地域伝統芸能フェスティバル その2

c0196076_433366.jpg

滋賀県からは、長浜曳山まつりの三番叟。
これもたしか連続の出場だったと思います。

多くの子ども歌舞伎では、
一番山や当番山から三番叟を出すみたいですけれど、
長浜では、数十年まえから、広く町内外から公募して、
最後はクジで決めるようになったそうです。

今年の一番山翁山で、三番叟を演じていたのは、
昨年の一番山猩々丸と同じ男の子。

なんと2年連続でクジを引き当てたのだそうです。




c0196076_454413.jpg

リハーサルから見せていただきました。

Tシャツ姿の三番叟というのも、
なかなか見られるものではありませんね(笑)

c0196076_410931.jpg

今年の長浜曳山まつり、翁山での三番叟です。

c0196076_455637.jpg

軽装での踊りを見て驚くのは、その運動量の多さ。
衣装を着こんで舞うのを見ていると気づきませんでしたが、
かなり激しい動きをしていたのですね。

c0196076_5105440.jpg

こちらは昨年の猩々丸での三番叟。

c0196076_4262484.jpg

京都府からは、京丹波町の「和知人形浄瑠璃」

農閑期の娯楽として、江戸時代末期、
大迫村という村で起こったとされています。
当初は、粗末な張りぼて人形だったものが、
次第に目を閉じたりする精巧な人形に。
大振りで、1人遣いなのが特徴です。
義太夫と三味線はなかったそうですが、
昭和26年から加わったそうです。

地元の実話を基にした芝居が代表作とのことですが、
一般向けのステージだからでしょうか、
今回上演されたのはお馴染みの「傾城阿波の鳴門 」
巡礼おつると、故あって母と名のれぬお弓の物語です。

c0196076_4263748.jpg

巡礼にご報謝

c0196076_412072.jpg

今年の長浜曳山まつりでも
萬歳楼がこの巡礼歌の段を演っていました。

c0196076_4271397.jpg

父様の名は十郎兵衛
母様はお弓と申します

と聞いて吃驚り 疑いもない我が娘

c0196076_4272855.jpg

見れば見るほど幼な顔
見覚えのある額の黒子

ヤレ我子か 懐しや

c0196076_4325212.jpg

よその子供衆が 母様に髪結うて貰ろたり
夜は抱かれて寝やしゃんすを見ると

c0196076_4122132.jpg

わしも母様があるならあの様に
髪結うて貰おうものと羨やましゅうござんす

c0196076_4373051.jpg

c0196076_4124889.jpg

母は心も消え入る思ひ

c0196076_4382876.jpg

わつと泣き出す娘より 見る母親はたまり兼ね

c0196076_439540.jpg

c0196076_4223982.jpg

おお道理じゃ 可愛や いじらしや
と我を忘れて抱きつき 後正体嘆きしが

c0196076_4433569.jpg

こゝに置いてはどうにも為にならぬ事があるによつて
それでつれのう去なすのじゃ程に
聞分けて去んだがよいぞえ

c0196076_4444490.jpg

と言いつゝ内へ針箱の 底を探して豆板の

c0196076_4463055.jpg

まめなを喜ぶ餞別と 紙に包んで持つて出で

c0196076_4222590.jpg

別れともない コレ 今一度顔を
と引き寄せて 見れば見る程胸迫り
離れ難なき憂き思い
それと知らねど誠の血筋・・・

c0196076_4464967.jpg

イヤイヤ どう思い諦めても
今別れては又逢う事はならぬ身の上
追ついて連れて戻そう

さうじや さうじやと子に迷う
道は親子の別れ道 後を慕うて 尋ね行く・・・

c0196076_4371559.jpg

人形を愛おしげに操るおやじさんたちの
やさいい眼差しがとても印象的でした・・・
トラックバックURL : http://gejideji.exblog.jp/tb/25644287
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by ei5184 at 2016-05-27 05:00
人形と実写版! dendoroubik さんの処でしか
お目に掛かれない 貴重な写真でしょう!
長浜、10月には訪ねてみます。
Commented by dendoroubik at 2016-05-28 00:07
☆eiさん

ここでしか見ることができないでしょう
果たして見る必要があるかどうかは別にして(笑)

10月はどんなプログラムになるのかわかりませんけれど
「どんどろ大師」はぜひご覧ください!
ハンカチをお忘れなく・・・涙しぼられますよ
by dendoroubik | 2016-05-26 21:50 | ◆摂津の祭 | Trackback | Comments(2)