけていますが
衣装の背面に描かれている折り鶴を象った髪飾り付け加えているのがひときわ目を惹きます。




c0196076_08000783.jpg

雨の週間予報を裏切って晴れ間がひろがり、月さえ顔を覗かせていました。
雨に祟られたことも少なくはありませんが、こういうこともけっこうある風の盆です。

c0196076_08000782.jpg

おわらをおこなう十一のまち(支部)の紹介を読むと
東新町の項で必ず書かれているのは女子児童の纏う愛らしい早乙女衣装のこと。

c0196076_08005126.jpg

でも、それ以外のこのまちの特徴は何でしょうか・・・

c0196076_07592273.jpg

おたや階段下や八幡社での舞台踊り、といった有名な見せ場があるわけでなく
独自の唱法や踊り方といった、際立ったものも、あまり喧伝されていないように思えます。

c0196076_08013739.jpg

いつも控えめに、奥ゆかしく流している・・・そんな印象があります。

c0196076_07592341.jpg

戸数が少ない、ということも関係しているかもしれません。

c0196076_08013768.jpg

限られた見聞からそう思っているだけで、じっさいはどうなのかはわかりませんが
坂のまちのいちばん高台にあるこのまちは、あまり下の方へは流さず
情趣溢れる自町のあたりだけをしんみりと流している記憶しかありません。

c0196076_08013649.jpg

ほかのまちの若者たちのように円陣を組んだり、囃し唄を高歌放吟する姿も見たことがありません。

c0196076_08021865.jpg

すぐ隣の西新町を体育会系とするなら、こじんまりとした文科系サークルといった感じでしょうか(笑)

c0196076_08005309.jpg

ただ、深夜になると、とても粋なお姐さん(OG?)が登場したりもしますので、この喩えはあまり適切ではないかもしれません。

c0196076_08021816.jpg

地味な印象もあり、際立った特色がないようにも思われがちですが・・・

c0196076_08013727.jpg

それでも、というべきか、だから、なのか・・・僕はこのまちの夜流しがとても好きです。

c0196076_08000656.jpg

ほかのまちのような若やいだ色合いとは異なる、淡い地色の浴衣が雪洞の灯りによく映えます。

c0196076_07592266.jpg

そして、折り鶴の髪飾りを揺らして踊る・・・

c0196076_08021883.jpg

この美女の余韻嫋々とした姿に毎年 釘づけです。

c0196076_08005159.jpg

同行のtoraさん せんべぇさん maturi-bakaさんが深夜、天満町で隊形を見ているときも
ひとり坂のいちばん上までのぼってきて、けっきょく滞在した2日間とも夜流しを眺めていました(笑)

c0196076_08000676.jpg

月が隠れりゃ また手をつなぐ       

c0196076_08005285.jpg

れる釣橋 オワラ 恋の橋

トラックバックURL : https://gejideji.exblog.jp/tb/29747758
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by dendoroubik | 2018-09-20 05:00 | ◇おわら風の盆 | Trackback | Comments(0)