2014年 06月 19日
住吉大社 御田植神事 その2
「粉黛の儀」が終わる頃、
吉祥殿や社務所のあたりから、
「本殿祭」へ参列する人々が次々に登場し、
本殿の方へ向かいます。
「本殿祭」>から「御田植祭」へと
行列する総員を先導するのが
奴振りの本来の役割と思うのですが、
ここから神殿のまえあたりまでにも
単独で披露され、見ものです。
御田植神事で代掻きを行う斎牛が繋がれています。
兵庫県三木市で育てられる但馬黒毛和牛(雌二歳)。
甲冑武者の中学生、雑兵役の小学生。カメラマンの人気をさらっていました。
実は、今回この祭りに来た主な目的は、
この供奴を見ることでした。
たびたび顔をフォーカスしているのが、
いつもお世話になっているせんべぇさんです。
この神事について、
愛情たっぷりのすばらしいブログ記事をつくられていますが、
⇒住吉大社御田植神事
⇒御田植神事(住吉大社)
⇒住吉大社「御田植神事」2013
⇒住吉大社「御田植神事」2014)
さすがに自分で自分の写真を撮ることはできません。
ただ・・・けっこう気合いを入れて臨んだのですが、
僕では役不足でした・・・雰囲気だけ感じとってください(苦笑)
挟箱(はさみばこ)と毛槍(けやり)の奴さん。
京都や滋賀ではよく見る奴振りですが、
意外にも、大阪では唯一の奴なのだそうです。
「大阪供奴保存会」の皆さんです)
住吉大社での結婚式にも披露されたことがあるそうですが、
⇒住吉大社結婚式「奴行列」
さぞ、ゴージャスなものだったでしょうね!
立傘のおやじさんも、ノリノリでカッコよかったです!
このあと、御田植神事の席を確保するために、
本殿祭は見ることができず・・・(その3につづく)
すげぇかっこよく見える~~(><)
うれしいなぁ!!ありがとうございます!
イメージでは もっとバシッとキメるはずやったんですが
タテとヨコの振幅が激しいうえに
せんべぇさんを主にフォーカスするという制約を自らに課したために
いつものような好き勝手な撮影のようにはいきませんでした
当然の結果とはいえ なんだか申し訳ない気持ちです^-^;
せんべぇさんにも 保存会の方々にも・・・
でも 要領がわかったので
次回は上手くいきそうな気がします(←根拠のない自信^-^)
そう言っていただけると救われます^-^;
奴振りのなかには ひょうきんな動作や ユーモラスな格好
ヒワイな文句で笑いを誘うものが多いように思いますが
住吉っさんの奴さんはあくまでも「カッコイイ系」ですね
次回はそのあたりを狙いたいと思います^-^v
(奴さんと云えば歌舞伎のイメージが。。。^^;)
ホントにせんべぇさんカッコ良いですね!!
甲冑武者もカッコ良いです♪
そして但馬牛(笑)。飾りつけてカワイイです(^^*)
但馬牛って松坂牛とか神戸牛になる牛?ですよね(笑)。
ウィキによると奴振りは 三重に2 愛知に3とありますので
あまりメジャーでないかもしれませんねー
滋賀は12となっていますが そこに書かれている祭り以外でも
見たことがありますので もうちょっと多いかもしれません
甲冑武者は この時点ではあまり期待もしてなかったんですが
本番に「棒打ち」というのがあって これがムチャムチャ盛りあがるんですよ!
「黒毛和牛」というアナウンスで会場から笑いが起こったとき
喋っている男性は ちょっと憤慨されてました・・・
悪意は全然ないけど・・・やっぱり 笑ってしまいますよねwww