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『義経千本桜 河連法眼館の場』

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大和の国に、千年巧経る夫婦の古キツネがいました。

このキツネが鳴くと、必ず雨が降る

・・・という言い伝えがあったそうです。

平安のはじめ、都を旱魃が襲ったときのこと。
雨乞いのためにこの夫婦キツネは野狩りして捕らえられ
生皮を剥いで、鼓にされてしまいます。
キツネの霊力か、これをポンと打つと
見事に雨が降った…と伝えられます。

「初音の鼓」と名づけられたこの鼓は
永らく宝物として宮中にありましたが、
白河法王はこれを義経に与えます。

もちろん、酔狂で与えたわけではありません。

 鼓の裏皮は義経 表皮は頼朝。 
 鼓を打て=頼朝を討て!

・・・という、ほのめかしですね。

あやふやな気持ちで鼓を受け取ってしまったことから
義経の悲劇がはじまります。

平家の娘を娶ったことを兄、頼朝に責められ、
卿の君は自害。
嫌疑をかけられた義経も都落ち。

吉野山に隠れたそんな義経のもとに、
愛妾、静御前が跡を追ってきます。

義経から託されていた「初音の鼓」をもって。

お供は家来の佐藤四郎兵衛忠信。
・・・実は、彼は生皮を剥がされて鼓にされた
夫婦キツネの一人息子のキツネ。

静御前の打つ鼓の音が
彼には父と母のやさしい呼び声に聞こえるのです。
恋しさのあまり忠信の姿にバケて吉野までお供してきたのでした・・・

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by dendoroubik | 2012-10-11 07:00 | ◇米原曳山まつり | Trackback | Comments(2)

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今年の当番山は中町の松翁山。

子供歌舞伎の外題は『義経千本桜 河連法眼館の場』

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by dendoroubik | 2012-10-07 12:00 | ◇米原曳山まつり | Trackback | Comments(4)

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八日市町と三日市町のアーケードのあいだの交差点で、
橋南の五基・・・八日市町、龍助町、大文字町、寺町、
そして当番の西町・・・の曳揃えがありました。

西町の外題は『清盛入道仏御前 西八条之段』

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by dendoroubik | 2012-05-20 18:00 | ◇小松お旅まつり | Trackback | Comments(0)

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14日、午前中に1回、各当番町での公演があり、
午後から橋北には三基、
橋南には五基の曳山が曳き揃えられ、
子供歌舞伎が演じられました。

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橋北では京町、中町の曳山を両脇に、
当番の材木町の曳山のうえで
『忠臣講釈真葛ケ原 宅兵衛上使の段』が演じられました。

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by dendoroubik | 2012-05-19 19:00 | ◇小松お旅まつり | Trackback | Comments(2)

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小松には「橋北」と「橋南」という地域区分があるそうですね。

あまり馴染みがないので、
どのような人情のちがいがあるのかはピンとこないのですが、
市内を流れる九龍橋川を境に両地区はそう呼ばれ、
心情的にも厳然たる区別があるのだと仄聞しました。

「お旅まつり」は兎橋神社と
本折日吉神社、ふたつの神社の春まつりですが、
前者は橋北、後者は橋南にあり、
それぞれの神輿や曳山はお互いに川を越えることなく、
氏子町内を練っていたのだそうです。

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今から22年まえ、市制50周年を記念して
橋北の曳山三基と橋南の五基が市役所まえに勢揃い・・・

いまでは「お旅まつり」の最大の呼び物になっている
「八基揃え」がこのときはじめて実現。 

その後は、毎年、橋北/橋南交互に場所を移し
「八基揃え」がおこなわれてきたのだそうです。

昨年は被災地を慮って八基揃えは中止されました。 

そして、今年は>橋北と橋南のちょうど境界線にあたる
細工町の交差点で八基が揃いました。 
これもはじめてのことなのだそうです。

午前10時過ぎ、小松に到着して無料(!)の駐車場に車を停め、
係りのおやじさんに会場までの案内を乞うと最後に

  「時間があれば、ぜひ『八基揃え』は見て帰ってくださいね」

と言われました。
もとよりそのつもりだったのですが、
子供歌舞伎、そして八基揃えは
小松の方々にとって「誇り」なんだなあ
・・・と感じました。

そして、噂に違わず、
やはり煌びやかですばらしいものでした・・・。

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by dendoroubik | 2012-05-17 01:00 | ◇小松お旅まつり | Trackback | Comments(0)

野べの草

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石川県小松市の「お旅まつり」を見物にいきました。

今回、特に楽しみにしていたのは西町の
「清盛入道仏御前 西八条館乃段」。

これは「銘刀石切仏御前」というタイトルで
西町が平成12年、お旅まつりで演じた新作歌舞伎 
(小松市出身の元外交官、石田寛人氏作)で、
平成21年には龍助町も演じています。 

西町が同じ外題を演じるのは、
珍しいことなのだそうですが、
大河ドラマで清盛が取りあげられたこともあり、
リクエストも多かったことが、
今回の上演につながったそうです。

いずれのタイトルにも 
必ずしも主人公というわけでない「仏御前」
(・・・といいますか、登場人物すべて
が主人公といってもいい割付がされています) 
が入っているのは、
平家物語の冒頭に登場する彼女が
小松出身(原町)とされるからです。

どういった経緯かは知りませんが
「銘刀石切仏御前」は滋賀県の「米原曳山まつり」でも、
龍助町が演じた同じ年に子供歌舞伎で演じられています。 

もうひとりのヒロイン「妓王」が
江州(野洲郡)出身という縁からでしょうか。

セリフに何ケ所か「加賀」や「小松」
という言葉がフィーチャーされていて、
その都度、観客が沸く仕掛けになっているのは
、お旅まつりで演じられることを前提として書かれた
新作歌舞伎ならでは楽しさですね。 

でも、もうひとりのヒロイン、妓王の出身地には
ひと言も触れられないのが、
滋賀県民としてはちょっとアウェイに感じられたり(笑)

ほかのセリフで「竹生島」「堅田」「逢坂の関」 
など滋賀の地名を登場させているのは、
あるいは作者の洒落っ気でしょうか。

   萌えいずるも 枯るるも同じ 野べの草 
          いずれの秋に あわではつべき


記憶ちがいでなければ、この歌が
芝居のなかでより強調されていたり、ラスト・シーンで
悪辣非道な清盛にも宗教的な 
「救い」が与えられたりといくつか改変されていました。 

いずれにせよ、午前、午後、夜の部、
3回堪能させていただきました・・・


上が今回の西町、下は米原曳山の妓王です。
by dendoroubik | 2012-05-13 18:00 | ◇小松お旅まつり | Trackback | Comments(2)

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20日は「まつり広場」での曳き揃えのあと、
午前9時から青龍台、9時40分から麒麟台のからくり、
10時10分からは白虎台の子供歌舞伎の奉納
が予定されていたのですが、
小雨が降りはじめていずれも中止。 

同じ場所で、つづけて見物できるはずだったのですが、
屋台はそれぞれの町内の屋台蔵へ帰っていき、
そこでの奉納ということになりました・・・

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by dendoroubik | 2012-04-26 18:00 | ◇古川祭 | Trackback | Comments(6)

長浜曳山まつり 登り山

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14日は、朝から各山組での歌舞伎公演が2度あり、
午後から「登り山」がはじまります。 

子供役者を乗せたまま曳山が、くじ順と反対に、
四番山から八幡宮へ向かいます。 

翌晩、お旅所から各町組へと戻る「戻り山」と対をなします・・・

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招き扇がひらひらと舞い、祭の高揚感にあふれた行事です。

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by dendoroubik | 2012-04-18 19:00 | ◇長浜曳山まつり | Trackback | Comments(4)

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長浜曳山のクライマックス「本日(ほんび)」の15日が
今年は日曜日ということもあって、
記録に残る過去最高動員(1993年)を越える
6万人の観光客が詰めかけた・・・と新聞報道にありました。

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15日は仕事のため残念ながら見ることができませんでしたが、
14日午前中の公演、午後からの「登り山」 
夜の 「夕渡り」 を見ることができました。

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by dendoroubik | 2012-04-16 19:00 | ◇長浜曳山まつり | Trackback | Comments(4)

長浜曳山まつり 夕渡り

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どうです! この苦味走った演技! 

小学生とは思えない
ムーディな雰囲気を漂わせていますね!

長浜曳山まつり。 
14日、呼び物のひとつ、
「役者夕渡り」 がおこなわれました。 

その日の午後、各町から
長浜八幡宮に曳き揃えられた4基の出番山から、
子供歌舞伎の役者たちが、
演目の衣装で町を練り歩きます・・・

沿道の観衆に応えて決めポーズを披露。 
喝采の大きいところでは照れ笑いをするところなんか、
子供らしくてとても可愛いのです・・・

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by dendoroubik | 2012-04-15 18:00 | ◇長浜曳山まつり | Trackback(1) | Comments(8)