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安土 沙沙貴神社のなんじゃもんじゃ

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全国300万人の佐々木さんや、
大名の京極、黒田家、旧三井財閥や
乃木希典の先祖・佐々木(源氏)を祀る沙沙貴神社は、
JR安土駅にほど近い常楽寺にあります。

1747(延亨4)年に建てられた茅葺の楼門の前の
「なんじゃもんじゃの木」は、4月の終わり頃から
5月の半ばにかけて、
まるで季節はずれの雪が降り積もったかのような、
真っ白な花を咲かせます。

宮司さんがが1988年に友人から苗をもらって、
楼門前に植えたものだそうです。

この他にも、何本か近くにこの木が植えられています。




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この宮司さん、けっこうな園芸好きとみえて、
境内には珍しい花々や樹木が植えつけられ、
由緒ある建物に負けず劣らず、見ものとなっています。

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この神社の「なんじゃもんじゃの木」は、
GWが終わった頃、ネタ切れの際には
関西のローカルニュースでよく取り上げられます^^

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中国や朝鮮半島、日本では愛知・岐阜の木曽川流域と、
長崎県の対馬にしか自生していない、珍しい樹木だそうです。

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そういえば、あんまり目にしないですね。

愛知・岐阜では、街路樹に植えられてたりするそうです。

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名前の由来は、想像通り・・・

  「なんじゃこれは・・・?」

から来ているようです。

プロペラみたいな花は、突然咲いて、パッと散るのだといいます。

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正式名は「ヒトツバタゴ」

どこで切っていいのかわからない名前ですが・・・
「タゴ」というのは「トネリコ」の別名で、
その近縁なのに複葉なのでそう呼ばれます。

「一葉 タゴ」ですね。
Tracked from ローカルニュースの旅 at 2015-01-25 21:10
タイトル : 早春告げる薄黄色満開
早春の訪れを告げるロウバイの花が沙沙貴神社で見頃を迎えている。... more
Commented by goodroads at 2010-05-16 17:04
なんじゃもんじゃ
面白い木ですね~
白い花が、なかなか綺麗です

しかし・・・誰が「なんじゃもんじゃ」と言ったのでしょう
なんか落語になりそうですね

乃木希典の先祖・佐々木(源氏)・・・
佐々木で近江を治めていたといえば・・・・
南北朝期の、バサラな武将「佐々木同誉」ですかね~

楼門から・・・由緒ある神社なんでしょうねー
Commented by dendoroubik at 2010-05-16 21:28
☆Tomさん

じっさいのところどうなのかは知りませんが^^;
「なんじゃもんじゃ」にはいろんな伝説がありますねー

境内には乃木希典のお手植え松・・・なんかもあって
ほんとに何度も参拝したはったたみたいです

とにもかくにも・・・「なんじゃもんじゃ」というあやしげなネーミングが功を奏してか 関西ローカルニュースの常連になっています^^v
Commented by yume at 2010-05-18 21:16 x
安土駅から歩いて ヴォーリズ建築の伊庭邸の見学に行ったあと、こちらを訪れました。
大きく存在感のある立派な神社ですね。。
Commented by dendoroubik at 2010-05-19 07:15
☆yumeさん

伊庭邸からも すぐ近くですね
「現在も宇多源氏・佐佐木源氏(佐々木家、六角家、京極家、朽木家、黒田家、馬淵家、堀部家、青地家、曲直瀬家、森川家、三井家など二百二十余姓)末裔の篤い信仰を集める」たりますが
よく手入れもされた 立派な神社ですね~

ただ いまは「なんじゃもんじゃ」の方が有名になってるような^^


by dendoroubik | 2010-05-14 22:32 | 滋賀 近江八幡 | Trackback(1) | Comments(4)