勝山左義長まつり 2017 夜空を焦がし 九頭竜に映える

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日曜日の夜、各地区の浮き太鼓が佳境を迎えるなか
九頭竜川の畔(弁天緑地)でどんど焼きがおこなわれます。





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神明神社の境内社、市姫神社の祭神、火産霊神よりの御火を頂きます。

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御火は篝火に遷し、12の地区の区長・年番長が手松明で貰い受けてゆきます。

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行列して500メ-トル先の弁天緑地へ向かいます・・・

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左義長行事自体は400年以上まえからおこなわれていましたが
この「御神火送り」がおこなわれるようになったのは
昭和60年頃と意外に最近はじまったものなのだそうです。

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その頃、浮太鼓はますます熱を帯びてきます。

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12地区の御神体(松飾り)はその日の午後、弁天緑地に運ばれ
受付された正月飾りや書初めなどとともに据えられています。

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号砲を合図に、それぞれの御神体へ一斉点火・・・

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たちまち火柱が上がり夜空を焦がしてゆきます・・・

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御歳神を見送る人々・・・

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すべての御神火が倒れ火勢が収まってくると2度目の号砲を合図に規制線が解かれます。

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2メートルほどの割竹の先に餅を取りつけた
「炎餅」を手にした人々が残り火のまわりを取り囲みます。

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これを炙って食べるとその1年無病息災でいられるといいます・・・

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「勝山左義長まつり」は滋賀県の「近江八幡左義長まつり」と
岐阜県の「今尾の左義長」とともに「日本三大左義長まつり」と呼ばれます。

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この3つはたんに規模が大きいというだけでなく
奇抜な装束で踊り見物人を楽しませるという共通点があります。

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他のふたつは踊子が左義長をおこなうのが祭りのクライマックスですが
勝山では踊子(打ち手)はほとんど「どんど焼き」に参加しません。
それぞれの櫓では「どんど焼き」がおこなわれる頃、浮き太鼓が佳境を迎えています。

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最初は不思議に思ったものですが・・・

最高の笑顔で浮きながら歳神を見送るのが勝山流なのかなと思うようになりました。
見物人の誰もいない夜の櫓でこれ以上ないくらいの笑顔で浮いている人々を眺めていると
やはりこれは神事なのだと、妙に納得させられてしまいます。

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浮いてる人はそんなこと考えてないんでしょうけれど笑)

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どんど焼きの火が収まる午後10時にはすべての櫓のお囃子は鳴りやみ
2日間にわたる「奥越に春を呼ぶ祭り」は静かに幕をおろします・・・

by dendoroubik | 2017-03-08 07:34 | ◇勝山左義長まつり | Trackback | Comments(2)
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Commented by zeiss1221 at 2017-03-11 21:30
こんばんは。

左義長まつりといえばこれですよね。
まさしく春を呼ぶ祭りに相応しいシーンだと思います。
私は左義長まつりといえば近江八幡を想起しますが、
ほかにもあるものなのですね。
いろいろと貴重なシーンを見せていただき、ありがとう
ございました。
Commented by dendoroubik at 2017-03-11 22:02
☆zeissさん

こんばんは!
近江八幡の左義長まつりへは明日行こうと思っています
しかし 関東にお住まいなのによくご存じですね!

左義長まつりで左義長以外の行事をおこなうところも
全国にはけっこうあるようで
岐阜県海津市の左義長は勢いよく灰をまき散らし
買ったばかりの帽子とセーターに穴をあけた苦い経験も(笑)

コメントいただきましてありがとうございます!