2017年 03月 03日
勝山左義長まつり 2017 蝶よ花よ
勝山左義長まつりの12の櫓のなかで
いちばん見物人の集まるのが「上長淵」地区の櫓です。
「子どもばやし」はなくなってしまったようですけれど
「打ち手集合」と称して名うての打ち手の競演が見られます。
蝶よ花よ 花よのねんね
まだ乳のむか 乳首(ちちくび)はなせ
そんな奇妙なお囃子にのって
リズムを刻む地太鼓と、浮き打ちのふたりが
順繰りに現れては楽しげな太鼓を打ってゆきます。
狭い櫓のなかで大きく鳴り響いて三味線や篠笛との調和を乱さないよう
太鼓に後ろ向きに腰かける(押え子)姿も、とても不思議です・・・
なんといっても「浮き太鼓」の魅力は
自分が楽しむことが自ずと人を楽しませることになる
「浮き太鼓」には自然と滲み出ていているようです。
たしかにその頃の写真を見るとおやじさんしか写ってません。
それほど昔のことではないようですけれど
老若男女が楽しげに「浮く」光景もすっかり「伝統」です。
喜界島の民謡歌手 川畑さゆりさんの公演がありました。
2013年におこなわれた「日本の祭りin石川」で
「勝山左義長ばやし」が地域振興賞を
「奄美島唄」として川畑さおりさんが地域伝統芸能奨励賞を
それぞれ受賞されたのが縁で、交流されるようになったとのこと。
左義長ばやし保存会さんが喜界島で公演をされたりもしていたようです。
「浮き太鼓」を見なれた目には
そこで唄を歌う光景は不思議に映ったりもするのですが
櫓のうえで素人芝居をしたり歌手を呼んだりもしていたようですから
もともとそんなに珍しいことではないことではないのかもしれません・・・
おはようございます!
当日 eiさんにご紹介いただいた者です
寒いなかお疲れさまでした!
ベンチの後ろでドラム缶の焚火で
お尻を燻されながら見ていました(笑)
また来年もお会いできるのを楽しみにいたしております