2017年 06月 22日
住吉大社 御田植神事 その5
ふたつながらに込められている・・・ということなのでしょうか。
とても清々しい印象を残して御田植神事は幕を閉じます。
武者行事保存会の青年が奉仕する甲冑武者、雑兵の総大将。
それまで古雅な雰囲気がつづいていたなかでの急展開。盛りあがります。
田植しまうて 笠とり見れば 淡路島根に 陽の落ちる
「住吉踊」の起源は相当に古いようですが
戦国時代あたりから住吉神宮寺の社僧が京阪の村々を
勧進のために踊ってまわったことから有名になったそうです。
「かっぽれ」などに影響を与えたことはよく知られていますが
明治時代の廃仏毀釈によりいったん途絶。
大正になって有志により復活されたものなのだそうです。
もともとは女の子たちのための踊りではなかったと思いますが
地元の女の子たちによる躍動感溢れる踊りは圧巻で
社僧が踊っている姿を想像するのもむずかしいほどキマっています。
住吉踊保存後援会の少女たちによるご奉仕です。