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長浜曳山まつり、15日の本日(ほんび)の朝。

福田寺公家奴振りが、
長濱八幡宮への朝渡りを先導していました・・・。


この日は渦巻状をなした雨雲が西日本を横断し、
雨が降りつづくかと思えば、
急激に青空が広がったりと、
めまぐるしく天候が変化する一日でした。

朝から、止み間なく降りつづいていましたが、
奴振りが長濱八幡宮の石畳の参道の差しかかると、
みるみる青空がひろがってゆくのが不思議でした。

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蓮如上人が三年間滞在したという長沢御坊(福田寺)。

住持の摂専が、従兄弟の井伊直弼の取り計らいで、
摂政関白右大臣二条斎敬の妹、かね子を正室に迎えた際、
随従してきた供方が伝えたといわれるこの奴振り。

全国に伝えられる奴振りは、
「武家奴振り」と呼ばれるもので、
「公家奴振り」は、ここだけのものだけだそうですが、
正直、そのちがいが僕にはわかりませんでした(笑)


 ヨーイヤセ、アレワイサノサ-

 コレワイサーノセー



超スローモーな動きで、
まるであたりが真空になってしまったかのような
不思議な雰囲気をつくってゆきます・・・

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前夜の「夕渡り」とは逆の順路で、
一番山から順に八幡宮へ向かう「朝渡り」。

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今年の出番山は、くじ順に、
猩々丸(船町組)、高砂山(宮町組)
鳳凰山(祝町組)、壽山(大手町組)

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御幣、役者、若衆、中老が本殿へ参拝します。

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紋付に角帯、化粧まわしをつけた美々しい姿の
長刀組の力士に先導されて「太刀渡り」がはじまります。

これがこの祭りのはじまりとなった大切な行事で、
とても厳粛な雰囲気のもとにおこなわれます。

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長濱八幡宮は八幡太郎義家の発議によって
創建されたものといわれます。

その義家が八尺の神木を太刀にして
「後三年の合戦」の凱旋をしたという故事にちなむもの。

この地ではじめて大名になり、
戦火で衰微した長濱八幡宮を再興した秀吉は、
八幡太郎の太刀渡り行列を家臣に再現させ、
後にはこれを町年寄十人衆」に行わさせ、観覧した、

・・・と神社の由来書にあるのだそうです。

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鎧姿の八人の子供が、長さ八尺・・・
2メートル余りの木刀を腰に差して渡っていきます。
背中には剥き身の刀をクロスさせて背負い、
右手にも剥き身の刀。

本殿参拝のあと、御旅所へと渡ってゆきます。

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最後に長刀組の中老による「翁招き」。

このとき、ふいにまた雨が降り出しました。

「長刀組」と書かれた札のついた青竹を抜き、
本殿へ向けて3回振ってから、
その年の壱番山の曳山の方へ向けられます。

これを合図にシャギリが一斉にはじまり、
神前狂言の幕開け・・・となります。

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曳き揃えられていた4基の曳山から、
壱番山、猩々丸が神前へと曳き出されると、
またもや不思議なことに、
雨がピタリと止み、青空がひろがってきました・・・。

「本日」では、八幡宮の神前から御旅所まで、
計4回の子ども狂言が執行されます。

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昨年の12月、浜大津で、
「近江の祭りフォーラムin大津」というイベントがあり、
翌年、出番を控えた猩々丸の子供たちが、
すでに練習のはじまっていたシャギリを聞かせてくれました。

同じ舞台で、三番叟も披露されたのですが、
奇しくも、猩々丸は壱番くじを引き当て、
本番でも三番叟が演じられることとなりました。

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アーケード下、金屋例席で、
壽山の「鳴神」の開演を待っていると、
直前に、白雲、黒雲が湧きあがり、雷鳴が轟きました。

洒落て言ってるのではありません。

ほんとうに雷が鳴ったのです。

これには、ゾクっときてしまいました!

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来年の秋、ユネスコ無形文化遺産への
正式登録を目指す、長浜曳山まつり。

今年も感動的でした。   (つづく)
by dendoroubik | 2015-04-18 08:06 | ◇長浜曳山まつり | Trackback | Comments(2)

鳴神

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来週は、いよいよ長浜曳山まつり・・・。


3年まえに写真をお送りした壽山のある方から、
今年のパンフレットをお送りいただきました。

ページをめくっていると、広告のページに、
そのときの写真を使っていただいていました。

小学校低学年とは思えない、
ムーディな雰囲気を漂わせていたこの少年、
今年は当番山で、なんと「鳴神」を演じるそうです。

しかも、振り付けは水口一夫氏。
今から楽しみで仕方ありません(笑)

つづきはこちらから
by dendoroubik | 2015-04-11 17:58 | ◇長浜曳山まつり | Trackback | Comments(4)

壬生寺の花まつり

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釈迦族の王、浄飯王に嫁いだ磨訶摩耶は、
ある夜、六つの牙を持つ白い象が天より降りてきて、
右脇より身体に入る、という不思議な夢を見ました・・・。

つづきはこちらから
by dendoroubik | 2015-04-08 21:18 | ◆京の祭 | Trackback | Comments(2)

若狭 天神社大祭 後編

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かつては隣の藤井の「天満宮」でも、
同じ日に祭礼がおこなわれていたようですが、
現在は、4月2日に近い日曜日におこなわれています。
宮司さんは、両社を兼任されているそうで、
2日は午前中に天満宮の神事のみを執り行い、
午後から相田の天神社のお祭りに臨まれます。

天神社に行列と神輿が揃うと、
お宮移し(御霊移し)の儀式がおこなわれます。

つづきはこちらから
by dendoroubik | 2015-04-05 16:06 | ◆若狭の祭 | Trackback | Comments(4)

若狭 天神社大祭 前編

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若狭地方には「王の舞」と呼ばれる舞が、
16ケ所もの神社で奉納されているそうです。

昨年の4月、宇波西神社の例祭で、
はじめて見せていただきました。

今年は、宇波西神社からもほど近い、
相田地区(福井県三方上中郡若狭町)
天神社でおこなわれるお祭りを覗かせていただきました。

つづきはこちらから
by dendoroubik | 2015-04-04 20:22 | ◆若狭の祭 | Trackback | Comments(2)

花換まつり

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 「花換えしましょう」


敦賀気比高校が、甲子園で、春夏通じて北陸勢、
初の全国優勝を飾ったその日、
福井県敦賀市で花換まつりがはじまりました。

その翌日、金崎宮へ、花換えをしてきました・・・。

つづきはこちらから
by dendoroubik | 2015-04-02 19:50 | ◆越前の祭 | Trackback | Comments(4)

帯掛ケンケトまつり

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「おーい。たけのこの里!」
「なんや。きのこの山!」


創作ではなく、実際のこの二人の会話です(笑)

滋賀県東近江市蒲生「帯掛ケンケトまつり」。
昨年4月に見たのですが、
ブログにアップする前にPCが壊れてしまい、
手元に残っているのは、FB投稿していたこの1枚だけ。

高木神社、旭野神社、山部神社、
3社合同の盛大なお祭りで、見どころも多かったです。

「ケンケト組」という年長の若者たちが長刀振りを披露し、
「七人子供」という年少の7人の子供(写真)が、
「カンカ」というお囃子を奉納します。

これも、また見にゆきたい祭りのひとつです・・・。
by dendoroubik | 2015-02-10 18:06 | ◆近江の祭 湖東 | Trackback | Comments(0)

黒川太鼓躍り

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滋賀県甲賀市土山町黒川、大宮神社の「黒川太鼓踊り」。

「帯掛ケンケトまつり」は4月23日に近い日曜日、
「黒川太鼓踊り」は4月の第三日曜日におこなわれ、
昨年は同日だったので、午前は太鼓踊り、
午後からケンケトまつりとハシゴができました。
4月20日でしたので、水口まつりもあり、
祭り好きにはなかなかに悩ましい1日でした(笑)

棒振りの奇抜な装束と踊りも目を惹きますが、
上組と下組(集落の区分)が、道中で演じる
「出会い」の儀式が感動的でした。

両者が徐々に近づき、触れるほどまでになるや、
棒が折れるほど激しく打ち合い・・・
しかし、すぐに抱き合って和睦するのです。

ただ、この祭りも、この1枚しか残っていません・・・。
by dendoroubik | 2015-01-14 18:05 | ◆近江の祭 甲賀 | Trackback | Comments(2)

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 いずれを見ても蕾の花・・・

熊谷次郎直実のこのセリフ、いつもグッときます。

初陣であたら命を落とそうとする敦盛、
儚く散ってゆく、その恋人、玉織姫、
敦盛と同年で、やはり初陣で瀕死の熊谷小次郎。

戦場で消えてゆくのは、若い命ばかり・・・。

敦盛を助けるために、わが子小次郎の首を
刎ねなければならなかった熊谷次郎直実。

 もののあはれを、今ぞ知る・・・

『一の谷嫩軍記 須磨の浦の段 組討の場』
出町の熊谷次郎直実、うまかったです。

つづきはこちらから
by dendoroubik | 2014-05-07 14:48 | ◆越中の祭 呉西 | Trackback | Comments(0)

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富山県砺波市の「出町子供歌舞伎曳山祭り」へ。

北陸の子供歌舞伎といえば、
お隣り石川県の「小松お旅まつり」がつとに名高いですが、
富山県内には、かつて9つもの曳山歌舞伎があったそうです。

富山、小矢部、高岡(戸出、伏木)、滑川、魚津、黒部、入善・・・
ただ、現在まで伝承されているのはここ砺波の出町のみ。

なぜ、他の曳山歌舞伎が途絶してしまったのかはわかりませんが、
220年の歴史を刻み、伝承されてきたことに、
敬意を表したくなるような、すばらしい行事でした。

つづきはこちらから
by dendoroubik | 2014-05-03 14:28 | ◆越中の祭 呉西 | Trackback | Comments(6)