小松お旅まつり 2016 その1

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子ども歌舞伎が演じられる小松の曳山は安永5 年(1776) 近江長浜長浜より譲り受けた古い曳山を
加賀の伝統工芸を駆使して改良発展したものといわれます。
それ以前にも、小松の「お旅まつり」では、すでに曳山が造られて曳きまわされていたそうで
その記録の初見が明和3年(1766)そこから数えて今年が250年ということになります。

記念すべき「曳山250年」の今年、土曜日に、お馴染みのせんべぇさんと小松へ出かけました。
現地で、達人toraさんとも合流です。




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到着すると、あちこちから獅子舞のお囃子が聞こえてきて、もうそれだけでテンションがあがってきます・・・(笑)

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橋南の五基が曳揃えられた「花道広場よろっさ」では、「第四回みよっさ口上大会」がおこなわれていました。

  エイトウエイトウのご贔屓
  七重の膝を八重に折り・・・

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恒例の(笑)「こまつ姫御前」の三美女。

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この日の子ども歌舞伎は、橋南の五基曳揃えと、午後からの八基曳揃えでの執行のみで
町なかで単独でおこなわれるのは材木町での午前中1回のみでした・・・

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曳揃えも見ごたえがあっていいのですが
小松の古い町家を曳行され、おこなわれる狂言が、なんといっても情緒があって良く
今度行くとしたら、金曜か日曜を選ぶかもしれません。

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細工町の交差点に、八基の曳山が曳き揃えられてゆきます。

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例年は、土曜日の八基曳揃えのあとに最後の狂言がおこなわれるのですが
今回は1回目の執行のあと昼過ぎから曳揃えられ、ここで2回披露されることになりました。

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子ども役者のお練り・・・

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開会式では、八基すべての曳山が、順に口上を述べていくというアトラクションがありました。
最後は全員で・・・

  すみからすみまで ズズ ズイーッと 
  御願い 申し上げたーてまつりまーす
  そのため口上 とざい とーざーい

これがなかなか良かったです。

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各町内対抗子供獅子コンテストの上位4町の獅子舞披露。

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舞手は黑の学生ズボンに白のカッターシャツ。 お囃子隊は町名の入った化粧まわしがカッコいい!

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石川県は、富山県とともに、全国でも群を抜いて獅子舞の多い土地なのだそうです。
小松の獅子舞は「加賀獅子」や能登の獅子舞とは、系統が異なるものだと思いますが
躍動感のある独特のスタイルがすばらしく、これを見るのも、お旅まつりに来る楽しみのひとつです。

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材木町「仮名手本忠臣蔵 七段目 一力茶屋」

三番叟と・・・

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開幕して最初に登場する大星力也・・・

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場面が改まってすぐに登場する仲居はなんと一人三役。 驚くべき早変わりでした。

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小松の役者は女の子が主流ですが、町によっては男の子も演じるところもあり、今回は大星 由良之助と斧 丸太夫がそうでした。

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鷺坂 伴内を演じるのは小学校3年生の女の子。 観客を笑わせるシーンのお茶目な演技が最高!

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町によって得意な演目があるのでしょうか。 4年まえに見た材木町も忠臣蔵を演っていました。

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同じく西町も、前回の「銘刀石切仏御前」につづいて、石田寛人氏による新作歌舞伎。「辰巳用水命光輝 稲葉左近館之場」

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金沢を流れる辰巳用水の工事に関わった小松出身の石工の悲劇を描いた物語。

  小松の西町あたりに預けいれ・・・

といったセリフがフィーチャーされていたり
小松の繁栄の礎を築いた前田利常が登場するなど、「銘刀石切仏御前」以上に小松度満載の芝居でした。

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材木町の役者たちも観覧。

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最後は恒例の粽まき・・・

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曳山が各町へ還ってゆく姿も見たかったのですが、遅くなるので泣く泣くここで撤収です・・・
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Commented by 清水 at 2016-05-17 22:35 x
さすが美女ハンターしっかり押さえていますね(笑)
私も15日に行ってきました
今回は観客が多くて撮影場所の確保が出来なかったので
見物に徹してきました
撮影出来なくて見るだけでも楽しいお祭りですね
Commented by dendoroubik at 2016-05-17 23:06
☆清水さん

毎回のことなので 今回だけ抜かすのは失礼にあたるかと(笑)

土曜日はちょっとイベント色が勝ちすぎて
正直 祭り情緒が足りないように思えました
しかしカメラマンよりも子供歌舞伎を楽しもう
という人が圧倒的に多いのが小松のいいところですね
by dendoroubik | 2016-05-17 22:00 | ◇小松お旅まつり | Trackback | Comments(2)