2009年 01月 24日
守山 近江妙連
7月の終わり頃、守山市近江妙連公園。
近江妙連が花を咲かせています。
このハスは,1本の茎に,数千枚の花びらを持つ花が
数個咲く突然変異種で,600年以上も前から、
田中家代々によって受け継がれて来ました。
明治時代以降,70年近く開花しない時期もありましたが,
大賀一郎氏によって、もともと近江妙連を移植したものである
金沢・加賀妙連が再移植され,蘇りました。
(金沢の観光案内書なんかでは、
近江妙連は加賀妙連を移植したものだということだけ書かれ、
それ以前の来歴に触れていないものが多いです)
ふつうのハスはは開花を繰り返し数日で散るのに対し、
この妙連は一旦開花すると閉じることはなく、
外側の花弁を少しづつ散らしながら
20日近く咲きつづけ、立ち枯れます。
おしべ・めしべがないため種子ができず、
地下茎でしか繁殖できません。
by dendoroubik
| 2009-01-24 09:18
| 滋賀 湖南
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