2016年 11月 01日
日本の祭りinながはま 「長浜曳山まつり」

毎年、都道府県持ち回りで、近畿では和歌山に次いで2番目の開催となるのだそうです。
・・・という大会のスケジュールとは別にこの祭りの諸行事もかなり再現されていて驚きました。

たとえば、曳山のうえに女性が乗ることはもちろん
子ども狂言の練習所でさえ、役者のお母さんであっても入室できない、といわれるほど。

「翁招き」にいたっては、いまだかつて長浜八幡宮以外でおこなわれたことがないのだそうです。




長浜八幡宮へ渡ってくる長刀組の「太刀渡り」はこの祭りの起源ともいわれる厳粛な行事です。







その後の経緯は詳らかにしませんが、これが町衆に引き継がれたものがこの行事です。



長刀組の裃姿の中老が「長刀組」と書いた札つきの青竹を抜き
その年の壱番山の山車に向かって差し出す「翁招き」の儀式があります。




今回は特別だったのですね~ 次回は無いのかもしれませんもの!
来年の4月は楽しみにしています。
処で子ども歌舞伎を掲載するのに枚数が絞れずに困っています(笑)
たんに往復の交通費よりも宿泊費の方が安かったからだけなんですけれど(笑)
ひと気のない八幡宮や町なかで行事を眺めるのは
この祭りを愛する者としては至福のひと時でした
とはいえ やはりイベントと祭りとは自ずと風情がちがいますので
来年はぜひ本番で諸行事をお楽しみくださいませ
子ども狂言のお写真は 絞らず どんどんお出しいただければ嬉しいです(笑)