祇園祭 2015 お迎え提灯「小町踊り」

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最後は「小町踊り」です。




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お迎え提灯で、女の子たちによって演じられる3つの芸能のうち
「祇園まつり音頭」は昭和の創作ですが、2つは京の伝統芸能です。
ただ、2つともいったん途絶して、近年「復元」されたもの・・・

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「鷺踊り」は600年ほどまえにあった「笠鷺鉾」という鉾のまわりで舞われていた踊りで
白絹の羽根をまとったオスとメズの白鷺が囃子に合わせて舞い踊るものだったそうです。
江戸時代中期に途絶し、京からの伝承を守りつづけていた島根県津和野から
1956(昭和31)年、逆輸入して復活されたものだといいます。

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同じように「四条傘鉾踊り」は滋賀県土山の「ケンケト踊り」を逆輸入して1988年に復元。

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「小町踊り」は奈良時代、七夕の「乞功奠(きこうでん)」という宮中行事に
和歌を届ける文使いのお供の少女たちが、その道中で歌い舞った踊りが起源とか
その後、これが民間で七夕の風習となって元禄の頃に西陣界隈で流行ったものといわれますが
長らく途絶して、昭和37年に復活。どれだけ往時の姿を「再現」しているかは不明です。

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逆輸入されたものでも、たとえ「創作」されたものであろうと
自家薬籠中のモノにしてしまうのが京都の強みですね・・・

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しかし、そういうしたたかさがなければ伝統なんて長く守ることなんかできない、とも思います。

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天変地異や、よんどころのない事情で中断を余儀なくされるのはままあることですから・・・

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それでも、何ごともなかったかのように繰り返されるのが、日本の祭りのいいところかもしれません。


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Commented by kanazawakomati at 2016-12-06 21:26
凛々しいですね(*^^*)

そして「小町」「昭和37年」
縁があるようなので来年は行くしかなさそうです( v^-゜)♪
Commented by dendoroubik at 2016-12-07 03:56
☆金沢小町さん

そりゃあ 行かないわけにはいきませんね!

梅雨明けするかしないかの時期の京都ですから
蒸し暑さはハンパありませんけれど
(途中でビアホールに駆け込みました ^-^;)
彼女たちの凛々しさ 涼しさを感じるほどです
by dendoroubik | 2016-12-05 00:07 | ◇祇園祭 | Trackback | Comments(2)