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実盛は日本史に登場する人物のなかで
もっともカッコいい男のひとりではないかと思います。
『平家物語』もわざわざ一章を割いたうえでその最期を

「錦の袂を会稽山に翻し今の斉藤別当実盛はその名を北国の巷に揚ぐとかや。
 朽ちもせぬ空しき名のみ留め置いて、骸は越路の末の塵となるこそ哀れなれ」

と哀惜を込めて描き出しています。

子供歌舞伎でしばしば『源平布引滝』のこの段は上演されますが
なぜこんなややこしくてグロテスクな物語を演るのか
不思議に思われる方も多いのではないかと思います。
垂井でも前後関係を理解させるためにマンガまで配られていました。

でも、それで話は理解できたとしても・・・

ここで描かれる以上に実盛がカッコいい男だ
という前提を抜きに見ると、やっぱりこれを上演する意味は理解できない
と思うのですがいかがなものでしょうか・・・?


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by dendoroubik | 2017-05-29 08:22 | ◆美濃の祭 | Trackback | Comments(2)