カテゴリ:◇長浜曳山まつり( 47 )

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4月13日、長浜八幡宮で「籤取り式」がおこなわれ執行の順が決まりました。
壱番山は「諫皷山」弐番山「 春日山」参番山「 月宮殿」四番山「 青海山」

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当番山の4基が曳き出されそれまで稽古場でしか演じられなかった子供狂言を
はじめて曳山上で本衣装と化粧で演じる「十三日番」がでおこなわれました。

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【壱番山】諫鼓山(御堂前組)『花祭長浜城』

3年まえの当番で諌鼓山は
長浜子供歌舞伎史上初となる新作歌舞伎を上演しました。
原案はなんと松竹新喜劇の名作『祭提灯』!
藤山寛美が演じた丁稚は女の子に置き換えられていましたが
話し方の微妙なニュアンスが寛美さんそっくりで抱腹絶倒でした。

今回も同じ水口一夫氏振付の新作歌舞伎。
原案はモーツアルトのオペラ『フィガロの結婚』!

すでに2014年に片岡愛之助主演のシスティーナ歌舞伎で上演され
昨年の「まるおか子供歌舞伎」などでも上演されていたもの。
(『恋手本花競靄城』)・・・といっても観てはいないのですけれど(笑)
やっぱり好色な「アルマヴィーヴァ伯爵」は長浜城主、秀吉を措いてはなく
ねね、石田三成といった登場人物もお馴染みで文句なしの面白さ!
長浜版がいちばんしっくりきてたんじゃないでしょうか。

最後に秀吉が叫びます。

「ユネスコ無形文化財登録を祝って総踊りじゃ!!!」(笑)

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【弐番山】春日山(本町組)『紅葉狩』

前回は『太刀盗人』というマルクス兄弟の映画みたいなおかしな話を
たっぷり楽しませてくれた春日山。最高に笑えました。
松羽目物と呼ばれる珍しい舞踊劇でしたが、今回もアッと驚くセレクション。
サスペンスフルな観世小次郎信光の能を基にしたこれも舞踏劇。

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【参番山】月宮殿(田町組)『本朝廿四孝十種香の場 奥庭狐火の場』

前回は忠臣蔵の定番をシブく魅せてくれた月宮殿。
今回は打ってかわって極彩色のラブストーリー。

しかし、予定が狂って見逃しました。明日のお楽しみ・・・

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【四番山】青海山(北町組)『伊勢音頭恋寝刃 油屋』

昨年も実際にあった心中事件に材を採った浄瑠璃が上演されていましたが
これも「油屋騒動」という殺人事件をもとにした歌舞伎です。

子ども歌舞伎を、学芸会に毛の生えたもの
・・・くらいにしか思っていない人々をまるで嘲笑うかのように
長浜では「こんなの子どもにできるのか・・・?」
と思わずにいられないようなキワドイ話がけっこう演じられたリします。

これも見事でした!

by dendoroubik | 2017-04-13 23:45 | ◇長浜曳山まつり | Trackback | Comments(0)

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「日本の祭りinながはま」1日目
駅前のレッドカーペットの最後は、萬歳楼の子ども狂言
『傾城阿波の鳴門 どんどろ大師の場』でした。


つづきはこちらから
by dendoroubik | 2016-11-21 22:42 | ◇長浜曳山まつり | Trackback | Comments(0)

再会

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今年の長浜曳山まつり、萬歳楼の「傾城阿波の鳴門 どんどろ大師の場」
主役のお弓ちゃんに恋した人も多いはず・・・僕もそのひとりです(笑)
でも、いくらご贔屓でも、その祭り限りなのが子ども歌舞伎の役者です。

「日本の祭りin長浜」の特別公演で、お弓ちゃんに再会できました・・・

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皆勤賞の小松も米原でもお見かけしなかった市川団四郎師匠。

  「もしや引退」

・・・などとファンの間で不吉な噂が流れるなか
元気なお姿にホッとしました。

  「来年の小松の忠臣蔵はおもしろいよ~~」

・・・とおっしゃっていました(笑)
これは行くしかないですね!

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それにしても・・・キミはホントに小学生の男の子なのか・・・!?

by dendoroubik | 2016-10-29 22:06 | ◇長浜曳山まつり | Trackback | Comments(0)

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4月16日の千秋楽をはじめて見せていただきました。

小学生の演じる子供歌舞伎は、
後になるほどよくなる・・・とはよく言われることですけれど、
ホントにその言に違わず、心に染み入るような舞台でした。

つづきはこちらから
by dendoroubik | 2016-04-30 05:59 | ◇長浜曳山まつり | Trackback | Comments(2)

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長浜曳山まつり宵宮の4月14日の午後、
前日のくじ取り式で一番くじを引いたのは伊部町組「翁山」
くじ順とは逆に4番山から八幡宮へ向かう登り山。

(写真は常盤山)

つづきはこちらから
by dendoroubik | 2016-04-28 13:25 | ◇長浜曳山まつり | Trackback | Comments(0)

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瀬田町組、萬歳楼は「傾城阿波の鳴門 どんどろ大師の場」

4つの当番山の演目は時代物、世話物がそれぞれ二山組。
世話物ふたつは、奇しくも大坂が舞台。
ひとつは父と息子の、ひとつは母と娘の再会の物語でした。

つづきはこちらから
by dendoroubik | 2016-04-26 21:39 | ◇長浜曳山まつり | Trackback | Comments(4)

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鎌倉幕府の御家人、梶原景時といえば、
「頼朝に讒言して義経を死に追いやった大悪人」という評価が通り相場でしょう。

歴史上もっとも人気のない人物のひとりかもしれません。

小説・ドラマなどでは、必ず冷酷で悪い奴として描かれる景時。
大河ドラマ「義経」では中尾彬が演じていたといえば
ご存じない方もどんなタイプの人物として描かれているか想像できるのでは(笑)
唯一、そんなステレオタイプの景時とは正反対の
目も醒めるようなカッコイイ正義の侍として描いているのがこの「石切梶原」。


つづきはこちらから
by dendoroubik | 2016-04-25 16:33 | ◇長浜曳山まつり | Trackback | Comments(4)

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寛延二年、大坂でおこった遊女お園と馴染み客の大工見習い六三郎の心中事件を中心に
豊文助ら4人の浄瑠璃作者たちが、週刊誌なみのスピードで描き下ろして上演。
大当たりをとった浄瑠璃「八重霞浪花浜荻」。
のちに岡本綺堂が歌舞伎に脚色したのがこの「心中浪華の春雨」です。

新聞によると、昔「中歌舞伎」という、全国を巡業する歌舞伎のプロ集団があり
その人気演目のひとつだったそうですが、近年はほとんど上演されることがなく、
長浜でも初登場・・・という、珍しい舞台です。


つづきはこちらから
by dendoroubik | 2016-04-24 23:19 | ◇長浜曳山まつり | Trackback | Comments(2)

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ななな・・・なんなんだ! この女の子・・・いや、男の子の色っぽさは!

千秋楽で、振付の市川団四郎師匠をして「わたしのなかでも名作になった」
と言わしめた萬歳楼「傾城阿波の鳴門 どんどろ大師の場」
前回の萬歳楼の「壷坂霊験記」小松お旅まつりに影響を与えたように、
一昨年の小松お旅まつりの「どんどろ大師」が長浜へ・・・
笑って泣かせる役者たちが、甲乙つけがたかったです。

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常盤山「妹背山婦女庭訓 三笠山御殿の場」

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孔雀山「梶原平三誉石切」 定番の時代ものも充実です。

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翁山は長浜初登場の「お園 六三郎 浪華の春雨」

江戸時代の浪花を賑わせた心中事件を、朝刊のようなスピードで上演して大当たりをとった
「八重霞浪花浜荻」という浄瑠璃を、明治になって岡本綺堂が脚色した異色作。

春祭りピークにつき、しばらくUPできそうもないので、とりあえずの4枚。

by dendoroubik | 2016-04-17 04:03 | ◇長浜曳山まつり | Trackback | Comments(6)