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知らない土地へ行くと、必ず書店で
「郷土の本」コーナーへ立ち寄ります。 

その土地でしか手に入らない珍しい本や
情報を探すのが目的ですが、
富山で購入した『石の表情』という本はいまでも愛読しています。 

著者は京田良志氏。富山で高校教諭を務められ、
考古学や石仏、富山の説話などの著書をものされています。
(『石の説話』という奇著もあります) 

『石の表情』は新書で、
富山を中心に全国各地の「石」の造作物を、
1ページごとに写真と短いキャプションをつけて紹介する
なんとも不思議な書物です。

  「こんな本 誰が読むのかな…?」

とも思うのですが(買った本人が言うのもおかしな話です)
自分のもっているのは二刷で、
さらに『続・石の表情』という続編(もちろん、持っています)も
平成九年に出ているので、
けっこう人気のシリーズなんですね。 

滋賀の石造物も正編では2件
(「川石に二人像」「金勝寺の飛鳥仏」)
続編には7件(「古くて新しい地蔵さん」「「明智光秀の墓」
「信長の足形」「四十八体の一体」「兵火に遭う」
「『永仁』の弥陀」「関寺の牛塔」)が紹介されています。

野洲市北の農村でみつけた、
この道路に半身を埋めた仏さん・・・

先の本に載るまでもないような、
ありふれた仏さんではありますが、
もともとあった路傍の石仏をコンクリートで固める際の 
この微妙な残り具合というか、たたずまいに、
しばし見惚れてしまいました。

何仏なのか・・・
残念ながら自分の知識ではわかりませんが、
道路から出た部分が30センチにも満たない
小さな仏さんにもかかわらず、表情がよくでていて・・・
たとえば、弥勒菩薩とか、
如意輪観音みたいな思慮深い面影を残しています。
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先日(2月9日)「京都新聞」を読んでいると、
見たことのない不思議な建物のカラー写真に目がとまりました。

写真につけられたキャプションには

  「山本天文台第二観測室」(大津市桐生)

・・・とあります。

山本天文台? 大津市?

『星空の開拓者たち』というタイトルのその記事によると、
京都大学の花山天文台の初代台長・山本一清氏は、
大学退官後、見晴らしのよい大津市桐生の自宅を改築し
1942年に開いたのがこの天文台だとあります。

惜しむらくは、老朽化のため10年ほどまえに休館しているとのことです・・・

つづきはこちらから
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毎年、命日の2月25日、
菅原道真を祭神とする野洲市永原の菅原神社で
「火渡り神事」がおこなわれます。

神社の創建は不明だそうですが
「永原千句」と呼ばれる連歌師興行が
明治中ごろまでおこなわれていたといわれますから、
文化的にもすすんだ場所だったんでしょうね。

(北村季吟もこの近くの出身です)

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火種の残る護摩木のうえを裸足で歩いて
「病魔焼却」「活力増進」を祈る、一種の修養行事です。

つづきはこちらから
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トイレにいるという それはそれはキレイな女神さま・・・

金沢の商家では、新築時に
便器の下に夫婦一対の泥人形を埋めたり、
たんにトイレに飾ったりする風習があったそうです

(今もあるのかな・・・?)

「厠の神さん」

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誰もいない吹雪のなか日野の町並みをぶらついていたとき、
向かいから歩いてきたおばあちゃんが

  「ここもキレイの飾ってはるえ」

と展示場のひとつ山口嘉七邸の引き戸を開けてくれようと・・・

  「あれ? 誰も来いひん思て カギかけたんかいな・・・」

こんな吹雪のなか、誰も来ないと思われたんでしょうか・・・
戸は施錠されて開きません。

  「あこ行ったら、開けてくれはるわ」

三軒先の民家を指さします。

  「あ。すみません。行ってみます」

観光地図には「ふるさとのおもちゃ館」とありますが、
その家はどう見ても門柱に表札がかかったふつうの民家です。
看板が掲げられているわけでもなく
「お気軽にお呼びください」と貼り紙がしているわけでもなく、
呼び鈴を押すがためらわれます。
が、せっかくここまで来たので、
思い切ってインターホンを押しました。

見学したいのですが・・・と申し出ると、
ご主人が出てこられ、吹雪のなか、
わざわざ山口嘉七邸を開けて展示物の説明をしてくださいます。

興味深く聞き入っていると、
今度は自宅の「ふるさとのおもちゃ館」を案内くださいました。

つづきはこちらから
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山の坊さん何食うてくらす
          湯葉の付焼定心房(比叡山麓の子守唄)

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比叡山では大根の糠漬けのことを
「沢庵」とはいわずに「定心房」というそうです。

定心房とは元三大師、
すなわち比叡山中興の祖といわれる良源のことで、
彼が大根の糠漬けを「発明」したことからその名がつけられ、
比叡山ではこれを常食にしていたといわれます。

(元三大師は「おみくじ」の発案者としても知られていますね)

・・・と、以上のことは谷崎潤一郎の小説とも随筆ともつかない小品
『乳野物語』の冒頭に書かれています。

小説の舞台、大津市雄琴千野を訪ねてみました。

つづきはこちらから
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近江商人の町としてはいちばん新しい五個荘・・・
なんど訪ねても タイムスリップしたような感覚にとらわれます。

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東海道、滋賀最初の宿場町・土山の田村神社では、
厄除祭・・・田村まつりが、毎年2月17日・18日・19日の3日おこなわれます。
鈴鹿峠に出没した鬼を討伐した坂上田村麻呂公がこの神社の祭神。
厄除けの由来は、田村麻呂公がある夜みた・・・

「いかに悪い年でも、この神社を流れる御手洗川に
節分豆を自分の年の数だけ流すなら、厄は除かれる」


という夢告からきているといわれるそうです。
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多くの人たちが川に豆を投げ入れますが・・・
何万人もの人が投げ入れるとたちまち川が詰まってしまうので、
こんなふうに板でガードされています。

つづきはこちらから
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今年も、五個荘の「にんげん雛まつり」へ行ってしまいました^^;

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去年見た以上のなにかがあるとも思えなかったのですが・・・

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明日もやってますので、よろしければどうぞ^^

・・・いや 
楽しいですよ^^ とてもv
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むかしをとこありけり・・・

つづきはこちらから
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初夏から夏にかけての青葉、
秋の紅葉、冬枯れのたたずまい・・・

なによりとびぬけた樹高が、
平板な滋賀の風景にスケール感を与えてくれます。

メタセコヤ。

近江大橋や、このマキノ高原へのアプローチ
延長2.4キロにわたってつづく並木が印象的です。

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昭和14(1939)年、三木茂博士が、
常緑樹のセコイヤに似た落葉樹の化石を発見・・・

「メタセコイヤ」と名づけますが・・・

それから6年後、中国四川省磨刀渓村で 
地元で「水彩(スイサ)」と呼ばれる樹木が「発見」され・・・
「メタセコイヤ」と同種であることが確認されます。

「化石」は現存していたわけですね。

「メタセコイヤ」が「生ける化石」と呼ばれる所以です。

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約200万年まえの古いびわ湖層群から
「メタセコイヤ」の化石がつぎつぎに発見されています。

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滋賀の風景にメタセコイヤが似合うのも道理です・・・