小松お旅まつり 2017 中 町 『神霊矢口の渡 頓兵衛住家の段』 後篇

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よく言われることですけれど曳山子供歌舞伎の期間中
ごく短い時間で子供役者が成長する姿には目を瞠るものがあります。
そのスピードは『ジャックの豆の木』の豆の木を凌ぐかもしれません。




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藪のなかから頓兵衛登場。

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頓兵衛は六蔵に見張りをさせ
義峯を殺して手柄にするため自分の家に忍び込みます。

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暗闇のなか頓兵衛が奥の一間の襖に刀を突き刺すと叫び声があがり
「してやったり」と夜着を引き捲るとそこにいたのはわが娘、お舟・・・

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「ヤアわりゃ娘か」と頓兵衛は驚きながら、義岑をどこにやったと怒ります。

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お舟は父の強欲非道を諭します。

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自分の惚れた男は頓兵衛が謀って殺した新田義興の弟、義岑。

兄を殺した頓兵衛の娘なら今生で添うことはならないが
親と同心ではないというのなら来世で添おうとのお言葉がありがたく・・・

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義岑とうてなを舟に乗せ向う岸に逃がしたのだ
・・・と聞いた頓兵衛はいよいよ怒り、手負いの娘を散々に殴ります。

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お舟はなんとか改心させようと切々と訴えますが
「釈迦如来が還俗して謝り証文書こうともいっかな心変じぬ」
と頓兵衛はせせら笑うばかり・・・

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義岑様を助けてたべ。

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娘を突き飛ばし義岑の跡を追います。

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お舟は身体の痛みに苦しみながらも
どうしたら義岑を逃すことができるか思案を巡らし
櫓の太鼓を打つことを思い付きます。

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太鼓を打つ時は落人を捕えた故、囲みを解けとの合図。
お舟がよろめきながらも太鼓の撥を手に取り打とうとすると・・・

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「それ打たせてよいものか」と六蔵が現れ襲いかかりますが
お舟は刀を奪って返り討ちにしてしまいます。

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お舟は最後の力を振り絞り、刀身を持って鍔で太鼓を打ち鳴らし・・・

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事切れてしまいます・・・

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中町の芝居は金曜日に3回、土曜日に1回、計4回見せていただきました。

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このブログ記事をつくるために見返していると
1日目と2日目とでは同じポーズを同じアングルで撮った写真でも
まったく顔つきが変わっていることに驚かされました。

本番に臨んでほんの数時間のあいだに目に見えて成長する様はやはり感動的です。

by dendoroubik | 2017-06-13 21:41 | ◇小松お旅まつり | Trackback | Comments(0)
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