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六華苑

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先日、三重県桑名へ 「石取祭」を見物に行った際、
到着したのが、見どころにはまだ早い昼過ぎだったため、
せっかくなので会場にほど近い「六華苑」へ立ち寄ってみました。

大正2年(1913年)に竣工した、
実業家諸戸清六の邸宅(重要文化財)と、
池泉回遊式の日本庭園(国指定名勝)
総面積は18,000平方メートル強が、
桑名市に寄贈、売却され、一般公開されています。





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邸宅は、洋館とそれに連なる日本家屋からなり、
洋館の設計は、明治期のお雇い外国人として名高い、
イギリス人建築家ジョサイア・コンドル。

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名前をよく聞くわりには、彼の設計した建造物を、
実際に目にする機会が少ないのは、ひとつには
鹿鳴館など、多くの代表作が失われてしまっていること、
いまひとつの理由は、作品が東京に集中しているからで、
地方でコンドル建築が見られるのは、ここ桑名だけだそうです。

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多角形に張り出した2階のバルコニーからは、
日本庭園が見渡せます。見渡せます、といっても、
見渡せないくらい広大なのですけれど(笑)

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東北の隅に立つ4階建の塔屋は、
当初の予定では3階建だったそうですが、
揖斐川を見渡せるようにとの清六の意向で、
4階建てに変更されたということです。

が・・・残念ながら3、4階は非公開でした。

それにしても・・・ボーッと寛ぐくらいしか
用途のなさそうな、この塔屋の贅沢ぶり・・・

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六華苑のすべてがケタはずれで、
ここでどんな生活が営まれていたのか、
庶民には想像すら及びません・・・・

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壁を接して洋館と直に接続されている
日本家屋の方が先に上棟され、
ふだんの生活もこちらを中心に営まれていたようです。

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南側に池泉回遊式庭園、北側にも、
蔵や離れ屋などのあいだに見事な内庭があります。

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打掛、紋付袴の新郎新婦の
写真撮影がおこなわれていました。
キモノのPR写真かなにかだと思ってお聞きしたら、
披露宴の前撮りなんだそうです。

てっきり、モデルさんかと・・・

洋館の方で、ウエディングドレス姿の
撮影なんかもあったのでしょうか・・・

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内庭から見た主屋。

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番蔵棟のいちばん奥に、
旧高須御殿という離れがあります。
その名の通り、海津の旧高須藩の
御殿の一部を移築したもので、
建物じたいも立派なものなのですけれど、
その外を仕切る土塀ひとつ手抜かりがありません。

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石取祭までの時間潰しのつもりだったのですけれど・・・

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1時間ほど見学しているうちに、
すっかり充実してしまい、まるで六華苑を見るために
わざわざ桑名まで来たような気分になっていました。

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8月はじめの猛暑日でした・・・
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by dendoroubik | 2015-08-16 00:00 | 三重 | Trackback | Comments(0)