伏木曳山まつり 前篇

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六渡寺で獅子舞を見た翌日、小矢部川の左岸、伏木の曳山まつりへ。

2007年にはじめて見て 2009年の「高岡開町まつり」の特別巡行が2度目。
2013年には昼の巡行もはじめて見て、今回はそれにつづいて4度目の見物です。

この祭りの見どころはなんといっても夜におこなわれる
「かっちゃ」と呼ばれる山車同士のぶつけ合いですが
揃いの装束で威勢よく湊町を駆け巡る昼の花山巡行も
様式美と心意気が交錯するたおやかな情に溢れています。


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# by dendoroubik | 2017-06-03 01:01 | ◆越中の祭 呉西 | Trackback | Comments(2)

六渡寺の獅子舞 その3

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午後の巡行がおわると宿で長い休憩となります。

その年慶事のあったお宅では花が打たれ獅子舞が披露されます。
一行は日が暮れ切った午後7時過ぎより、それらのお宅へ出向きます。

最後に庄西コミュニティセンターで獅子舞が繰りひろげられます。


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# by dendoroubik | 2017-06-01 07:00 | ◆越中の祭 呉西 | Trackback | Comments(2)

六渡寺の獅子舞 その2

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日本でいちばん多く、親しみのある伝統芸能は何かと問われて
「獅子舞」と答えることに異論のある人はあまりいないのではないでしょうか。

しかし、富山県に単身赴任して獅子舞に出会うまで、そのイメージは
「正月に来る伊勢神楽」「頭を噛んで貰うとご利益がある」
「たむけん」(笑)「唐獅子牡丹」「越後獅子(美空ひばり)」
・・・といった、まことに類型的で貧相なものでした。

多彩で豊穣なその世界に瞠目させられました。


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# by dendoroubik | 2017-05-31 14:10 | ◆越中の祭 呉西 | Trackback | Comments(2)

六渡寺の獅子舞 その1

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富山県には1200を越える獅子舞の団体があるといわれ
日本一獅子舞が盛んな土地といっても過言ではないと思います。

そんな獅子舞王国富山県でもっとも有名で
人気がある獅子舞のひとつがこの「六渡寺(ろくどうじ)の獅子舞」です。


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# by dendoroubik | 2017-05-30 07:00 | ◆越中の祭 呉西 | Trackback | Comments(2)

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実盛は日本史に登場する人物のなかで
もっともカッコいい男のひとりではないかと思います。
『平家物語』もわざわざ一章を割いたうえでその最期を

「錦の袂を会稽山に翻し今の斉藤別当実盛はその名を北国の巷に揚ぐとかや。
 朽ちもせぬ空しき名のみ留め置いて、骸は越路の末の塵となるこそ哀れなれ」

と哀惜を込めて描き出しています。

子供歌舞伎でしばしば『源平布引滝』のこの段は上演されますが
なぜこんなややこしくてグロテスクな物語を演るのか
不思議に思われる方も多いのではないかと思います。
垂井でも前後関係を理解させるためにマンガまで配られていました。

でも、それで話は理解できたとしても・・・

ここで描かれる以上に実盛がカッコいい男だ
という前提を抜きに見ると、やっぱりこれを上演する意味は理解できない
と思うのですがいかがなものでしょうか・・・?


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# by dendoroubik | 2017-05-29 08:22 | Trackback | Comments(2)

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保元平治の乱がおさまり・・・

平氏にあらずんば人にあらず・・・といわれた時代に
源氏の再興に思いを馳せた人々のお馴染みの譚(ものがたり)。

義朝の愛妾常盤御前は、清盛の愛妾となり
さらに都で「阿呆」と評判の一条大蔵卿長成に再嫁。

この長成の貴公子然とした面持と阿呆面との切り替えが見事!


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# by dendoroubik | 2017-05-26 08:00 | Trackback | Comments(0)

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たんなる思い込みかもしれませんが
垂井の芸児(と子供役者のことをこちらでは呼びます)を見ていると
全般的にとても抑えの効いた品のよい演技をしているような印象を持ちます。
『どんどろ大師』は3年まえに小松 昨年 長浜で見て
それぞれの「お弓さん」がこれ以上ないとうほどすばらしいものでしたが
大仰なところのないストイックな垂井の「お弓さん」もとても魅力的でした。


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# by dendoroubik | 2017-05-25 20:59 | ◆美濃の祭 | Trackback | Comments(0)

小松お旅まつり 2017

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5月半ばの週末におこなわれる石川県小松市の「お旅まつり」へは
これまで土曜日にしか訪ねたことがありませんでした。

この日は八基曳き揃えなどもあって年々イベント性が高まり
子供歌舞伎の自町上演がほとんど見られなかったりしたことから
今年は金曜日と土曜日に見物してみることにしました。


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# by dendoroubik | 2017-05-24 06:00 | ◇小松お旅まつり | Trackback | Comments(4)

垂井曳軕まつり 後宴

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本?女人禁制
練込中横断禁止
二階よりの観覧厳禁
文化財の保護
投菓子類の禁止

堅苦しいと思われる向きもあるかもしれませんが
ルール違反を犯すつもりはなくてもルール自体がかわからない
・・・ということも往々にしてあるものですから
垂井のこの成文律は見る側からしてもとてもありがたい。

昨年はじめてこの祭りの「本楽」を見せていただき
その古式の美しさと子供歌舞伎のおもしろさにシビれ
今年は最終日にの「後宴」を覗いてみました。

「本楽」とはまたちがう、大らかな雰囲気が最高でした。


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# by dendoroubik | 2017-05-23 20:36 | ◆美濃の祭 | Trackback | Comments(8)

越中八尾曳山祭

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あまりにも「風の盆」が有名すぎるから
・・・ということもあるのかもしれません。
越中八尾のもうひとつの大きな行事「八尾曳山祭り」の知名度は
富山県外では不当に低いようにも思えます。

屋台山に造り替えられてからの歴史が浅いこともあってか
曳山の文化的評価が実質以上に高いとも思えません。

しかし、寸胴のフォルムに過剰なまでの装飾が施された
絢爛豪華な八尾の曳山はやはり独特の美しさを湛えています。

生糸、蚕種、和紙等の生産と取引で繁栄を極めた八尾町人の心意気と
井波彫刻、高岡彫金、城端漆工をはじめとする越中工芸の爛熟とが
慶応から大正時代にかけて奇跡的に結実したのが八尾の曳山なのだと思います。


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# by dendoroubik | 2017-05-22 20:26 | ◆越中の祭 呉東 | Trackback | Comments(12)

福野の曳軕

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砺波平野の「夜高まつり」の多くはおそらく
福野に影響を受けておこなわれるようになったものだと思いますが
それらは神事ではなく、五穀豊穣を願う民俗行事です。
おこなわれる時期も福野より1ケ月遅い6月に集中していて
田植えを終えて農作業を休み、牡丹餅や赤飯をつくって田祭りをする
「やすんごと」(「休み」の意味)と行燈行事が結びついたものといわれます。


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# by dendoroubik | 2017-05-19 23:43 | ◆越中の祭 呉西 | Trackback | Comments(2)

5月2度目の・・・

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5月2度目の北陸遠征です。

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今度はちゃんとホテルに泊まってます(笑)

# by dendoroubik | 2017-05-12 23:56 | ◇小松お旅まつり | Trackback | Comments(0)

福野夜高祭

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全国的な知名度はそれほど高くありませんが富山県西部、砺波平野には
「夜高(よたか)」と呼ばれる行燈行事がいくつか伝承されています。

笛太鼓のお囃子とともに極彩色の巨大行燈を町中で曳きまわし
ところにより「引き合い」や「突合せ」を行う・・・というものです。
なぜあまり知られていないのかと首を傾げたくなるような
幻想的でとてもエキサイティングな行事です。

そんな「夜高」の起源とされるのがこの「福野夜高」です。


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# by dendoroubik | 2017-05-12 00:18 | ◆越中の祭 呉西 | Trackback | Comments(4)

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全国に8ケ所あるという曳山のうえで演じられる子供歌舞伎。

富山県砺波市の市街地にある出町神明宮の春季祭礼として
毎年4月29、30日におこなわれる「出町子供歌舞伎曳山まつり」はそのひとつ。
かつて富山県内には9ケ所もの曳山子供歌舞伎がおこなわれていたそうですが
いまも伝承されているのはここだけです。

出町には曳山が3輛あり、毎年、輪番でひとつの町が子供歌舞伎を上演。
今年の出番山は「西町」。行きたかったのですが都合がつかず
5月3日に「砺波文化会館」でおこなわれた「特別公演」を見に行きました。

祭礼の日に、曳山上で見るに如くはありませんが
ステージ上の子供役者たちの熱演もすばらしいものでした。

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# by dendoroubik | 2017-05-11 07:00 | ◆越中の祭 呉西 | Trackback | Comments(2)

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5月はじめのうららかな1日。

人によっては「かったるい」と思われかねない
悠長な時間をかけておこなわれた大御幣をめぐる攻防は
「大御幣納め」というドラマチックな結末を迎えました。

ここで終わってもじゅうぶんなカタルシスを得られるような展開に
畳みかけるように美しい瞬間の連続が訪れます・・・王の舞の登場です。

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# by dendoroubik | 2017-05-10 21:55 | ◆若狭の祭 | Trackback | Comments(0)

彌美神社の王の舞 前篇

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若狭に伝わる「王の舞」・・・とひと口にいっても一様ではありません。
地域によって踊りや装束もちがえば、長時間にわたって舞うもの
一連の神事のなかでごく短く舞われるだけのものもありさまざまです。

昨年、見せていただいた「国津神社」の祭りは
多彩な行事が輻輳し、とてつもなく美しく楽しいものでしたが
「王の舞」自体はあっという間に終わってしまうというものでした。

彌美(みみ)神社の「王の舞」は若狭の「王の舞」のなかでも
舞う時間も長時間にわたり、とりわけ優美なものといわれます。

いや、想像以上に美しくお祭り自体もとても楽しいものでした・・・


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# by dendoroubik | 2017-05-06 18:37 | ◆若狭の祭 | Trackback | Comments(4)

車中2泊

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5月2日、仕事が終わってから車で富山県南砺市へ。
「福野夜高祭」の名物「引き合い」に間に合いました。

7つの町が2日間にわたって大行燈を曳きまわし
最終日の深夜「上り」と「下り」にわかれてすれ違う際
2基がお互いに破壊し合うというもの。
今年の開始は午後11時45分からでした。

世に「ケンカ祭り」と呼ばれる祭りは数あれど
これほどあからさまな「ケンカ」は珍しいのではないでしょうか。

「ふだんは仲のいいもん同士もやり合うんですよ」

隣りで見ていた男性に教えてもらいました。
あまりの面白さに眠気も吹き飛び
日が改まって午前2時40分からおこなわれた
「シャンシャンの儀」という手打ち式まで見てしまいました。

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翌日の午前10時、引き合いがおこなわれていたのと同じ通りに
4輛の曳?が曳き揃えられました。

夜高行燈は福野神明社の春季例祭の宵宮にあたり
曳?行事のおこなわれる3日が本祭になります。
いわばこちらが本番になるわけですが、意外にあっさりしたもので
20分ほどかけて神社まえまで曳行されて揃えられた後に神事があり
お昼まえには早くも曳きわかれとなります。

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次に向かったのはお隣の砺波市。

「出町子供歌舞伎曳山まつり」は前月末に終わっていますが
砺波市文化会館で狂言の特別公演がありこれを見るためです。
おりしも「チューリップフェア」の開催中で周辺道路は渋滞。
公園内にある会館からいちばん遠い駐車場にしか停められず
入場料を払いながらゆっくりとチューリップを鑑賞することもなく
急ぎ足で駆け抜けてなんとか開演の午後2時に間に合いました。
チューリップは見られませんでしたけれど、前説に登場した
プリンセスチューリップ」さんは拝むことができました(笑)

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次に向かったのは越中八尾の曳山まつり。
10年ほどまえに昼間の曳行は見ましたが、提灯山ははじめてです。

夜は観客は少なくなるのだろうと思い込んでいると
八幡社で折り返して鳥居前まで一気に曳きあげる角回しや
聞名寺で曳きわかれて今町のカーブを左折する角回しなど
見どころでは身動きもできないような混雑もありました。
やはり幻想的で美しいシーンはよく知られているものなのですね・・・

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翌日は岐阜県「垂井曳山まつり」

本楽は前日で4日は後宴となりますが
三輛の曳?が正午まえより夜まで5、6度ずつ狂言をおこないます。

  西町・
攀鱗閣『源平布引滝 実盛物語』

合間に曳山のうえで、観光客向けに子供役者の撮影会なんかもあり
本楽とはまたちがった大らかで楽しい雰囲気に溢れていました。

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  中町・紫雲閣『傾城阿波の鳴門 どんどろ大師』

市川団四郎師匠の振付で小松長浜で見ていますが
今回は実姉の岩井小紫師匠の監修。(振付は弟子の岩井小紫八さん)
この4年でのべ7度ほど見たことになり、ブログにも書いていますので
浄瑠璃の3割くらいは太夫さんに先んじて暗誦することができました(笑)

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  東町・鳳凰山『一条大蔵譚 奥殿』

来週には「小松お旅まつり」がはじまります・・・

# by dendoroubik | 2017-05-05 20:30 | ◆祭り | Trackback | Comments(8)

壺坂霊験記

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3年まえにはじめて見た富山県砺波市の「出町子供歌舞伎曳山まつり」。

出町には芝居をおこなえる舞台を備えた曳山が3基あり
毎年4月の末に1基ずつ輪番で子供歌舞伎を執行します。

その年の当番山は西町。
子供歌舞伎振付の大御所、市川団四郎師匠が
はじめて出町で指導された年でもありました。

そして今年、当番山の西町の振付はふたたび団四郎師匠。
しかも外題は長浜、米原、小松で大当たりをとった『壺坂霊験記』
これは見に行くしかないところですが、当日はあいにくの仕事。
5月3日には砺波市文化会館や出町子供歌舞伎曳山会館で
「特別公演」がおこなわれるということで
福野夜高と曳山まつり見たあと、いそいそと出かけてゆきました。

祭礼のときに曳山のうえで見るに如くはありませんが
ラストには浄瑠璃の盛んな砺波ならではの大合奏がステージであったり
とても楽しいひとときを過ごせました・・・

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2013年 長浜曳山まつり(萬歳楼)

お里ちゃんの可愛さは衝撃的でした(笑)

長浜曳山博物館のHPには昭和25年以降の外題が載っていますが
『壷坂霊験記』は見当たらず、珍しい外題だったのだと思います。
これを見た小松お旅まつり、京町の方々が感銘を受け
2年後には同じ団四郎師匠の振付で上演されることになるのですが
聞くところによると、小松ではかつて人気の演目ながら
最近はあまり取りあげられなくなった芸題だったのだそうです。

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2014年 米原曳山まつり(松翁山)

米原も3つのヤマが毎年輪番で子供歌舞伎が上演されますが
松翁山が「自主参加」というかたちで連続出場していることがありました。

お里ちゃんを演じている男の子は1年生のときに三番叟
3年生のときに『碁盤太平記 山科閑居』の大石主税
4年生のときに『義経千本桜 河連法眼館の場』の佐藤忠信
5年生のときに『神霊矢口の渡』のお舟ちゃんを演じていました。

とても達者な男の子で、これが見納めがと寂しかったおぼえがあります。

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2015年 小松お旅まつり(京町)

小松では役者全員が女の子で新鮮な魅力がありました。

掛け取りのひとり「大家さん」が「大家の女将さん」に変更され
善六さんとともにギャグを連発するのですが、この子が妙に色っぽかった(笑)
沢市/鴈九郎の一人二役を演じていたのは人前で話すのも苦手というシャイな美少女で
一生懸命にやさぐれた遊び人を演じている姿に胸を打たれました。
お里ちゃんも可愛く、往年の山田五十鈴を思わせる名演技でした・・・

# by dendoroubik | 2017-05-04 19:15 | ◆越中の祭 呉西 | Trackback | Comments(4)

GW

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必ずしも祝祭日に仕事が休みというわけではありませんので
GWといっても自分には関係はないのですが祭りは集中しています。

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休日のたびに祭りへ出かける予定を立てましたので
しばらくブログは更新できそうにありません。
いい歳をして車中泊したり3つハシゴしたりする計画ですが身体もつかなあ(笑)

# by dendoroubik | 2017-04-29 01:24 | 番外編

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管弦、神楽につづいて、関西雅楽松風会のみなさんによる舞楽。


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# by dendoroubik | 2017-04-28 11:53 | ◆摂津の祭 | Trackback | Comments(0)