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信楽 窯元散策路

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小学生のころ「スーパーカーブーム」という、
いまにして思えば珍奇な現象があり、
とりたてて興味があるわけでもない自分でさえ
マシーンの名前をおぼえ、
マンガやTVで見ない日はない・・

・という日々でしたが、
実物にお目にかかったのは、
それからずいぶんあとのことだったと記憶します。

先日、同年代の友人と話していて、その話題になり・・・

 「マンガやTVで知るより先に実物を見た!」

と言うのです。
彼は信楽出身です。

べつに信楽をバカにしてるわけやありませんが、
40年ちかくまえに、信楽の農道にカウンタックが
走っていたなんて、にわかには信じがたい話ですよね。

でも、じっさい、昭和40年代の終わりころまで、
信楽は登り窯による陶器の大量生産で、
好景気に沸きかえっていたらしです。

彼の家の近所には登り窯が乱立し、
いまなら「公害」の一言で片づけられてしまいそうな
黒煙が繁栄の証みたいに映った
・・・と彼は述懐していました。

ある日、羽振りのよかったクラスメイトがひとり・・・
ふたり・・・突然、学校に現れなくなり・・・

「夜逃げ」という耳慣れない言葉の意味を理解しはじめたころに

 「ああ、時代が変わってくんや・・・」

しみじみ実感したらしいです。




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ホームに降り立った瞬間から、
そこはもう痛いほど「信楽」です(笑)

京都駅に降り立ったからといって、
べつに舞妓さんが出迎えてくれるわけやありません。

が、このタヌキたちの歓待ぶりは、ホノルル空港並み・・・

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そのサービス精神は、
改札を出ても変わらず発揮されます。

       たぬきでんわ

      ケータイなんてつまらないものを持っていても、そっとポケットに隠して、
      大切な人にここから電話したくなりますね。

      プルルルル・・・

      「・・・やあ」
      「誰?・・・まさかdendoroubik?」
      「久しぶり」
      「やっぱり!・・・今どこ?・・・ずいぶん声が遠いわね」
      「××からだよ」
      「え? どこ? ニューヨーク?」
      「似たようなものだよ」
      「ロンドン?」
      「いいや。たぬきでんわから・・・」
      「いやだ。また、冗談ばっかり!」

        (イメージ 『ザ・ロング・グッドバイ』のエリオット・グールド風)
      
そんな空想がひろがりますね(あ! 
僕だけですか・・・ひょっとして^^;)

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町へ踏み出しても、期待は裏切られません。

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駅からまっすぐ突き当たった
「新宮神社」の狛犬も、やはり信楽焼き(たぶん)

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神社の脇を通って「窯元散策路」へ。

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いま、信楽は工業生産物としての陶器と
「作品」としての陶器を製作する人が同居する町です。

これは水と土の不思議な反応を利用して建造された建物「版築」

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現役の登り窯、廃止された登り窯が見られます。

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不思議な・・・

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不思議な町です。
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Commented by anny at 2011-05-13 00:47 x
一種の宗教を感じます(^^;
信楽好景気のお陰か、私の京都の生家にも狸が一匹、唐崎の実家にも一匹・・・
カエルもフクロウも居てます。
ご近所はみな一家に一匹、玄関先に何かしら居てますね。
Commented by dendoroubik at 2011-05-13 14:09
☆annyさん

道路公団の発表によると
高速道路でいちばん交通事故に遭う動物はタヌキなんだとか
滋賀ではサルやシカにはよく出会いますが
そのわりには 生きたタヌキには出会ったことがありません^_^;
なにゆえ 信楽焼きのタヌキはこんなにもポピュラーな置物になってしまったのでしょうか?
Commented by さばお at 2011-05-13 20:41 x
なんだか、今回のエントリー、導入(スーパーカー)とか「たぬき電話」のクダリ、いつものタッチとちょっと違っていて楽しい
^^
(もちろん、いつも楽しいですよ。)

平衡感覚がおかしくなりそうな街ですね。
道は曲がっているし、登り窯とかトタンの小屋?とかグニャ~となってて。

そうそう。先日、ウチの近所(ご存知のとおり、京都のど真ん中)にイタチが居ました。夜道で目が有って、凍りつきました。
Commented by dendoroubik at 2011-05-13 21:14
☆さばおさん

だいたいこのブログは 夜中に酒を飲みながら書いています^_^;
信楽焼きの歴史とか 古代史をフィーチャーするつもりだったんですが
酔いが回って 資料を調べるのが面倒臭くなり
ついつい いいかげんなことを並べてしましました
そういう記事は 翌朝目覚めて削除することが多いのですが
夜中にコメントを寄せてくださる方があったりすると 削除できず
こんなふうに生き残っているのが いくつかあります^_^;

イタチというのは いったいどこで暮らしてるんでしょうか^^
顔が けっこうカワイイんですよねv
Commented by goodroads at 2011-05-14 09:18
昔20才の頃のこと、実家の親に頼まれ、6~7万円の予算を頂戴し、庭に置く為の「タヌキ」を予算内で目イッパイ大きいのを買って来い!!という特命(笑)を受けて信楽へ行きました。

一面のタヌキワールドに遭遇した記憶が蘇りました。同時に信楽には2つの思い出があります
まず1つは、沢山ありすぎて一体を選べない!!
もう1つは、高速予算も注ぎ込んで購入のデカイタヌキを助手席に乗せ、シートベルトを付けて、1号線経由で8号線の下道で帰った折、対向車線の車に指を指されて爆笑された

そういえば・・・みなさん「フェラーリ」「ランボルギーニ」「ポルシェ」に夢中になるのに・・・・Tomは「マセラティ」や「ランチァ」が好きという一風変わった子供でした。
あの頃の熱狂的だった友人は、やはり大人になりポルシェを買ったヤツが多かったですねー
中には1人カウンタックLB400なんていう、信じられないヤツもいましたが~

凸!!
Commented by dendoroubik at 2011-05-14 18:53
☆Tomさん

助手席にそんな大きなタヌキを同乗させていたら
そりゃあ 爆笑されますよ^^;
6~7万のタヌキといえば 相当 大きなものですね
きっとその対向車も いい話のネタになったことでしょう
話しても 見てない人に信じてもらえなかったかもしれませんが^^;
(しかし あの中から どうやってお選びになられたのか
そちらを お聞きしたいような気がしますw)
それにしても 信楽焼きのタヌキが そうしてこんなに全国区なのか
今もってわかりません・・・

自分もマセラティには魅力を感じてました
もちろん そんな車に乗れるはずもなく
乗っている知人もいませんでしたが^^;

凸ありがとうございます!
by dendoroubik | 2011-05-12 22:54 | 滋賀 湖南 | Trackback | Comments(6)