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大覚寺節分会 「閻魔庁」

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大覚寺の節分会でいちばん最初に上演されたのは「閻魔庁」

インパクトのあるヴィジュアルで善懲悪、因果応報の理を教える
「壬生狂言」に倣ったセリフのない「身振り狂言」です。

この番組は、朝一の豆まきに参加した近隣の幼稚園児も観覧していました。




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ここは閻魔庁・・・

帳付け、赤鬼、黒鬼を従えた閻魔大王のまえに
ひとりの餓鬼が引き出され裁判が始められます。

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浄頗梨の鏡に、生前の餓鬼のさまざまな悪行が映し出されてゆきます・・・

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人が生まれると、倶生神という神が二人生まれて
死ぬまでその人の左右の肩についてまわるといわれます。
右肩の神は善行を、左肩の神は悪行を残らず書き留め
閻魔で庁大王に報告するのだといいます。

左肩の神の報告書を読んだ帳付は
「こりゃあ、ひどい」と閻魔大王に報告します。

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しかし、餓鬼はいっこうに改心せず
この期に及んでも、まだウソを重ねて言い逃れしようとします。

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(セリフのない身振り狂言なので、ストーリーはすべて類推ですので、念のため)

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数々の罪状の罰として、金棒で打擲されたり・・・

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アイタタタ・・・舌を抜かれたり・・・

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最後には、釜茹でにされてしまいます。

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茹であがった餓鬼を、奪い合ってしゃぶり尽くす赤鬼と黒鬼・・・

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とそこへ地蔵菩薩が現れ、鬼たちから餓鬼を奪いもとの姿に戻してやります。

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地蔵菩薩は閻魔の本地ともいわれ、地獄と浄土を往来できるとされています。

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ようやく、改心する餓鬼でした。

by dendoroubik | 2017-02-08 21:00 | ◆摂津の祭 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 沙都 at 2017-02-08 22:34 x
尼崎に節分祭の時、身振り狂言があるのは知ってましたが…
みぶ→みぶりになったとも言われています
写真が撮れるかどうか分からず、二の足を踏んでしまって行かず。
本家の壬生寺は撮影が禁止なので、撮っておきたい行事の一つです。
Commented by dendoroubik at 2017-02-11 21:23
☆沙都さん

なるほど・・・なぜわざわざ「身振り狂言」
と名のならなければならないのか疑問だったんですが
「みぶ」「みぶり」なのですね
壬生狂言に倣ったものだからといって
まさか「壬生狂言」とは名のれませんものね
さりげなく敬意を表したということでしょうか

昔のプログラムを見ていると
「十王堂」という演目もありましたが
なぜか今年は上演されていませんでした・・・