揖斐祭り その1

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伊吹山を囲うように隣接する4つの地域、
滋賀県長浜市、米原市、岐阜県垂井町、
そしてこの揖斐川町で、
曳山子ども歌舞伎が伝承されています。

5月5日、はじめて岐阜県揖斐川町の
「揖斐まつり」の本楽を訪ねました。

子ども歌舞伎だけでなく、
見どころ満載、魅力溢れる祭りでした・・・




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揖斐川町の市街地に到着したのは、午前9時過ぎ。

狂言の舞台を備えた豪華絢爛な曳山が
(こちらでは「芸山」と呼ぶそうです)
各町から三輪神社へ向けて
曳行されていくところでした。

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この祭りは、江戸時代享保年間に
始まったといわれますから、
300年以上の歴史があることになります。

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現地でいただいたリーフレットによると・・・

  この地に陣屋を置いて支配していた旗本、
  岡田将監善諮が享保5年1月、
  幕府の旗本奉行に任命された事を祝い、
  各町が競ってつくりものを拵えて、
  神輿の先へ渡したものと伝えられます。

・・・とあります。

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享保5年の祭礼で
踊りが奉納されたのをきっかけに、
徐々に、祭礼と芸能を奉納する山が
融合していったようです。

長浜や垂井などの影響で、曳山が造られ、
明治20年、谷汲山華厳寺の御開帳に合わせて、
上町 高砂山にて「菅原伝授手習鑑」四段目と
「白旗取合伊達男」を上演したのが
子ども歌舞伎のはじまりだそうです。

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支度中の子ども役者・・・

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曳山(芸山)は5輌。

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高砂山(上町) 住吉山(中町) 鳳凰山(下町)
龍宮山(上新町) 市山(下新町)・・・

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曳行されていく芸山の舞台には子どもたち。

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午後11時から「練り込み」という、
役者のお練りがあります。

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スタートは秋葉神社から。
(毎年、ここから出発するのかは、わかりません)

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役者を中心に、
笛、太鼓、三味線で囃子を奏しながら、
町中を三輪神社まで練ってゆきます。

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直接、三輪神社まで向かうのかと思っていたら、
本町通りの途中で右折し、
国道の手前まで練って、休憩。

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本町通りに戻って、三輪神社を通過して休憩。
折り返して神社まで、という、
長時間にわたる、うれしいサービス(笑)

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役者のお母様方も、着物姿で付き添い、
というのも、華やかで、とてもいいですね。

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本殿に参拝。

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曳き揃えられた五輌の芸山。

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正午過ぎに、舞殿で巫女舞の奉納。

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2組に分かれて奉納されるのですが、
休憩していて、1組目を見逃してしまいました・・・

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午後1時、神輿出御式。

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午後1時半、神輿出発。

曳山のまえで「御輿吊り」なるものがあり、
これがとてもおもしろい。

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午後2時、4時、7時半に狂言の執行。

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「芦屋道満大内鑑 狐葛の葉後日譚」
(あしやどうまんおおうちかがみ 
 きつねくずのはごじつばなし)

左手、後ろ手で襖に、
和歌をしたためるクライマックスが圧巻。

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陽が傾く頃、町に練り出していた神輿が、
三輪神社に還ってきます・・・

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高く差し上げたり、回転させたり、
組み合わせたりと、こちらの神輿は見ごたえあります。

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午後1時半、最後の狂言です。

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キツネだったとされる安倍晴明の母の物語・・・

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  人ならぬ 身こそ辛けれ 和泉なる・・・
    
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 信太の森の 怨み葛の葉・・・
by dendoroubik | 2015-05-11 22:15 | ◆美濃の祭 | Trackback | Comments(4)
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Commented by tamsanpe at 2015-05-12 13:16
写真の中の人物が生き生きとしてますね。
とても素敵です。

見所盛り沢山のお祭ですね。
このブログを拝見して各地のお祭を訪ねたい衝動に駆られてます^^
Commented by dendoroubik at 2015-05-12 19:25
☆ぴんの助さん

こんばんは!

>各地のお祭を訪ねたい衝動

駆られたのなら いますぐGOですよ~(笑)
貴地にも すばらしい祭りがたくさんあり
でも 遠隔につき なかなかおジャマできません
・・・ので ぴんの助さんが撮ってくださったなら・・・

「いい顔」に出合うことは
祭りへ行く理由の8割くらいを占めているかもしれません・・・
Commented by 清水 at 2015-05-13 21:36 x
どこのお祭りに行っても血が騒ぎます
私も日本人なのですね~(笑)

郡上八幡より南の岐阜県はほとんど知りませんが
写真を拝見すると行きたくなりますね~

16日は白山市のおかえり祭りに行きます
全日本写真連盟福井県本部の前期撮影会です
子供歌舞伎はありませんが
被写体には事欠かない面白いお祭りですよ
Commented by dendoroubik at 2015-05-14 10:50
☆清水さん

そういえば 観光地やテーマパークに訪れる
外国人観光客の多さにくらべると
お祭りで見かける外国人というのは 存外 少ないですね
血が騒がないということはないと思うのですが・・・

岐阜県のお祭りも多彩ですね
お隣なのに それほど行けてはいないのですが
見たものはすべてよかったです

「おかえり祭り」は4年まえにお邪魔し
再び訪ねたい祭りのひとつでした
実は 天気がよければ土曜日に行くつもりでした(笑)
晴れるといいのですが・・・