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大津 酒井神社のまいどこ神事

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  まいどこ
  まいどこ
  ワラ三把出さんものは
  ツラに毛がいっぱい
  はよ はよよー




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坂本の日吉大社は、紅葉狩りの観光客で盛況です。
そんな11月22.23日、下阪本の酒井神社で
「まいどこ神事」がひっそり行われています。

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坂本と下阪本・・・土ヘンとこざとヘン・・・違いをご存知でしょうか・・・?

もともとはどちらも土ヘン・・・
明治以降「土に返る」というのが縁起が悪いというので
「大坂」が「大阪」に変わったのと同時期に、
近隣の集落を合併した「下坂本」は「下阪本」に改名・・・
合併のほとんどなかった現在の「坂本」は、
なんとなく「坂本」のまま残ったんだそうです。

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小学生の子供たちと、この厄除けの面が、この祭の主役です。

吽形と阿形ですね。

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午後3時ころ・・・バラバラと小学生の子供たちが集まってきます。

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神事があって・・・

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いよいよ、子供たちの練り歩きが始まります。
まず、年長の子供が面をつけます。

まいどこ
まいどこ
ワーラ三把出ーさんもんは
ツーラに毛ぇがいっぱい
はーよ はーよーよー


と唱えながら町内を練り歩きます。

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15分ほどすると、面をつける子供の交替があります。
特にキマリはないみたいです。
なんとなく・・・そろそろかなと思ったら(笑)

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京から北陸に至る「北国海道」の道沿いに下阪本はあります。
国道161号線は、この街道とほぼ重なってつづくのですが、
この町並みを避けるように国道は敷設されています。

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やがて一向は、湖西道路脇の梵音堂に到着します。
酒が湧き出たという伝説があり、
社名の由来ともなった旧社地です。

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ここで子供たちは、
楓の木から枝葉をむしり取り、手にします。
楓は神が宿る木なんだそうです。

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更に練り歩きがつづきます。
氏子のいる家はくまなく参るのだそうです。

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「まいどこ」の語源は不明だそうです。

一説には「参ろうか」の訛化とか。
「ワラ三把出さんものは」というのは、
左義長に藁の供出を促す言葉みたいです。
つまり、左義長に藁を出さないようなヤツには、
顔に毛がいっぱい生えてくるぞ!
・・・という囃し言葉みたいです。

「はよ、はよよー」
というのは、「早く」ではなく
「生えるぞよ」の訛化ではないかと・・・実際に聞いてみて感じました。

(感じただけで、確証はありません・・・^^:)

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本殿へ帰ってきた子供たりは、
旧社地でむしり取った楓の枝葉を神前に備えます。

翌朝早朝、拝殿に用意されたワラを燃やし、神の降来を迎えます。
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Commented by yume at 2009-11-23 18:43 x
下阪本に知り合いが二人います。
私の中では 坂本ま下阪本も「坂本」で一緒なのですが、「下阪本」の人は「坂本とは違う!」と言います、それだけプライドがあり独立心があるんでしょうねぇ。

国道から離れている分、町は「そのまま」なんですよね。
Commented by dendoroubik at 2009-11-23 22:26
☆yumeさん

JRの比叡山坂本駅は下阪本ですね。

滋賀の観光案内に坂本は必ず載っているのに
下阪本は完全無視・・・
「坂本とは違う!」という気持ちもよくわかります。

「滋賀県観光情報」のイベント欄は
ほぼ毎日チェックしてるんですが
「まいどこ神事」のことは載ってませんでした・・・

起源も意味も忘れられかけているのに・・・
ずっと残ってほしいと思いました

by dendoroubik | 2009-11-22 19:44 | ◆近江の祭 大津 | Trackback | Comments(2)