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大津 三井寺の千団子祭

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三井寺の護法善神堂では毎年、
5月16・17・18日の3日間にわたって「千団子祭」が行われます。




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今日、16日はよく晴れた日曜日で、すごい人でした。

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午前10時、護法善神堂の秘仏、
本尊・鬼子母神が開扉されます。

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串ざしにした1000個の団子が供えられるのが
(じっさいに1000個なのかどうかは、わかりませんが^^)
この祭名の由来にもなっています。

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1725(享保10)年建立の護法社石橋のかかる池では
「亀の放生」が行われています。

受付で子供の名前を告げて、金1,000円を支払います。

亀の甲羅に子供の名前を書いてもらって、祈祷を受けます。

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餌(麩のようなもの)といっしょに、亀を池へ落とします。

動物虐待と見る向きもあるかもしれませんが^^;
この光景を眺めていた老夫婦が・・・

  ××(最近結婚されたらしい、そのご夫婦の娘さんの名前)に
  子供が生まれたら、連れてきたろな・・・

と、ちょっと上気しながらおっしゃってるのを、耳にしました。

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それなら・・・

ちょっとガマンしたって! 亀さん^^

(餌ももらえることやし・・・)

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鬼子母神は、もともと人間の子どもをさらっては食べる
というインドの悪神でしたが、
お釈迦さまに自分の未っ子を隠されて改心します。

それ以来、子どもたちを守護する
出産・育児の神として崇められています。

千団子祭は子どもの成長を祈る祭として
600年以上にわたって親しまれ、
「育成する」にひっかけて(?)参道には植木の露天がひしめきます。

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いつもは静かな総門も、今日はにぎやかです。

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子供たちが、どんどこ三井寺にやってきます。
Commented by biwahama at 2010-05-17 08:51
さすが速い!見てこられましたね。
昨日のニュースで見て今朝の新聞にも記載されてますね。
実は「千団子まつり」の由来を知りませんでした。
ニュースで詳しく聞いて 亀が池に滑り台から落ちるシーンを見て
可哀想にとも思いながらも 娘に子供が生まれたら来ようなんて
主人と話してました。老夫婦と同じですね^^
Commented by dendoroubik at 2010-05-17 20:46
☆biwahamaさん

こんばんは!
「特に見どころといってないこんな祭に なんでこんなにたくさんの人が・・・?」
と最初は思いましたが よくよく見てみると・・・
子供を思う親の気持ちが溢れていて さすが600年も伊達につづいてるわけじゃないのだと と感じました^^

夕方のニュースも 新聞(京都新聞)も ちょうど取材を受けておられるところに遭遇しました
改めて見てみると なんだか自分が取材を受けているような
妙な身分になるものですね~w
Commented by yume at 2010-05-18 21:13 x
「あ、せんだごさん♪」
自分の小学校区、その小学校の前であるお祭ですから、それはそれは馴染み深いお祭です。
子供の頃は、こんなどころの人出ではありませんでしたよ。
京阪の三井寺駅あたりからポツポツと出店があるのですが、そのまま三井寺方向に歩くとどんどん店が増え、小学校の校門へと続く石橋の上からもうお店だらけ。。 学校の前から裏から。。そりゃあもぇ。。ヒヨコ屋さんが何軒も、金魚屋さん、見世物小屋。。 工具屋 帽子屋 ままごと屋。。 そして極めつけは植木屋さん、
それこそ 押すな押すな状態。。歩けたものではありませんでした。
小学校も勿論 まともに授業が出来る状態ではなく、お昼までで午後からは家庭訪問。午前中もミニ運動会や、球技大会でした。
もう、、一年で最大の イベントでしたねぇ。。

何年か前に行きましたが、静かだなぁ。。と思ったものです。。
まるで祇園祭の宵宮のような賑わいでした。
Commented by goodroads at 2010-05-18 22:24
ほぉ~
古代には「亀甲占い」なるものもあった由
昔から、亀の甲羅はいろいろなことに使っていたようですねー

団子が食べたくなりました^o^
Commented by dendoroubik at 2010-05-18 23:52
☆Yumeさん


やはりそうですか!
総門のまえで あるご夫婦が
「むかしは このへんまで屋台が出てたんや」
と話しておられたので  きっと盛大な催しやったんや・・・と想像してました^^
桜や紅葉のシーズンは 観音堂までの階段あたりは いまでも賑わいますが
こんなに人が集まることってあまりないですね
でも 以前は もっと気合の入った祭やったんですね・・・

この日は駐車場も満車で 日赤の手前のコインパーキングに駐車し 疎水を上がっていったんですが
長等小学校のグランドの横を通ると 子供たちがサッカーの練習に興じていて とても賑やかでした
「あ! yumeさんの小学校や!」と^^

あの亀の放生会・・・というのは 以前からあったんでしょうか・・・?
Commented by dendoroubik at 2010-05-19 08:11
☆Tomさん

お堂のまえのテントでは その名も「千団子」という団子を売ってました
一瞬 買おうかなとも思ったのですが・・・^^
改めて写真を見直してみると 色とりどりの団子 たしかにうまそうですね~
Commented by yume at 2010-05-19 18:14 x
殆ど琵琶湖に近いあたりから疏水を右に見て小学校に通っていました(観音寺に住んでいる小学生は、観音寺会館の横から通学する人が多かったのですが私の場合 観音寺でも疏水よりでしたからねぇ。)

亀の放生会は、やっておられましたが、なんと言っても人が多く出店が多く 今のように目だってなかったですよ。
放生会のすぐ近くに 見物小屋が毎年来ていて、そちらの方が子供は気になっていました。。

 私の小学校 現在はクリーム色ですが、当時は白でした。
あそこが、図書室で、あそこが会議室で。。あそこが音楽室。。。 と今でも通るととても懐かしいです。 あー また行きたくなってきましたよ。。(笑)
Commented by dendoroubik at 2010-05-19 22:45
☆yumeさん

今日も病院の帰りに 疎水沿いを車で通りました
香具師や見世物小屋が立ち並ぶさまをあれこれ想像しました^^
最近の町並みや・・・祭にも 「影」の部分が排除されていて
少し モノ足りない気がしないでもありませんね

盥のお湯といっしょに 赤ん坊まで流してしまったような・・・

しかし まだ滋賀はおもしろい「影」の部分が残っている方かもしれませんねー
by dendoroubik | 2010-05-16 23:14 | ◆近江の祭 大津 | Trackback | Comments(8)