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大聖寺駅の芭蕉句碑

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JR西日本が発行している観光パンフレットは、出勤前、毎朝欠かさずチェックしています (笑) 明日から10月ということで、各シリーズの10月号や秋号が出揃いはじめました。 『旅ごよみ』 10月号は熊野古道や石見銀山、関西1デイパスで戦国ゆかりの地めぐり(滋賀の坂本や安土も出てきます) 鉄道遺産、倉敷あんこめぐり・・・の特集です。 『ハイキング』 10~12月号も出ました。この冊子は、写真はないのですが、名所旧跡やシブいスポットのコースが書かれていて参考になります (但し、あくまでもJR発行なので 「そこ行くなら京阪使うやろ~!」 と思わず突っ込みを入れたくなるような箇所までJR基点で書かれています(笑) そして、今回秀逸だったのが北陸三県の観光課が企画している 「北陸物語」 シリーズ 『北陸秋物語』 です。 巻頭特集が 「芭蕉が歩いた秋の北陸紀行」 (でも、なぜか表紙の写真は芭蕉が行かなかった錦秋の立山です)

これを読むだけで、大垣を除く 『奥の細道』 の後半部分がわかったような気にさせられます。 新潟と富山の県境近く、市振の高台から日本海をバックに北陸本線を走る列車を捉えた写真なんかは、思わず旅情を誘われます。



石川はJR北陸本線大聖寺駅1番線ホームにある芭蕉句碑です。

 やまなかや 菊はたおらし ゆのにほい   芭蕉

とあります。

車で駅まで行き、改札で女性の駅員さんに構内に入らせて欲しいと請います。
「ちょっとお待ち下さい」
と訝しげにいわれてしまいます(--.)
女性の駅長さん(?)が出てこられえて、
「ホームに何か?」
「芭蕉さんを見せていただきたいんです」
「あ。そういわれたら断れませんね。どうぞ」
と招じ入れられます。

やっぱり駅員の方々にもこの句碑は自慢なんですね。

ホームの傍ら・・じゃなく、どーんと真ん中に植え込みがあって、そのなかに屹立しています。
句碑だけを撮っているので、すごさが伝わりにくいのですが、かなりインパクトのある風景でした。
(電車やなんかをフィーチャーした構図にすべきでしたが後の祭です)
昭和44年(1969)建立
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Commented by biwahama at 2009-10-01 16:03
芭蕉は、あちらこちらで句を残し足跡を残されていますね。
それだけ健脚だったこと。歩かなくては・・と思います。
北陸紀行~立山の錦秋 めちゃ紅葉ですね!
主人が見たら唸ることでしょう。
新聞の広告でも 10月に入ったとたん 北陸~東北への旅行企画が満載です。
紅葉を求めに出歩く人も多いでしょう^^
滋賀では 安土に坂本。こちらも観光スポットになっているんですね。
Commented by yume at 2009-10-01 17:20 x
10月に入りましたね。
行楽の秋です。 色んなところへ行きたくなりますねぇ。。

大聖寺駅とは?。。 気になりました。
「北陸鉄道山中線が、山中温泉・山代温泉本面へ延びていた」とありました。
北陸鉄道の広い網目をここでも感じてしまいます。
Commented by dendoroubik at 2009-10-01 20:40
☆biwahamaさん

元山岳部のご主人といかがですか、錦秋の立山(笑)

富山単身赴任の2年間で、立山には6度 いろんなコースから登りました。
特に八郎坂というつづれ折れから「ひかりごけ」を覗きみながら、秋の弥陀ヶ原に出会った瞬間の感動は忘れられません。

それから芭蕉・・・大津をあんなに愛し、あんな美しい文章を残している芭蕉に対して、大津市民はじゅうぶんな敬意を払っていない!・・・と僕は常々フンガイしています!(新参者ではありますが、ちゃんと市民税は払っています)

大津観光大使に直訴しておきます(笑)
Commented by dendoroubik at 2009-10-01 22:54
☆yumeさん

10月は(たそがれの国・・・というタイトルの小説もありました)ほんとにいい季節ですね。
大津祭もありますしね。

同じ日に米原の曳山祭もあります。
去年、はじめて大津祭の宵宮と曳山を見て 今年もぜひもう一度じっくり見てみたいと思っていたのですが 今年は米原に行くことになりそうです。行けたら・・・の話しですが・・・理由はそのときの記事で(笑)

11月になると お祭はひと段落して、今度は自然がダイナミックに変化してきてますね・・・これも見ものですが・・・ただ10月から12月にかけてやたら仕事が忙しくなるのがユーウツです・・・
by dendoroubik | 2009-09-30 22:50 | 石川 | Trackback | Comments(4)