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内川遊覧

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富山新港の放生津側を西に、2キロほど流れ、ふたたび富山湾へ流れ込む運河・・・内川。
両岸には漁船が係留され、風情ある港町の風景がひろがっています。
当初は予定していなかったのですけれど、あんまり天気がよかったのと
海王丸パークを訪れたのが、ちょうど出航の時間だったこともあって、内川を遊覧する船に乗ってみました・・・




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年明け1月に公開される映画「人生の約束」は、ここ新湊が舞台。
予告編(⇒こちら)を見ていると、内川の風景や、新湊曳山まつりがフィーチャーされています。
こりゃあ、見るしかないですね!

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海王丸パークを出航して、時計まわりで富山新港へ。

越ノ潟から堀岡へ向かう富山県営渡船、越ノ潟フェリーとすれちがいます。

新湊大橋開通後も、運行してたんですね・・・
たしかに、あの長大な橋を徒歩や自転車で通行するのは、たいへんそうです。

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それにしても、気持ちのいいお天気です。

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富山新港から内川へ・・・

2キロ弱のこの運河には、10の橋が架かっています。
それぞれに個性的な橋で、これを鑑賞するのが、遊覧船の売りのひとつです。
なかでも、いちばん目を引くのは、向こうに見えるベンガラの切妻屋根をもつ東橋。
スペインの建築家の設計によるものらしいです。

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以前から、そんな風に言われるのを聞いたような気もしますが
最近、射水市の観光案内なんかでは、内川が「日本のベニス」と謳われています。
個人的に大好きな場所ではありますが・・・大きく出たもんです(笑)
民家のベランダにトンビが呑気にとまっているのもご愛嬌。

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インパクトのある掌のオブジェのある「山王橋」。

新湊曳山まつりには、13の曳山町があり映画で、竹野内豊の友人が住んでいた
・・・という設定の四十物(あいもの)町はこの橋の北側。

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たしか、新湊曳山まつりでは、曳山をいっしょに曳くことを「つながる」といったと思います。
福井県勝山市の左義長まつりで、太鼓を叩いて踊ることを「浮く」というのと同じように、祭り独特の言い回しです。

  心がつながる、この場所で―

・・・という映画の惹句は、この言い回しから採られているのかもしれません。

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内川を出て富山湾へ・・・

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小一時間かけて海王丸パークへ帰着します。
Commented by ei5184 at 2015-12-13 05:33
雪の立山を背景に 帆船が映えますね~

赤い灯台も・・・!
Commented by nararanran at 2015-12-13 06:59
お隣の石川県民だったものから言うと
こんな日に巡りあうのは、めったにない^^
絶景ですね~
内川の方々も、この写真を見られると大喜びされると思います。
すてきに撮ってくださってありがとうって。
Commented by dendoroubik at 2015-12-13 18:44
☆eiさん

富山県の射水市には 
2年間 単身赴任していたことがありまして
とても懐かしい風景でした
立山を ただボーッと眺めているだけで
他になにもなくても 満足だったんですけれど
おっしゃるように 海王丸や灯台が
冬の立山をバックに とても映えていました
Commented by dendoroubik at 2015-12-13 19:00
☆らんさん

晴れの日が少ないからというだけでなく
冬の白山や立山 ホントにすばらしいですね!
あまりにすばらしすぎて 普段は
出し惜しみしてるんじゃないかと思うくらい(笑)
この日は食事中など 屋内にいるときも
ソワソワでしてしかたありませんでした・・・
Commented by mahoroba-shahai at 2015-12-14 06:14
雪をいただいた立山、やはり神々しいですね。
この立山を入れた写真が、たくさん撮れるので
楽しみが倍増しますね。
これからが楽しみです。
Commented by dendoroubik at 2015-12-15 07:24
☆まほろばさん

家持が「神からならし」というように
まことに神々しい光景ですね
関西には(里から見える山としては)ないスケール感
眺めているだけで恩寵のように感じられました
by dendoroubik | 2015-12-12 23:59 | 富山 呉西 | Trackback | Comments(6)