2018年 06月 11日
漏刻祭
6月10日は「時の記念日」。1920年に東京天文台と生活改善同盟会によって制定され
2020年には制定100年を迎えます。 毎年この日におこなわれる近江神宮の「漏刻祭」へ。
日本初の時計が鐘を打った日が6月10日(天智天皇十年四月辛卯条。グレゴリオ暦の671年6月10日)
・・・という『日本書紀』の記事が「時の記念日」がこの日に定められた理由になっています。
漏尅を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す。始めて漏剋を用いる。
此の漏剋は、天皇の皇太子に爲す時に、始めて親ら製造りたまふ所なり・・・
ところは近江大津宮。
その隣接地に昭和15年、天智天皇を祭神に創建された近江神宮ではこの日に漏刻祭が斎行されています。
創建のころよりおこなわれている祭りだとのこと。
梅雨どきながら、新緑も眩しく 近江神宮でいちばん美しい祭りだと思う、と宮司さんがあいさつでそうおっしゃっていました。
采女の装束をまとった「びわ湖大津観光大使」と地元時計技術専門学校の学生が時計メーカーの新製品の壁掛け時計などを神前に奉納。
急に雨が降りだして、舞楽は舞台ではなく外拝殿の屋根の下でおこなわれました。
今年の「びわ湖大津観光大使」のお二人です。
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u-Brigand at 2018-06-11 09:30
平安時代の儀式のような雰囲気ですね。
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dendoroubik at 2018-06-11 18:33
by dendoroubik
| 2018-06-11 00:42
| ◆近江の祭 大津
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