長浜曳山まつり 2018 鳳凰山「恋飛脚大和往来」前篇

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大坂新町の遊女、梅川に恋をした飛脚屋の養子 忠兵衛。
横恋慕をする恋敵の挑発に乗って公金三百両の封印を切ってしまい
捕まれば死罪を免れない忠兵衛は梅川の手を取って駆け落ち。

   奈良の旅籠屋 三輪の茶屋、五日三日夜を明かし   
   廿日あまりに四十両、使ひ果して二分残る・・・

身請けと、追っ手の目を盗むための茶屋泊まりにいつしか路銀も尽き
寄る辺ないふたりが最後に向かったのは・・・




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人目を包む頬かぶり、隠せど色香梅川が、馴れぬ旅路を忠兵衛が労はる身さへ雪風に
凍える手先を懐に温められつ温めつ・・・たどりついたのは忠兵衛の故郷、大和の新口村。

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ここがわしの生まれた在所。 もうしばらく行くと、親爺さまの家がある。

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お尋ね者の身で父親に会うこともできず、遠くから見て暇乞いするつもりです。
馴染みの忠三郎に一夜泊めてもらおうと訪いを入れますが、あいにく不在。

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すでにこの村にも詮議は及んでいて、忠三郎は大坂者を探すために呼び出されているのでした。

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嫁にきたばかりで忠兵衛の顔を知らない女房は、頼まれて忠三郎を呼び戻しに出ます。

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コレ忠兵衛様。 かうしてゐても大事ないかへ。

男気な忠三郎のこと。 頼めば今夜は泊めてくれるはず。
たとえここで死んだとしても故郷の土。
生みの母の墓所で埋められたそなたにも、嫁姑と引合はせ、未来の対面さしたい。

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それは嬉しうござんすが、私が父様母様は、京の六条珠数屋町。厳しい詮議にあっているのではと・・・

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もしもの事はあるまいかと、我が身の上より案じられ

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京の二親に、一目逢ふて死にたふござんす

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おまえの両親に、婿じゃと名乗りもしたし・・・

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雪がいっそう激しくなって、ふたりは藁葺のなかへ・・・

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萬歳の太夫と才蔵が通りかかります。
才蔵亀吉は、どうも不出来なところが気になるらしく次の仕事を不安がっている様子。

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それならここで稽古をしようと、おさらい。

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木の芽も咲き候いけるは、まことに目出とう候いける

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うまくいったと自信をつけて立ち去ってゆきます。


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Commented by ei5184 at 2018-04-21 09:21
このシーンは夜の灯りが似合いますね!
来年は13日~15日の予定で宿泊予約をして帰りました(笑)
Commented by dendoroubik at 2018-04-21 21:15
☆eiさん

やはり道行ものを見るのは夜に限りますね!

13から15日 王道ですね!
ことしも16日にじっくりまわりましたが
千秋楽はやはり感動的でしたよ
16も追加されてはいかがでしょうか?(笑)
by dendoroubik | 2018-04-21 01:37 | ◇長浜曳山まつり | Trackback | Comments(2)