長浜曳山まつり 2017 諌鼓山 『花祭長浜城』 後篇

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主人公の福江五郎を演じた少年の涼し気な目元に見覚えがあるのに
どうしても思い出せずにモヤモヤしながら見てたのですが
途中でふと思い出しました! 思い出せなかったのも無理ありません。

なぜなら・・・




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3年まえ『喜有福満祭提灯』とあまりにも違う役柄だったからです。
向かって左、いちばんまえの藍色の着物の女性です。

「ウチも新しいキモノ買おてや!」

と言ってた浪花の商人のおかみさん と
虎退治をする若武者とではイメージが合致しないはずです(笑)
ちなみにその後ろの町娘が今回の鈴絵役の男の子で
松竹新喜劇では藤山寛美氏が演じていた(丁稚)役です・・・

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それはさておき・・・

新婚のふたりに秀吉が用意したのはちょうど秀吉とねねの部屋の間の部屋。
双方の使いがしやすくて良い部屋ではないかという五郎に
いいえ、五郎に遠国への遣いを命じて留守のあいだに
自分を手籠めにするつもりだ・・・と鈴絵は秀吉の計略を見破っています。

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鈴絵がひとりでいるところへ、小姓の毛野数馬がやってきます。
数馬は奥方ねねへの叶わぬ恋に身を焦がしているのだと打ち明けます。
驚く鈴絵にさらに数馬は、ねねさまへの恋文を落としてしまい
見つかれば打ち首になるだろうと嘆息するのでした。

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そこへ案の定、秀吉がやってきます。

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数馬を屏風の蔭に隠し、逃げ惑う鈴絵、追いかける秀吉、逃げ隠れる数馬・・・

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あわやというところへ、三成が数馬の落とした恋文を持って現れます。
一読、秀吉が「おのれ数馬め、手討ちにいたす」と激怒するのですが・・・

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ねねがやって来て、数馬を取り逃がしてしまいます。
あわてて鈴絵を隠すものの、秀吉の魂胆はねねにはお見通し。
お灸を据えるために、ねねはひと芝居を打つことにします。

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鈴絵からと偽って、秀吉を呼び出す手紙を葉山に持たせ・・・

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待ち合わせ場所に、ねね、鈴絵が入れ替わって向かいます。

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大喜びで約束の場所へ駆けつけてきた秀吉。
鈴絵ににじり寄っているうちに月に雲がかかり誰が誰やらわからぬ闇に・・・

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やがて雲間からの差し込んだ月明りで自分が口説いていたのが鈴絵の着物を着たねねだと気づき万事休す。

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秀吉はもう二度と浮気はしないとねねに誓わされるのでした(笑)

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五郎と鈴絵の結婚に障碍はなくなり・・・

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秀吉夫婦の仲も円満・・・?

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五郎の祝言と、曳山行事の世界遺産登録を祝して総踊りじゃ~!!!

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秀吉は長浜城在城当時、男子誕生を祝って町民に砂金を振舞い
それをもとに各町で曳山を造ったことが「長浜曳山まつり」のはじまりとされています。

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もちろん、正室の子ではありませんでしたけれど・・・

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Commented by sotomitu at 2017-04-21 00:52
こんばんは!
長浜曳山まつり・・・見応えがありますね〜!
生で見たくなりました。^^
Commented by ei5184 at 2017-04-21 07:43
3年前の姿に云われてみれば何と無く面影が・・・
しかし成長著しいこの時期、しかも配役も変わるとなると
当人と判るかどうか自信がありません!
オワラは毎年会えますし、衣装も ましてや女性だけですから判りますが(笑)
Commented by dendoroubik at 2017-04-21 12:41
☆sotomituさん

1日中行事があって華やかなのは15日の「本日」ですけれど
子ども歌舞伎を楽しむ機会は13日 14日 16日
とありますのでぜひご覧ください!
14日は午前中ですので 夜の火祭りにも間に合います(^-^

Commented by すぺいん人 at 2017-04-21 12:54 x
これだけ役ががらっと変われば気づかないのも無理有りませんねΣ(゜Д゜)
3年経てば成長もするし、でも2回出演している子のそんな姿を見ると嬉しくなりますよね♪( 〃▽〃)

前編をドキドキしながら読んだので、
後編でどうなるんだろうと楽しみでしたが、ラストはとっても華やかでハッピーエンドで♪
今年ならではの特別感が有りますね♪♪♪(*≧∀≦*)
Commented by dendoroubik at 2017-04-21 13:51
☆eiさん

3年に1度の当番ですから出演機会は多くても2回
でも この男の子は中1で3回目の出演だそうですね
まさか提灯屋の女将さんが虎退治をするとは(笑)

何回も出演したり昨秋の「日本の祭り」のようなのは稀で
たいていはお気に入りの役者にもその時限りなのが
子供歌舞伎のちょっとさびしいところですね・・・
Commented by dendoroubik at 2017-04-21 15:10
☆すぺいん人さん

見終えた観客の顔も皆楽しそうで
どの回も口ぐちに賛辞を送っているのを耳にしました
さすがに役者たちは唄は歌いませんが
元唄があるのかないのか総踊りのときに
太夫の歌うヘンな唄も楽しかったですよ♪

マキノ正博の名作時代劇オペレッタ映画『鴛鴦歌合戦』のような楽しさでした!
Commented by otti468 at 2017-04-22 18:41
さすがですね~
よく理解出来なかったストーリーが鮮明になりました~
私は壱番山を追いかけていましたが・・・
所詮は焼きの甘い付け刃(^_^)・・・
奥の深い子ども狂言に改めて感動です^^;;~
正面からの見事なショットの連続・・・お見事です(^_^)
Commented by dendoroubik at 2017-04-22 20:36
☆ottiさん

ストーリーはたぶんこうだろう
・・・という思い込みで書いてるだけですので
あまり鵜呑みになされないでくださいね(^-^:
伝統のあるお祭りはどこも皆すばらしいですが
長浜のこのお祭りは子ども狂言がとくに輝いてますね
何回行っても楽しくて仕方ないです
by dendoroubik | 2017-04-20 23:55 | ◇長浜曳山まつり | Trackback | Comments(8)