2011年 10月 14日
米原曳山まつり 松翁山2
松翁山組による「碁盤太平記 山科閑居 大石妻子別れの場」のつづきです。
蔵之助の山科閑居、下男の良助は吉良方の間者。
無筆のはずの良助が吉良からの手紙を
読んでいるところを、主税に見咎められてしまいます。
難詰する主税に、あくまでもシラを切る良助。
さては吉良の間者・・・と主税が良助に切りかかると、
もうひとりの間者・女中お梅が切りかかってきますが、
なぜか良助は主税をかばってお梅を刺し殺し、
自らも重症を負ってしまいます。
絶え絶えの虫の息で良助の語るところによると・・・
実は彼は浅野家家臣・菅野三左衛門の息子の三平。
足軽の父は故あって浅野家を退き、
その直後にお家断絶の沙汰があり、
なんの忠義も果せなかったことに慙愧の念を抱いていた。
息子を吉良方の間者に仕立て、蔵之助の放蕩を報告させては
敵を油断させる役目を担わせていたのだといいます。
蔵之助はすべてを知っていましたが、
三平は虫の息。 足軽ながら あっぱれ見事な忠臣。
かならず親子ともども仇討ちの同士に加えるぞ、と約を交わします。
三平はそこにあった碁盤と碁石を使って
吉良邸の見取り図を教え、息絶えます。
男泣きに泣く蔵之助。 いよいよ時機は来たれり。
内蔵之助は主税とともに江戸へ立つ支度をします。
ひと目 母と祖母に会って別れを惜しみたいという主税に
内蔵之助は 「同士の誰もがそれをできるわけではないのだ」 と諌めます。
あるいはまぼろしなのか 夢のなかなのか・・・
親子、夫婦は暗闇のなかでさぐりあてた手を握り・・・
今生の別れを惜しむのでした。
最初に見たときからどこかで見たことがあるなぁと
ずっと引っかかっていてもやもやしていたのですが
マツケンサンバ
マツケンサンバですよ
まさにあのノリを思い出してしまいました
マ…マツケンサンバですか^_^;
たしかに 小学生らしからぬ余裕の笑みを浮かべ どこかお茶目な雰囲気を漂わせたこの内蔵之助
舞台のあとに 眠りまで忘れて踊り明かす勢いでしたね^-^
しかし…最近の小学生は こんな大きな初舞台でも まったく物おじしないんですね~