大阪義士祭

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北海道から熊本まで、全国に20近い「義士祭」がおこなわれているそうです。

関西では、もっとも有名な「赤穂義士祭」をはじめ
内蔵助の山科閑居のあった岩屋寺・大石神社の「山科義士まつり」
内蔵助が身代り不動尊に参拝していたと伝えられる法住寺の「義士会法要」
不破数右衛門ゆかりの篠山市宗玄寺の「古市義士祭」
浅野家の祈願所であった観音寺「加東市赤穂義士祭」
浅野家ゆかりの「三がく寺」(花岳寺、泉岳寺)のひとつ加西市「久学寺の義士祭」
内蔵助の妻りくの妻の故郷、豊岡市の「豊岡義士祭」
そしてこの「大阪義士祭」と、8つもの「義士祭」がおこなれています。




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大阪市天王寺区六万体町「吉祥寺」は、大坂における浅野家の菩提寺。

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境内には、戦火を奇跡的に逃れた義士の慰霊碑が残ります。

1703年(元禄16年)大石内蔵助をはじめ四十六士は幕命により切腹。
足軽だったため切腹御免となった寺阪吉右衛門が
四十六士の遺髪や鎖帷子などを大坂に持ち込んで吉祥寺に建立を依頼したもの。


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その横には、毘沙門天を中心に、躍動感溢れる四十七士の石像。
あまりの躍動感に男の子の身体も自然と躍動していました(笑)

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この行事がいつ頃からはじまったのかは詳らかにしませんが
戦後、昭和28年まで、GHQにより中止を余儀なくされた、と案内板にあります。

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「忠臣蔵」は、さぞや戦時中は持て囃されていたんだろうな
と長らく思い込んでいたのですけれど、海音寺潮五郎の『赤穂義士』によると
たかだか藩のために命を賭すのはけしからん・・・と、やはり否定的だったようです。
何度も上演が禁止されたり、その価値が否定されたりしながらも
そのたびに蘇ってくる「民族の大ロマン」だと、海音寺は書いています。

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合気道や居合道などの奉納行事がありました。

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備前の真剣。

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正午まえ、子ども四十七士が吉祥寺に集合。

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和太鼓に送られて「討ち入り」へ出発します。

四十七士はまず大阪城へ「討ち入り」しましたが
そのあと「討ち入り」する天王寺へ先回り・・・

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阪堺線、関西初の芝生軌道。
あべのキューズモールで「さユり」のミニライブを観覧(撮影禁止)

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新世界では、とくにこの装束で行列していても振り返る人も稀です。
もっと奇矯な恰好をしている人も多いですから・・・

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通天閣へ、エイエイオーの「討ち入り」後、吉祥寺へ帰ります・・・

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Commented by otti468 at 2016-12-12 07:30
山科の大石神社へはよく行きますが、
関西にはこんなに関係場所がありましたか・・・('-'*)
Commented by dendoroubik at 2016-12-12 08:04
☆ottiさん

播州以外にも但馬や丹波にもあるなんて
赤穂浪士の人気のほどが伺えますね!
滋賀県大津市大石は大石家の故郷で
「子ども元禄行列」というのがあったんですけれど
残念ながらつい最近なくなってしまいました・・・
Commented by zero_cipher at 2016-12-16 17:52 x
吉祥寺での奉納芸能の記事は時々見かけるのですが、子供義士行列を追った記事は初めて読みました。子供たちが生き生きしていてとてもいいですね。他の写真も素敵です。
Commented by dendoroubik at 2016-12-16 19:21
☆ zero cipher さん

ご覧いただきまして
しかもお褒めの言葉までいただき ありがとうございます!

それぞれの地方で気質のちがいはありましても
祭りの日の子どもたちの表情は
どこへ行ってもホントに輝いてますね~~
「イチビリな子」と「それを嗜める先輩」
「まわりを気にせず黙々と打ち込む子」
都会も田舎も この比率はあまり変わらない気がします
Commented by 沙都 at 2017-01-06 23:19 x
おめでとうございます。

大津の元禄行列、なくなったのですか…
ホームページの方、次の更新時に中止に変えておかなければ。
赤穂を中心として大石内蔵助と四十七士関連は義士祭と呼ばれていますが、
愛知県、三河を中心にした場合、義士祭と呼ばず吉良祭となります。
Commented by dendoroubik at 2017-01-07 12:13
☆沙都さん

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

元禄行列の件は確認したわけじゃないんですけれど
最近の広報にはマラソンのことしか載ってませんので
なくなったのかな・・・と

「吉良祭」というのがあるのですね
吉良家の出自は三河ですから
ワルモノ扱いされては困る・・・ということでしょうか
日本の祭りは なかなかにバランスがとれてますね~
by dendoroubik | 2016-12-12 03:21 | ◆摂津の祭 | Trackback | Comments(6)