2011年 02月 27日
埋もれかけた石仏・・・
知らない土地へ行くと、必ず書店で「郷土の本」コーナーへ立ち寄ります。
(『石の説話』という奇著もあります)
自分のもっているのは二刷で、さらに『続・石の表情』という続編(もちろん、持っています)も
平成九年に出ているので、けっこう人気のシリーズなんですね。
滋賀の石造物も正編では2件(「川石に二人像」「金勝寺の飛鳥仏」)
野洲市北の農村でみつけた、この道路に半身を埋めた仏さん・・・
先の本に載るまでもないような、ありふれた仏さんではありますが、
何仏なのか・・・残念ながら自分の知識ではわかりませんが
正直って、私はあんまりこういう石仏に興味を持ったり、写真を撮ることがないのですが。。。
こういう記事を読んでいると、興味が湧いてきます。
それに、古き日本のこのような名残りをずっとずっと守っていきたいですよね。
それには、まずこういう風に気づいて、興味を持つことが大切なのかもしれませんね☆彡
なかなか味わいのある石仏でしょう・・・?^^
daigoさんは 日本中を旅されているので きっとこういうおもしろいものを目にされる機会も多いはず・・・目線をかえて眺めてみると さらに世界がひろがるかもしれないですね
先の週末は どこへ出かけられてたんでしょうか・・・
なんで、コンクリートで固めてしまったんやら、
だれも、移動させようとしなかったんでしょうかねぇ~
それとも、盗まれないようにという、策やったりして?
1本の木やひとつの寺が 切られたり・取り潰されたりせず 後につくられた道を曲げてしまったりすることはよくありますが・・・そこまでではないにせよ 捨て去ったり・移動させたりするに忍びず こういったかたちで残ってしまったんでしょうか・・・手向けられた花が泣かせますね^^
手前の道路がアスファルトで舗装される際 家屋との間をコンクリートで塗り固められたのか・・・ともかく とても不思議な光景でしたw
埋もれてしまわなかった喜びと、こんな風半分のお姿にしてしまった悲しさと。
でもいいなあ。こんなになってしまってもちゃんとお水とお花が供えられている。。 人の暖かさが感じられます。。
路傍のこういう風景に出会ったとき、とても心穏やかになります。
道や家の外廻りを普請するとき もともとあった仏さんを移動させるという手もあったと思うのですが そうはしないで こんなかたちにせよそのまま残した・・・というのが なんとなくいいですね^^
この石仏を見つけたとき 半分埋もれたその姿に とても違和感を感じましたが・・・よく見ると花が手向けられていたりして とてもほのぼのとした気持ちになりました^^