2011年 11月 16日
比叡山 延暦寺 根本中堂
根本中堂
「ねがはくは 妙法如來 正遍知 大師のみ旨 成らしめたまへ」宮沢賢治
ちょっとラジカルな純正日蓮主義者だった25歳の賢治は、
浄土真宗の篤信家の父に連れられて、
比叡山延暦寺を訪れます。
親鸞も日蓮も、もとはといえば延暦寺で修行をした身・・・
そのルーツを訪ねれば、
息子の熱もいくらか冷めるという思惑があったのでしょうか・・・
比叡山を訪れて、賢治の心のなかに
どんな化学反応が起こったのかはわかりません。
正直、この歌の意味が僕にはよく理解できません。
数年後『春と修羅』の第二集に
こんな詩を書いています。 「一四五 比叡 (幻聴)」
黒い麻のころもを着た
六人のたくましい僧たちと
わたくしは山の平に立ってゐる
それは比叡で
みんなの顔は熱してゐる
雲もけはしくせまってくるし
湖水も青く湛へてゐる
(うぬぼれ うんきのないやつは)
ひとりが所在なささうにどなる
どなられてたのは きっと・・・賢治?
そして黒い麻の衣を着てどなっている僧はお父さん?
延暦寺 懐かしく見ています。
たくさん文学碑があったのは覚えていましたが…
賢治の句碑があるのは、父の思いさすがですね。
dendoroubikさん の解説いつも嬉しく勉強になります。でもいくつ覚えられるかな??
いいかげんな解説なので 決して信用なさらないで下さいね^_^;
(覚えていただく必要もないと思います>_<)
宮沢賢治は若いときから読んでましたが…よく理解できません…
言葉が謎のように心につっかえていて ある日
「あ! そういうことか!」
と わかった気になるものの 気づけば謎が深まっているだけ…
でも まちがいなくお父さんは偉いですね!