2016年 04月 30日
長浜曳山まつり 2016 その7 千秋楽
4月16日の千秋楽をはじめて見せていただきました。
小学生の演じる子供歌舞伎は、
後になるほどよくなる・・・とはよく言われることですけれど、
ホントにその言に違わず、心に染み入るような舞台でした。
ラストの舞台・・・妙珍妙天さんも絶好調。
聞いてびっくり・・・
どうして、こんな憂いに満ちた表情ができるのでしょう・・・
ちちははの、恵みも深き、粉河寺・・・
呼笛が夜空に響き渡る・・・
妙珍妙天コンビも見納めか・・・
もういちど見たいな・・・と思っていたら、
10月に長浜で開催される「日本の祭りinながはま2016」
というイベントで再演されるそうです。
これは行くしかないですね!
ラストはクラッカーで祝福。
たいていの子供たちは、この数日間に、
自分がどれだけ多くの人々に感動を与えたか、
ということについて無自覚で、恬淡としているようでした。
そんな姿にも感心してしまうのですけれど、
思わず泣き出してしまう子を見ていると、
小さな背中に背負っていたものの大きさが思いやられ、
思わずジーンときてしまいます。
振付の市川団四郎師匠から、子ども役者ひとりひとりの紹介。
ご本人も役者だけあって、話がとても面白い。
これまで見せていただいた団四郎師匠の作品は、
長浜曳山まつりでは 「男の花道」
「一谷嫩軍記 須磨浦の段 組討の場」
「壺阪霊験記」
「加賀見山旧錦絵」
米原曳山まつり 「銘刀石切仏御前 三段目 西八条之段」
「碁盤太平記 山科閑居 大石妻子別れの場」
「義経千本桜 河連法眼館の場」
「神霊矢口の渡し 頓兵衛住家の場」
「壷坂霊験記」
「仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場」
小松お旅まつり 「清盛入道仏御前 西八条之段」
「傾城阿波鳴門 どんどろ大師の場」
「壺阪霊験記」
出町子供歌舞伎曳山まつり 「一谷嫩軍記 須磨浦の段 組討の場」
世話物は文句なくおもしろく、歴史物はわかりやすくスリリング。
ちょっと湿っぽくなりそうになると、
まわりから野次が飛んで、終始笑いの絶えない千秋楽。
千秋楽は、本来、町の方々だけが、
しみじみと楽しむべきものかもしれませんが、
お邪魔させていただいて、感銘を受けました。
それまではほぼ予定通りに執行される子供歌舞伎も、
千秋楽だけは、大幅に時間が変更されるみたいですので、
昼の舞台で「これは!」と思った町があれば、
時間をお聞きして、こっそり覗かせてもらうのがいいかもしれません。
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ei5184 at 2016-04-30 07:51
情報をありがとうございました。
これだけ紙面を割いて掲載された理由、
これは是非10月に訪ねて行きたいと願っています。
又お会いできましたら、宜しくお願いします。
それまでに少しは学習しておかなければ(笑)
これだけ紙面を割いて掲載された理由、
これは是非10月に訪ねて行きたいと願っています。
又お会いできましたら、宜しくお願いします。
それまでに少しは学習しておかなければ(笑)
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dendoroubik at 2016-04-30 11:50
☆eiさん
ぜひ10月の長浜でお会いしましょう!
(そのまえに八尾 でしょうか・・・)
毎年持ち回りで各県で開催されているイベントで
3年まえの金沢大会を覗いてみたんですけれど
これがとても充実した内容でした
(勝山左義長も出場していました・・・)
ぜひ10月の長浜でお会いしましょう!
(そのまえに八尾 でしょうか・・・)
毎年持ち回りで各県で開催されているイベントで
3年まえの金沢大会を覗いてみたんですけれど
これがとても充実した内容でした
(勝山左義長も出場していました・・・)
by dendoroubik
| 2016-04-30 05:59
| ◇長浜曳山まつり
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