2010年 02月 08日
長浜 北国街道
現在の「駅前通り」を横切ると、左手に見えてくるのは、安藤家住宅。
安藤家は十人衆から選ばれる三年寄の一家として江戸期を通じて活躍します。
土蔵 明治37年10月上棟。本屋、明治45年5月上棟。書院、大正元年9月上棟。
長浜を象徴する近代建築物です。
平日でも観光客がひきもききりません。
武者隠れ道」と呼ばれる100メートル強の通りが現れます。
古い町並みにしては、落ち着いたたたずまい・・・ではなく、どこか雑然とした居心地の悪さを感じさせます。
それもそのはず、戦のときに身を隠せるように、隣家の屋敷の境界が、不規則に出たり・入ったりしているのです。
新しい建築物やレトロな看板などが入り乱れて、いっそう雑然とした雰囲気を強めます。
団体さんは、まず来ません。
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仕事でいろいろな方に出会いますが、お話ししても、ひしひしと感じます。
ナニをするにしてもお互いに助け合うし、町が困ってたらお金を出し合う、モノを買うのも地元で、家を建てるのも地元の工務店で・・・という感じ。
「黒壁」のように、第三セクターで成功してるのも地元住民の力が大きいからですね。(さすがにこの不景気で、今は苦戦してるようやけど)
今ある長浜城(長浜城歴史資料館)の建物も、地元有志のお金で建てられたし、曳山祭も、地元の町衆の力で続いてきた祭りです。
南部に住んでると、彦根も長浜も同じような町かと思うけど、雰囲気だけでなく気質は確かに違うな、と感じます。
お殿様が造ったお城と、自分たちが造ったお城の違い、ですかね~
滋賀県産業支援プラザのサイトにある「三方よし」ページに、
県内の「三方よし企業実践企業」がたくさん紹介されてます。
・・・じつは、「黒壁」はじめ、いくつか、私の書いた記事ですが(苦笑)
ご存じかもわかりませんが、よかったら、参考まで・・・
いや~♪
うずらさんの記事 じっくり読ませていただきましたよ
さすが!
改めて ライターさんやったんや・・・と・・・まぜっかえすわけじゃなく ホントに思いました・・・あたりまえですがw
ブログのベタベタの大阪弁も好きですが(笑)この記事の集積も貴重ですね
超個人的な意見ですが・・・
「長浜」と「彦根」どちらが好きかと聞かれたら 僕は「長浜」の方が好きです
理由は コメントいただいた中にもあるように なんでも自分たちがやろうという気概というか 心意気が町ぜんたいに横溢しているように感じられるからです
「彦根」の町並みも こよなく愛しますが・・・「江戸時代の街並みを再現!」といいながら 江戸時代の通りを壊して拡張した「キャッスルロード」みたいなやり方が どうもしっくりこないのです・・・
こんな言葉は使いたくありませんが・・・「ひこにゃん」の対応もどこか「官僚的」で いまだにモヤモヤしています・・・
いや これは 超個人的な感情です(笑)
滋賀県産業支援プラザのサイトの情報・・・とても 参考になりました!
ありがとうございます
というか、ホメ過ぎです~(汗)
今、読み返してみたら、細かいとこで反省点があり・・・文体が、社長がしゃべってるように書くというものですけど・・・
言い訳をすると、産業支援プラザの仕事は、面白いけど辛い仕事でして(苦笑)
なんせ、多くは、文系の私にはさっぱりわからん業種ばっかりで、、ナニを聞いても、チンプンカンプンなんですよ。
こんな私に書かせるんやし、目的はシロウトにわかるように書いてくれ、ってことやとは思ってるんですけどね。
あ・・・、余計な話でした~
ちなみに、長浜の「三方よし実践企業」としては、国友工業も同時期に取材してますが、この社長が、もっと長浜らしい人でしたよ。
調子に乗って?言うと、廣瀬バルブさんは彦根の地場産業。
こちらは二度目の取材やったんですが、彦根らしさというより、バルブって、すごいな~という驚きでいっぱいでした。
あ・・・、調子に乗りすぎました~
それにしても、ガラスの画像がキレイでステキです。
目のつけどころが、違うんやなぁ・・・
たぶん その筋の専門家ばかりが見るサイトやないので
かみくだいた うずらさんの文章がベストやと思います
ご本人には 不満な点もおありかもしれませんが 第三者が読むと
「う~む なるほど!」な感じで読みふけってしまうもんです
彦根産業会館(だったかな?)で 「バルブ」が展示されてたのを見た記憶がありますが・・・
そんなに すごいんですか・・・バルブって^^;
でも ガラスケースにバルブ陳列してるのを見せられても・・・どんな感想を持ったらいいのかわからない!・・・という感想でした(笑)
日野の祭や 米原の祭を見に行ったとき
たまたま ご当地出身の知人と出会いましたが ふたりとも
「この祭が世界一やろ!」
と言葉にこそしないものの 本気で胸を張る様子がビンビン伝わってきて
気持ちよかったです(笑)
祭も町並みも 量のスケールだけではその良さは測れないですからね
「米原曳山祭」「日野祭」「長浜曳山祭」どれが世界一でもおかしくない・・・と思いますw
そういう心意気の感じられる祭や町並みが好きですねえ
そうですね。私も、”おらが祭”というのが好きです。
その祭の地域の習俗というか、昔の人々の暮らし方とか、歴史とか、
そういうのに興味がありますね。
ベタですが、近江八幡の左義長で化粧をしてる兄ちゃんが好きやったり(笑)
県内の曳山は、9つほどありますが、長浜と大津しか行ったことありません。この二つは何度も行ってるのに、他は行ったことなくて。
仕事で行けなかったり、祭りが重なったり。4~5月が多いですし。
隠居の身分にでもなったら行こうかと思うんやけど、隠居することがあるのかどうか・・・
ダンナがイマイチ、祭り好きやないんで、お酒でつって連れて行くか・・・ って、別にふたりで行く必要もないか(苦笑)
日野祭には、なんとか行きたいと思ってるんですけどね・・・
あ、バルブのどこがすごいって、いろんなモノに使われてたこと。
小さなモノから大きなモノまで・・・
それが、彦根の町工場で造られてることにビックリしたワケです。
な~んも、知らんオバチャンなんで。
お酒の好きなご主人なら きっと祭りは好きなはずです(笑)
酒=祭といっても過言じゃないです!
いやあ・・・これは 冗談やなくて ほんとにw
気合の入りすぎた祭では 当事者以外 酒は回りませんが
有名じゃない祭やと 相伴にあずかることもままあります
たいがいは ひとりで県内を回る自分ですが
「今日は 酒が入るかな」
とう予感があるときには 呑まない妻を巧妙に誘い出したりしますw
GWあたりは 祭が目白押しですね
どうスケジュールを立てたらいいのか 頭をかかえます
昨年の5月3日は 日野祭を見て 午後から米原の鍋冠祭へ行くのに 生木を裂くような思いで会場をあとにしました(笑)
うまく生き延びて 隠居の身になれたとしたら
自分は 生まれ育った京都と 近所の坂本の山王祭を探求したいと思いますが・・・
が・・不摂生がたたって たぶん そこまで生きられないかと^^: