2012年 11月 10日
今日の坂本、西教寺
朝、天気がよかったので、紅葉のすすみ具合を見に、坂本を少し散歩。
西教寺は、色づいてきた木もありましたが、全体的に三割程度。
来週は冷え込む予測がでているので、その先あたりが見ごろでしょうか。
日吉大社は、鳥居から大宮川、日吉三橋あたりは見事に紅葉してました。
境内はまだこれから先みたいです。
(急に曇りだしてきたので、写真も撮らずに帰宅・・・)
いつものように、宿坊の門のうえのお猿さん(護猿)を眺めて歩きます・・・
どうして南側の宿坊にしかお猿さんがいないのか・・・謎です。
北側の、ある宿坊の屋根の上。
西教寺は明智一族の菩提寺でもあります。
墓と芭蕉句碑。
月さびよ
明智が妻の咄はなし)せむ
元禄2年秋。芭蕉46歳の句。
「木曾殿と背中合わせの寒さかな」
・・・の句でお馴染みの又玄の家に泊まったとき、
まめまめしくもてなしてくれるその妻の姿に、
光秀の妻、熙子を重ねあわせた芭蕉。
(細川ガラシャ夫人の母・・・といった方が通りがよいでしょうか^-^)
夫の連歌の会の費用が足りないのを知った熙子は、
自分の黒髪を切って費用の足しにしたといいます。
月が寂に澄む今宵、そんな彼女の話でもしましょう・・・
緑も残っているところと着物姿の女性がいい感じ^^
西教寺はまだ行ったことがないんですよ^^;
大津の紅葉も探せばたくさんあるでしょうね。。。
またたくさん見せてくださいね^^
湖北や湖東三山や永源寺 そして大津の諸寺も
紅葉シーズンには 意外と(?)観光客が多いですね
家から近いこともあるのですが
西教寺は あまり観光客が大挙して来ない静かな雰囲気が好きでよくでかけます
紅葉…といえば ホテル紅葉がなくなるというニュースは残念でしたね(>_<)
前身の紅葉パラダイスにも 行けず仕舞い…
記念に一泊してみようかな…と(^-^;
北陸へ単身赴任していた2年間
人も食べ物も景観もすべて好きになったのに
最初の年 11月から2月にかけての曇天には気が滅入りました^-^;
が・・・それは「冬はスカっとした青空が広がるもの」
という生まれた風土からくる先入観によるものに過ぎない
と気づいてからは 曇天のもたらす情緒がたまらなく好きになりました
(ただ 2年目はまったく雪が降らない年で ちょっと肩すかしをくらいました^-^;)
この風土を称揚する表現力が ちょっと欠けているように思います
曇天の魅力を描く「文法」が必要だ!