2016年 10月 27日
BIWAKOビエンナーレ 見果てぬ夢~Eternal Dream~ Ⅰ
はじめて見た2010年までは、ビエンナーレと銘打ちながら
トリエンナーレでしたので、今年で7回目の開催となります。
・・・といっても、他の行政や民間企業主導のイベントのように
(主催はNPO法人「エナジーフィールド」)ちょっと権高で敷居の高いものではありません。
とても自由度が高いところがお気に入りです。(作品自体はとてもハイブローなものが多いです)
そこで「作品」に出会う、その出会い方がまた自由で、毎回訪ねてしまう動機になっています。
「不自由」に感じるのがどんなときかを言えばわかりやすいかもしれません。
たとえば、たいていの「芸術祭」とくに屋内の展示は撮影が禁止。
写真を撮る・撮らないにかかわらずこの「禁止」にストレスを感じる人も少なくないと思います。
こちらはフラッシュ撮影以外、とくに制限はありません。
「写真を撮らずにいる」ということだけで決まるものではありません。
何の媒介もなしに「感動」が得られた・・・と感じるのは錯覚にすぎないでしょう。
といった経験則としてなら、一理はあるとは思いますが
「ファインダー」越しにでは、そんな出会いを組織できないというのは何の根拠もない臆見だと思います。
場合によっては、その機会を倍化させることだってないとは限りません。
「撮影禁止」の芸術祭は後者を予め排除していて、やっぱり、ちょっと息苦しい・・・