長浜曳山まつり 2018 壽山「似合夫婦出世絏 」その1

c0196076_05000955.jpg


2014年、長浜曳山まつり史上初の創作狂言が上演されました。
松竹新喜劇の名作『祭提灯』を水口一夫氏が翻案、振付したものでした。

昨年「諫皷山」と水口氏のタッグで再び創作狂言を上演。
『花祭長浜城』モーツアルトのオペラ『フィガロの結婚』の翻案で
この祭りのユネスコ世界遺産登録を祝うにふさわしい華やかな舞台でした。

そして、今年は壽山(大手町組)で水口氏の創作狂言が披露されました。
『山内一豊とその妻千代 似合夫婦出世絏 長浜 一豊の屋敷』
「にあいのめおと しゅっせのひきつな」と読みます。
『祭提灯』で藤山寛美が演じていた丁稚(女中) 『長浜城』で鈴絵ことスザンナ
今回、一豊の妻、千代を演じていたのがこの美少女・・・いや、美少年です。





c0196076_04592243.jpg

湖国長浜、山内一豊の屋敷。

c0196076_04592394.jpg

朝からソワソワ落ち着かないのを臣可内に窘められて一豊
「これが落ち着いておられるか。わしに嫁が来るのじゃぞ。 このわしにじゃぞ」

c0196076_04592318.jpg


c0196076_04592490.jpg

侍女、紅梅・白梅に伴われて千代が輿入れしてきます。

c0196076_05000747.jpg

三々九度の盃を交わし、綿帽子をとると、世にも美しい娘。

c0196076_05000896.jpg

幾久しゅうと千代があいさつすると、おお、一生大切にするぞと一豊。 ひと目惚れです。

c0196076_05000943.jpg


c0196076_05000967.jpg


c0196076_05005055.jpg

ふたりののぼせあがりぶりに侍女も思わず「オホ」

c0196076_08564462.jpg

この表情、絶品でした(笑)

c0196076_05005023.jpg


c0196076_05013697.jpg

木下藤吉郎が祝いにやってきます。

c0196076_05022525.jpg

わしも、もとはといえば百姓の小倅。 一豊も妻を娶ったからには出世せねばならぬぞ。

c0196076_05022671.jpg

「出世かあ。 わしは出世できるかなあ」
「できます」
「一国一城の城主になれるかなあ」
「なれます」

c0196076_05022636.jpg

「どうして千代にはそれがわかるのじゃ?」
「及ばずながらこの千代が、一豊様が一国一城の城主になれるまでお支え申し上げます」

c0196076_05030924.jpg

祝いに、ひとつ舞おう。

c0196076_05030914.jpg

鞭声粛粛 夜河を過る

c0196076_05030965.jpg

曉に見る千兵の 大牙を擁するを

c0196076_05031028.jpg

遺恨なり十年 一剣を磨き  流星光底 長蛇を逸す

c0196076_05035090.jpg

祝言の席には、ちと堅かったかのう。

c0196076_05043233.jpg

藤吉郎は侍女たちを呼んで、景気のいい踊りに切り替えます。

c0196076_05043314.jpg


c0196076_05052024.jpg


c0196076_05052020.jpg


c0196076_05052021.jpg


c0196076_05052138.jpg


c0196076_05052191.jpg

どこへ行くにもねねといっしょ、楽しかったなあ・・・
と新婚時代を懐かしむ藤吉郎。 それがいまは尻に敷かれて・・・

c0196076_05052170.jpg

それから3年経ちました。
一豊は戦さに明け暮れ、千代は長浜で家を守っておりました・・・

トラックバックURL : https://gejideji.exblog.jp/tb/29425838
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by dendoroubik | 2018-04-26 09:36 | ◇長浜曳山まつり | Trackback | Comments(0)