勝山左義長まつり 2015 その4 彼女に狂って

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どこまでいい顔ができるんや!

・・・っていうくらい、いい顔されていますね。

よろこびや福々しさを、
おどけた表情であらわしたものが
おかめ・ひょっとこの面なのだと思うのですが、
そのお面と素顔が同時に並んでいると、
よけいに打ち手のいい顔ぶりが際立ちます。

おかめ・ひょっとこに負けない、いい顔!

櫓の上は、いい顔、百花繚乱・・・。

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そんな「いい顔」の素顔が、
逆に、ひょっとこの面へ生成変化してゆく瞬間。

スゴい!!!!!!!!!!



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どの櫓の上も、いい顔で溢れているのですが、
上長淵の櫓は、左義長ばやし保存会の方々おを中心に、
名人が勢ぞろいすることもあって、
いつも多くの観衆に取り巻かれています。

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櫓のうえでの「浮き太鼓」は、もともと
おやじさんたちによって演じられてきたものだそうです。

可憐な女性や、愛らしい子供たちが
櫓の上で「浮く」ようになったのは、
だいぶ時が下ってからのことだと仄聞しました。

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味のあるおやじさんの浮きは、
なんともいえず楽しいものですが、
まさに老若男女・・・が
(老・・・があまりないのが残念ですが)
入り乱れて櫓の上で浮くところが、
このお祭りの楽しいところだと思います・・・。

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昔はどんな様子だったかは、
想像するより他ありませんが、
現在は、ちょっと「おやじさん比率」が
低いように思えるのを、物足りなく感じたりもします。

僕がそう言うと、同行のせんべぇさんに、

 昔みたいに、おやじさんばっかりで、
 子供や女の子がいなくても、祭りに来ますか?


・・・と聞かれ、考えてしまいました。

うーん・・・たぶん、来ません(笑)

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勝山左義長まつりを「日本一の祭り」
・・・とおっしゃる作家の椎名誠さんは、
今年もこの祭りに来られていたそうで、
週刊誌にこんなことを書かれていました。

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この祭に、こんなに感情を揺さぶられるのは、
祭りの当事者たちが、心底、この祭りを楽しみ、
その楽しさ、ヨロコビ、希望などが、
町じゅうに溢れているのを感じることができるからだ・・・と。

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当事者が、祭りを心底楽しむというのは、
他の祭りでも珍しいことではありません。
でも、真剣になりすぎて、つい、

「どうだまいったか」

・・・といった、自負というか、驕りのようなものが、
前に出てきてしまう祭りというのは、
見ていて、どうも面白くない
・・・という意味のことを、書かれていました。

同感です。

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技術であれ、伝統であれ、
「どうだ」・・・って言われると、
たしかに、ちょっと鼻白んでしまうものです。
勝山左義長まつりには、
そういったイヤ味みたいなものが、
まったく感じられません。

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それはどうしてなのか?
・・・と考えてみるのですが、わかりません。
あるいは、それは勝山の方々の
心性に根ざしたものなのかもしれません。

300年以上の歴史・・・と、この祭りは称されますが、
引き継がれているのは、
祭りのかたちよりも、むしろ、
気負わずによろこびを表現する
心意気みたいなものではないかと思うのです。

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「太陽のよう」

・・・と、せんべぇさんはブログのなかで、
この女性の笑顔を表現しておられました。

ホントに、そうとしか言いようのない、
見ているだけで心が温まるような笑顔です。

正確無比にリズムを刻んでいるのに、
打ち手それぞれの個性、というか持ち味が、
ダイレクトに伝わってくるのが浮き太鼓です。

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熟練の打ち手だけでなく、
子供たちもその個性を
のびやかに表現しているのに瞠目します。
もちろん、太鼓もムチャムチャ上手いです。

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この個性や自由度が、
繰り返し訪れたくなる魅力のひとつですね。

毎年、そんな個性に再会できるのは、
とてもうれしいことです・・・。

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まるで、手の届かない何ものかに
届けとばかりに激しく打ち鳴らされる
この女性の太鼓には、いつもグッときてしまいます。

ファンキーなのに、合間に見せるさぎっちょスマイル
最高です!

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何回も同じことを書いてしまうのですが・・・

「笑顔で浮いている」というよりも、
「笑顔(そのもの)が浮いている」よう・・・。

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しあわせな笑顔のその理由は・・・

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今年の祭の朝、市役所へ
婚姻届をだされたばかりのさぎっちょカップル。

お幸せに~~♪

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この方の太鼓を見るのも、
勝山へ来る大きな理由のひとつです。

でも、太鼓を叩くストローク数は、ものすごく少ないです(笑)
by dendoroubik | 2015-03-05 17:44 | ◇勝山左義長まつり | Trackback | Comments(8)
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Commented by nararanran at 2015-03-05 18:41
あっはっは~~笑
一人でパソコンに向かっていたら
なんと(笑) ひょっとこさんイロイロバージョン(爆笑)
とっても笑わせていただきました\(^o^)/
今の笑顔のまんま寝よっと(笑)
Commented by masa5901 at 2015-03-05 18:53 x
初めてコメントさせていただきます。
あなた様のこのブログを観て以来、一度は観てみたかったこのお祭りを本州最南端の和歌山県より出向いた者です。
僅か数時間程の滞在でしたが、本当に楽しい時間を過ごす事ができました。
ありがとうございます
Commented by dendoroubik at 2015-03-05 19:13
☆らんさん

しばらく更新がなかったので
お元気かと案じておりましたが
笑顔になっていただけてたみたいでなによりです(笑)
こんな写真なんかより
実物見たほうが100倍笑顔になれます!
来年はらんさんもぜひぜひ勝山へ\(^o^)/
Commented by dendoroubik at 2015-03-05 19:46
☆masa5901さん

はじめまして!
ご覧いただきましてありがとうございます

土曜日にいらっしゃったんですね!
お写真 拝見いたしました
すばらしい作品の数々・・・感動がよみがえり
うっとりといたしました \(^o^)/

それにしても すごく近くで見物していたようです
アップしてないのですが
11枚目のお写真と ほとんど同じアングルの写真がありました
袖ふれあうくらい位置です

できれば 来年もごいっしょに・・・
さぎっちょを楽しみましょう!!!
Commented by senbei551 at 2015-03-05 23:24
椎名誠さんと、櫓の下でいっぱい飲み交わしたいものです(^^
Commented by dendoroubik at 2015-03-07 00:04
☆せんべぇさん

椎名さんとはなかなか機会もないかもしれませんが
また来年も 櫓の下で さぎっちょのここがいいとか
あれがよかったとか語り合いましょう(笑)

おっとその前に 近江八幡の左義長まつりはいかがですか?
Commented by goodroads at 2015-03-10 18:24
こんばんは

写真の演者の方々は皆さん勿論、輝いておりますが

2枚目の写真の真ん中の方・・・
私自身、去年も記事で拝見した際に脳裏に強烈に刻み込まれました方ですが。
これぞ、まさしく異彩!?ひときわ輝いている姿を今年も拝見し、懐かしさのような安心のような、そして溢れんばかりの多彩な表情とその奥に秘められたpassionに~

私は彼は左義長まつり参加していると言うよりは・・・
彼自身が「左義長まつり」であり、「勝山」なんだという気さえいたします。
Commented by dendoroubik at 2015-03-10 20:30
さすがTomさん!
慧眼に恐れ入ります
実は 僕もこの祭りへ行く理由の半分以上は
この青年を見ることにあります

写真だけでは 
ふざけているだけの人ようにとられないかと
ちょっと心配なのですが
祭りについて フィロソフィをお持ちの方で
また 毎日 鏡のまえで 研鑽も積んでおられるそうです

この方の存在が この祭りのスケール感を
グッと押し上げているように 僕は感じています!