たてもん祭り

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蜃気楼の見える町、富山県魚津。
魚津漁港近くの海岸線沿いに鎮座する諏訪神社の夏季祭礼「たてもん祭」(重要無形民俗文化財)

諏訪神社氏子町7町内が「たてもん」を曳き回し航海の安全と大漁を祈願する行事です。




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夕暮れまでに、諏訪神社まえの海岸線に7基の「たてもん」が並びます。

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「たてもん」は高さ16メートルの大柱に90余りの提灯を三角形に吊り下げた船型の万燈。

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2本の担ぎ棒に渡され網掛けした横木に、子どもたちが腰かけて笛や太鼓で囃します。

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「たてもん」の下部はそり台になっていて境内でクジ順に威勢よく回転させられます。
回転の意味はよくわからないそうですが神様によく見ていただくためだともいわれます。

天辺の六角行燈から垂らされた「ヤナギ」と呼ばれる6本または8本の割竹の枝が夜空に光跡を描く姿はとても幻想的です・・・

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贄となる魚を舟に高く積み上げて海浜を曳きまわし海の神に大漁を祈願したのが起源といわれます。
いつしかそれが提灯にとってかわられ次第にその数も増えていったのだそうです。

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北前船などを通じて 東北の行燈行事などから影響を受け万燈に変貌していったのかもしれませんね。

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お囃子も秋田竿灯まつりを彷彿とさせるまるでスウィングするような軽快なテンポです。

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お囃子を聞いているだけで心躍ります。

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ヤナギなどの部位は電飾ですが、提灯は蝋燭の炎。 ひとつでも消えると、点け直されます。

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このお祭りは、以前は8月7、8日におこなわれていたそうですが
2007年から「じゃんとこい魚津まつり」にイベントのひとつとして8月の第1金土曜におこなわれるようになりました。
2日目の土曜日には「たてもん」の後ろ、ちょうどこの方向で花火大会がおこなわれるのでたいへんな人出となります。

はじめて訪ねたときは2日目でしたが2回目は金曜に訪ね
人々が人知れず(?)愉しむ雰囲気がよくて3回目の今回も花火大会を外して訪ねました・・・


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Commented by rinkatu at 2016-09-17 22:33
今だ見たことない"たてもん"
自分の住む地域と魚津、黒部方面が離れすぎてるんで
dendoroubikさんの行動力に脱帽です!^^
Commented by dendoroubik at 2016-09-19 07:45
☆rinkatuさん

城端むぎや祭りから帰ってきました(笑)

いま兵庫県の大阪寄りに住んでるんですけれど
県内でも播磨や但馬方面はちょっと遠いように感じます
そのくせ8,9月に3回も貴地にオジャマしてしまいました(笑)
遠くから行くと 富山県内は狭く感じられたりするものなんですね
by dendoroubik | 2016-09-17 06:33 | ◆越中の祭 呉東 | Trackback | Comments(2)