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高岡開町まつり3 伏木けんか山「かっちゃ」

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「けんか山」のHPからの引用です。

夜のとばりがおり、提灯に灯がともると、
腹の底からに響きわたるような山鹿流出陣太鼓のお囃子とともに、
地鳴りを立てながら「かっちゃ」が始まります。

何度も何度もぶつかり合う山車。
鳴り響く地響き。
夜空に揺らぐ提灯。
歓声とどよめき。
男たちの命が漲る瞬間です。

その身震いするような迫力は、
人々を興奮の渦に巻き込み
伏木の町は夜遅くまで熱狂に包まれます。

港町ならではの荒々しいまつり。
しかし、決して人は争わない。
長い伝統が生んだ、 神人和楽の一大ページェントであり、
伏木けんかやままつりの醍醐味といえます。

その「けんか山」が開町祭で同じ高岡市内とはいえ、
港町から高岡駅前へ史上初めて現れました!




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御車山巡業が終わり、重い足を引き摺ってJR高岡駅前へ向かうと、
まだ本番まで2時間もあるというのに既にすごい人だかりです。

「イヤサー! イヤサー!」の掛け声。

さきほどのしょんぼりした気分も忘れて、
すでに昂奮状態に陥ってしまいます(笑)

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年前、伏木で「かっちゃ」を見ました。
想像以上の迫力だったのを覚えています。

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「イヤサー!イヤサー!」

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夜のとばりも降りてきました。

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「かっちゃ」の前のアトラクション。

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すばらしい火消しの妙技です。

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いよいよ始まります。

会場はこんな感じでした(笑)

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助走をつけて 下山に括りつけられた
「付長手」と呼ばれる大きな丸太を、何度もぶつけ合います。

「ゴーン」という地響きにも似た音とともに、
ぶらさげられた提灯がわさわさわさと揺れます。

これに昂奮しない人は、
きっと世界中で起こるどんな出来事にも昂奮も感動もしない人で・・・
Commented by yume at 2009-09-17 15:39 x
夜のお祭と言うのは灯りが闇に映えとても綺麗ですね。
。。と言いつつ実際に夜のお祭を見たのは大津祭と祗園祭位なのですが、一度 三重の長島スパーランドに東北の「ねぶた祭」が半分ほど、出張してきてその迫力を目の前で感じた事があります。

「かっちゃ」もきっとあんな感じなんだろうなぁ。。と思って見せて頂いています。
たくさんの提灯がいいですね。

ここ数日、私も富山に行ってお祭を見ているようですよ♪
ありがとうございます。



呉東 呉西 という分類の仕方は カテゴリを見せて頂いていて富山ってそんな風に分類するのだなぁと。。知りましたが、その「呉」と言うのは何を指す言葉なんでしょ?
Commented by dendoroubik at 2009-09-17 21:02
☆yumeさん
呉東、呉西の「呉」といのは 神通川の西に張り出した呉羽丘陵の東か西かを指す言葉です。関西人には あまり馴染みがありませんが「湖西」「湖北」「洛北」「洛西」みたいに富山の方はふつうに使われます。
「加賀百万石」なんていっても 大半は今の富山のことだ・・・と言われる富山の方は多いです。特に 一緒にお酒を飲んだとき(笑) 確かに 今の金沢や加賀にそんな広大な耕地面積はないですね。滋賀の方が多いです、田んぼ。
すごく乱暴な言い方をしたら「呉西」は前田支配の恩恵にあずかった地域 「呉東」はワリを食った地域・・・かもしれません。「呉東」には成政の名残りがいくつもあります。「何事も 変わり果てたる世の中に 知らでや雪の 白く降るらん」という歌碑。暴れ川と言われた成願寺川の支流に成政が治水工事を施した「成政救民堤」という名前。「成政」という日本酒もあります(ウマイ!)
歴史小説では「ワルモノ」扱いですが そんなイメージは 前代の記憶を消し去るために 前田家が意図的に流布したデマである・・・という内容の・・・富山出身の遠藤和子さんが書かれた「佐々成政 悲運の知将」という本を読んで なるほどな~と思いました。
Commented by yyama0525 at 2009-09-18 22:02
こんばんは
壮観!祭りの雰囲気が味わえます。
今からはじまろうとする山車のぶつありあいを想像しわくわくします。
撮影視点と撮影ポイントがいいですねぇ。
Commented by dendoroubik at 2009-09-19 04:57
☆Capt.Yamaさん

説明的なカットばかりですが・・・ありがとうございます。

このけんか山は ほんとうに昂奮しますね!
通常よりも長く助走をとったりと イベントならではのサービスもありましたが あまりにも人が多すぎて 間近で見られなかったのが 少し残念でした。
衝突直後 提灯がわさわさと揺れる瞬間が忘れられません。
by dendoroubik | 2009-09-16 23:57 | ◆越中の祭 呉西 | Trackback | Comments(4)